こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
不倫について悩まれている方の中には、
- なぜ自分が不倫関係に入ってしまったのか分からない
- 望んで始めた関係ではなかった
- やめたほうがいいと分かっているのに、気持ちが離れない
そんな戸惑いや混乱を抱えている方も多いように感じます。
このページに辿り着いたあなたも、もしかすると、
どうして私は、こんな関係を選んでしまったのだろう
そんな問いを抱えているのかもしれませんね。
この記事では、不倫にハマってしまう女性心理、
とくに「望まない不倫関係」を受け容れてしまう背景について、
不倫心理の構造を整理しながらお話ししていきます。
Index
不倫にハマってしまう女性心理とは?【不倫心理の解説】
不倫というと、世間ではしばしば
- 依存的
- 意志が弱い
- 寂しさに負けた
といったイメージで語られがちです。
もちろん、そうした側面がまったく関係しないとは言いません。
ただ、実際にカウンセリングの現場でお話を伺っていると、それだけでは説明しきれない不倫心理が見えてくることも多いのです。
とくに多いのが、
「自立している女性が、望まない形で不倫関係に入ってしまう」
というケースです。
望まない不倫関係に陥ってしまう女性心理【不倫 心理】
心理的に自立しすぎている女性の特徴
「自立している」と聞くと、
一見、恋愛トラブルとは無縁に思えるかもしれません。
けれど実際には、
- 仕事や生活を一人で回してきた
- 誰かに頼るより、自分で抱えることが多かった
- 弱音を吐く場所がほとんどなかった
こうした心理的に自立しすぎた状態の女性ほど、心の拠り所を感じにくくなっていることがあります。
僕なりの言葉で言えば、
「安心して寄りかかれる心理的な居場所がない状態」
とも言えるでしょう。
そうした中で、
- そばにいてくれる
- 否定せずに話を聞いてくれる
- 女性として扱ってくれる
そんな存在が現れると、「受け入れてはいけない」と頭では分かっていても、心が動いてしまうことがあるのです。
矛盾した欲求の落とし所としての「不倫」
望まない不倫関係に陥る女性の心理には、
次のような矛盾した欲求が同時に存在していることがあります。
- 誰かと深く向き合い、依存する関係には抵抗がある
- でも、誰にも必要とされない孤独には耐えられない
この二つの気持ちは、どちらも自然なものです。
そして、この矛盾の“落とし所”として、
「既婚男性との関係」
が選ばれてしまうケースがあるのです。
既婚男性は、
- 距離が近づきすぎない
- 生活の全てを共有しなくていい
- それでいて、女性として扱ってくれる
そうした特徴を持つことが多いため、自立と寂しさの間で揺れる心にとって、都合のいい安全地帯のように感じられることもあります。
不倫心理は「依存」ではなく「自立の問題」でもある
表面的には、不倫は
「人に依存してしまう問題」
のように見えるかもしれません。
けれど、もう一段深く見ると、
「誰にも依存できないほど、自立してきた結果」
として不倫が起きている場合も少なくありません。
どんな人であっても、何にも依存せずに生き続けることは難しいものです。
拠り所を持てないまま頑張り続けた結果、心が限界を迎えたとき、不倫という形で“人とのつながり”を求めてしまう。
それは決して、だらしなさや弱さだけで片付けられる話ではないのです。
なぜ「望まない不倫」を受け容れてしまうのか
善悪判断で自分を裁くほど、心理構造は見えなくなる
不倫関係に悩んでいる方ほど、
- 自分を責める
- 罰するように考える
- 「私はダメな人間だ」と結論づける(その反動で不倫を正当化することもある)
こうした思考に陥りやすい傾向があります。
しかし、善悪だけで自分を裁いてしまうと、
なぜこの関係が必要だったのか
という、本当に大切な問いが見えなくなってしまうのです。
不倫が「心の機能」として働いていた可能性
不倫という関係は、
決して褒められたものではありません。
けれど同時に、
- 孤独を和らげる
- 心を保つ
- 崩れないための仮の支えになる
そんな心理的な機能を果たしていた場合もあります。
この構造を理解せずに、ただ関係を断ち切ろうとすると、別の形で同じ苦しさが再現されることもあるのです。
不倫心理を理解することが、抜け出す第一歩になる
望まない不倫関係を持ってしまった自分を、
責め続ける必要はありません。
まず大切なのは、
”なぜ、この関係があなたにとって必要だったのか”
を静かに見つめることです。
心理パターンが変われば、未来に選ぶ関係性も変わっていきます。
不倫をやめたいと感じている方へ
もし、この記事を読みながら、
- この関係を終わらせたい
- でも、どうしても踏み切れない
- 心理的な整理をしたうえで向き合いたい
そう感じているのであれば、次の記事も参考になるかもしれません。
【不倫をやめたい女性へ】やめられない心理と後悔しない手放し方
不倫心理を理解したうえで、「これからどうしたいか」を考えるための記事です。
こちらの記事もおすすめです
おわりに
望まない不倫関係に苦しんでいる方は、決して軽い気持ちでこの問題に向き合っているわけではありません。
それだけ、人を大切にしようとした証でもあります。
もし一人で抱えるのが苦しくなったら、カウンセリングという形で、一緒に心理構造を整理することもできます。
どうか、自分を罰し続ける選択だけは、しなくていい。
そんなことを、この文章を通してお伝えできていたらと思います。
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