恋愛・夫婦の心理学

忍耐女子と「本来は望まない不倫」。めったに書かない不倫について真面目に心理する その2

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

んー今日から大阪出張なんですが、新幹線が満席ですねー。金曜の朝はやはりビジネスマンの方が多いですね。

この光景、個人的には若干「通勤電車」に乗っている気分で、凄く懐かしい・・・といいますかね。まだ僕が世の中に適応していた頃・・・もとい、会社員だった頃を思い出します。

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。

 


昨日のコラムの続きです。

気づかないところで動く「パパ」の影響

例えばですよ。

みなさんにとって「分かっているけれどやめられない」ことってないでしょうか。

ついつい食べてしまうこと。
ついつい働きすぎてしまうこと。
ついつい言いすぎてしまうこと。
分かっちゃいるけど怖いこと、避けたいこと。

それっていわゆる「理性」を超えた、何か私の中でうごめくものがあると思いませんか。

食べちゃいけないと思っても、目の前に食べ物がある。
働きすぎないようにと思っても、目の前にこなすべきタスクがある。
言い過ぎないようにと思っても、夫や妻を目の前にすると気が緩む。
理解をしていても、怖いものは怖いし、嫌なものは嫌。

だとすれば・・・。

「本来は望まない」忍耐女子の皆さんの不倫。

そのお相手・・・目の前に登場する「既婚男性」とは、忍耐女子のみなさんにとって、一体どういう意味があるのか?と考えていくと、いろいろと「望まないのに関係が切れない、ついつい足を踏み入れてしまう」ことができそうです。

多くは大人の男、です。

そして多くの女性のみなさんにとって「最初に出会う大人の男」は「パパ」ですよね。

実は忍耐女子のみなさんが陥りやすい不倫関係の根っこには「パパ」との関係性の影響が見えてくることって少なくないものです。

それはパパが好き、甘えたいという気持ちを我慢してきた・・・

そんなシンプルな発想で思い浮かぶものだけではなさそう。

パパを助けたい、もそうです。
パパの包容力・安心感を感じていたい、もそう。
パパが大嫌いで今も疎遠、うまく関われない、もそう。
ちょっとカウンター的ですが、ママとの関係がとにかく嫌、もそれにあたることもあります。

何かしらの父親にまつわる感情、関係性、未だ解放されていない未処理の感情があると、既婚男性との間でそれを解放したい、と感じてしまうこともあるようです。

それが望まない関係だけと切れない、つながってしまう理由になってしまう。もちろん理性を超えて、ですね。

不倫相手の彼が困っている姿を見ると放っておけない。つい手を貸してしまう。
不倫はダメ、と分かっているけれど、彼がある意味理想的な男性のように見えてしまう。
理性ではどうにもできないほど、普段の私らしくないけれど、不倫相手の言動になぜか振り回されて、寂しさに飲み込まれてしまう。
不倫相手のことよりも、その奥さんに対するマイナスの感情が強くて、関係が切れない。

そういったことが起きるでしょうね。

これらの現象って、その女性の内面にある「未だ解放されず、封印されてきた感情」の影響で引き起こされるものでもあるよね、と僕は考えている部分があります。ま、全てがそうだとは言いませんよ。

ただ、本来は「親密なパパとの関係で解放されたほうがより安全な感情」を、解放できていなかった、ということも実際にはあることです。もちろん事情があって、ですけどね。

どこかパパとの関係の中で心理的な距離があったり、自立的な要素が強く存在しているイメージ。

すると、不倫男性がココロの中で「パパ代わり」になっていることもあるんです。

ここでいうパパ代わり、とは、パパの代役ではなく「パパからもらいたかった気持ち、感覚」を埋めるために不倫相手を必要としていた、というイメージですね。

***

かつて、ある女性がカウンセリングにお越しいただきました。

彼女は「不倫相手の彼に必要とされる度に、断ろうと思ってもどうしても断れなくなってしまう」というお悩みを持っていたんです。

僕とその女性のカウンセリングの中で、イメージセラピーの中で「パパに出会ってもらった」事があるんですよ。

すると・・・時間はかかったんですけど「パパに触れて、気持ちを話した」途端、彼女は大粒の涙を流しながら号泣されていました。

驚いていたのは、僕ではないんです。そのご本人です。

いくらセラピーとはいえイメージですからね、彼女も冷静にセッションを受けてくださっていたんですよ。まさか私の心の中からこんな感情が溢れてくるなんて・・・。

彼女は本当に驚いておられました。

彼女がイメージの中で「パパに触れ、私の言いたいことを話した」その瞬間、大きく心が反応したんです。

たった一言「パパが好き」、パパに「大切な娘だよ」と言ってもらいたかった。パパの気持ちが知りたかった。

長い間パパの前で気持ちを隠し、そしてパパにも近づけなかった彼女には、「大きなパパとの心理的距離」がありました。

その感覚が彼女の自立的な態度につながっていたんです。実は彼女「私から男性を求められない」という要素も持っていたんです。

だから彼女はいつも「不倫相手の彼に必要とされる度に、どうしても断れなかった」のでしょう。

どうやら彼女がココロの中でパパに求めていたものを、不倫相手は実際に与えてくれていたようなのです。優しさ、褒め言葉、頼りがい、そして安心感・・・。

しかしセッションで彼女が取り戻した感覚は、とても暖かく安心できるものだったそうです。

それから徐々に彼女の心は安定し始め、不倫中の彼との関係も冷静に見られるようになっていき。私の幸せを優先できるように、カウンセリングが更に深く進んでいった、というお話ですね。

また続きは次回に。

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