不倫をやめたいのにやめられないというご相談
私、ずっと不倫をやめられないでいます。
今のまま、彼と関係を続けていても幸せな未来は訪れないと分かっていてもなかなか不倫関係を手放せないでいます。
このままでは婚期を逃したり、子供を授かることも難しくなるかもと、不安になります。
しかし彼と別れるとなると、どうしても無理で、彼との関係を肯定的に見ようとしてしまう自分もいます。
不倫をやめる方法についての情報を集めると
「幸せになることを決意する」「不倫や報われない恋愛はやめると覚悟する」
といったことが書いてあります。
確かに分かるし、私もそうしようと何度も自分に言い聞かせてきたんです。
でも、ふと彼から連絡が来ると返信してしまう。
彼に会おう・会いたいと言われると断れずに会ってしまう。
体を求められたときも断ろうと思うけれど、実際に会うと彼を受け入れてしまう私がいます。
そんな私が悪いんですよね、きっと。
彼と会えない時間の中で、ときどきこんなこと思うことがあります。
このままじゃつらい。でも彼のことはやっぱり好きだから離れたくはない。
でも、本当は不倫や辛い恋愛を手放したいんです。
やっぱり私は意志が弱い人間なのでしょうか。
私はどうしたら今の彼から卒業できるのでしょうか。
今日は、どこか報われないような不倫をやめたいと思うけれどやめられない、と悩まれている方に向けたコラム。
実は「彼や不倫関係を無理に手放そうと思えば思うほど苦しさが増すから手放せない」という視点が持てるかどうかが鍵なのですけどね。
では、よろしければどうぞ。
不倫をやめられない心理
心理的に見て「不倫がやめられない理由」は「無価値感」にあります。
無価値感とは「私には価値がない」と感じる感情。
恋愛では「素敵な男性に求められない」「愛してもらえない」「必要としてもらえない」といった気持ちを作り出します。
ただ、報われない不倫をする人がすべて「私に価値がない」と認識しているわけではありません。
むしろ「私には価値があると感じたい」がゆえに報われない不倫をする方も少なくないんですね。
つまり、不倫は無価値感を埋めあわせる効果がある、といえます。
ただ、埋めあわせるのは無価値感で、幸せではない、というところが切ない部分かもしれませんね
※なお、自立した女性が望まない不倫を受け容れてしまうケースについては↓の記事で解説しています。
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