え?同じじゃないの?「愛」と「恋」の違いとは?

愛を包む二人の手

意外と分かりづらい「愛」と「恋」の違い。

そもそも愛と恋とは違うものなのか?それとも同じものなのか。

今、好きな相手に向けている気持ちは愛なのか、それとも恋なのか。

はたまた単純に好きなだけなのか。

そんなご質問をいただくこともしばしばです。

そこで愛とはなんぞ、恋とはなんぞについて、少し突っ込んで解説してみたいと思います。

よろしければどうぞ。

恋は「ドキドキしながら相手に気持ちを寄せている状態」

恋する女性

さて、恋愛という言葉には「恋」と「愛」という文字が使われていますよね。

この2つの文字、やはり意味が違うのですよ。

では、まず「恋」について簡単に解説してみたいと思います。

なお、恋についての解釈も様々存在するのですが、その中でも重要なものをピックアップしてみます。

相手に愛情を寄せること、その気持ち

「恋」とは「相手(異性)に愛情を寄せること、その気持ち」という意味で使われることが多い言葉です。

つまり、自分が好きな相手に気持ちを寄せている状態が「恋」と解釈できるのです。

また、恋は「相手との合意形成が無くとも可能」であるとも言えるんです。

いわゆるファン心理のように、こちらが一方的に好きになり、相手との合意形成がなくとも「恋をしている」となるわけです。

恋は比較的短時間で成立することが多い

さて、恋は愛と比較して比較的短時間で成立する、と言われています。

恋に落ちるのは一瞬だとか、一目惚れ、なんて言葉がありますけど、まさに短時間で恋に落ちることってよくあることと言えるのかもしれません。

恋をするとドキドキする

また、恋をすると身体感覚が伴うことが多いと言われています。

「ドキドキする」という、アレですね。

このドキドキの正体は「怖れ」であるという考え方もありますね。

まぁ人のことを好きになると怖くなる方もいるのではないでしょうか。

この時感じているのは愛というより、恋、なのかもしれませんね。

愛は一人では成立しない。「相互性」を孕むもの。

愛し合う二人一方、愛は恋とは違う意味になると考えられます。

相手を自分と同じようにいつしむ気持ち・与えること

愛は「相手を自分と同じようにいつしむ気持ち」や「与えること」という意味で解釈されることがあります。(他にもさまざまな解釈がありますけどね。)

つまり、愛とは自分のためではなく、相手のため、二人のためももの、ということになるんですね。

恋は自分のために感じる欲求と言えるのですが、「愛は与えるもの、差し出すもの」という表現があるように、相手のことを慈しむ目的で使われる言葉です。

時間をかけて育むもの

愛は長い時間をかけて育むものであり、単独で成立するものではないと考えられることが多いですね。

もちろん相手と出会って短時間で相手を心から愛することができる人もきっといるでしょう。

そういった方って、愛する能力や経験が豊富なんだろうと僕は考えます。

実は愛とは能力(想像力や感受性)と言われる場合もあって、愛を育む能力が在る方にとっては、時間を書けて愛さなくても相手を包める方もいるでしょう。

つまり、愛するということは経験や実践で磨かれる部分が少なからずある、ということです。

ただ、この場合、相手の愛が醸成するまでの時間も必要だ、という場合も少なくありません。

まれに最初からガンガン愛を打ち込んでいける、愛のマシンガンタイプの方と出会うことがありますが、この場合「相手があなたへの愛を育む時間も考えておいたほうがいい」なんてケースも少なくないのですよ。

なかなか難しい話なんですけど、愛が時間をかけて育むものならば、お互いに時間が必要となる場合もあるようですよ。

愛とは「相互性」である

ブランコに乗る愛し合う二人

愛の特徴を考えるとき、よく出てくる言葉が「相互性」です。

つまり、愛とは「自分と相手の相互作用(関わり合い)を重視したものの見方」と言えるんです。

だから、極論ですが「全く関わり合いがない愛」は、言葉の意味から考えればありえない、となります。

また、相手のことを考えているには違いないけれど、コミュニケーションせず一方的に良かれと思うことを与えているだけならば、その行為を否定する必要はないけれど、しかしそれは愛と呼べるのか、という難しい問題も出てくるのですよね。

相手のことを考えているには違いない。

そしてその考え自体も素晴らしい。

しかし、そこに関わり合いやコミュニケーションがあるのか、という話。

とかく自立的な方ほど

「自分で考えて答えを出すことこそ正義」

とお考えになる方も少なくないので、なかなか相手の気持ちを丁寧に確かめることを忘れてしまうこともありません?(僕もその傾向が強いですが(^^;)

 

ただ、もし「愛を育む」ということを考えるなら

  • 相手とコミュニケーションできているか
  • 自分の気持ちを伝えているか
  • お互いの良さも非も認めあえているか
  • 何でも言い換える関係か
  • 真剣な話をできる間柄か
  • 相手の話(影響)を引き受けることができているか

このあたりが重要なポイントになることが多いようですよ。

以上、なにか参考にしていただければ幸いです。

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 個々のご相談を心理学の視点で整理して、明快に言葉にしていくカウンセリングが人気。 キャリア17年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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