深読みさんと忍耐女子

忍耐しすぎると「しっかりした気丈な人」と思われるだけでなく

忍耐しすぎると「しっかりした気丈な人」と思われるだけでなく

例えば、あなたのお友達が最近、とても長い間一緒にいた彼と別れ、辛い失恋を経験した、としましょう。

しかし、お友達はいつもあなたの前で気丈に振る舞う人。

今日もあなたの目の前で笑いながら

「最近彼に振られちゃってさ~あはは、笑えるよね~」

と話していた、とします・・・。

さて、あなたはその友達の話を聞いて、どんな気持ちになるでしょうか。

親友なら泣きながら笑ってあげたいかもしれないけど、あなたに伝わる気持ちは「辛い」ですよね。むしろ全然笑えないかもしれない。

実際、その友達は実際に無理をしていますが笑っている。

けれどあなたに伝わっているメッセージは違いますよね。

 

こんな時、僕はメタメッセージという言葉を思い出すんです。

「メタ」は一つ高い次元のこと。

メタメッセージは、言葉や文字で伝えられたメッセージの本当の意味のこと。

そのお友達の笑顔が伝える本当の意味は、辛い、ということですね。

忍耐女子は「あなたはしっかりした気丈な人」と思われやすい、だけじゃない

忍耐女子が持たれやすい印象は「自立的・自己解決的」「気丈な人」「努力家・頑張り屋」「信頼のおける人」である場合が多いんです。

だから、あなたが忍耐を続けると、周囲の人にそう思われやすく放置されやすい傾向があります。

あなたが自分から関わっていく、自分から「助けて」「お願い」と言わないと、人が近づいてこない傾向があるんですよね。

だから、実際のご相談でも

「私は職場のみんなから距離を置かれているような気がしていて・・・」

「私が困っていても向こうから手を差し出してくれはしない」

なんてお話も伺いますし。

職場の中に、一人でもあなたに向かって気持ちを話す男性、手を差し伸べて気遣ってくれる男性がいると、急に恋に落ちる・・・なんてこともあるようですね。

が、それだけならややこしくなんてないんです。

忍耐女子はもう少し別のメタメッセージを出していることがある。

そもそも誰もが「好き好んで忍耐しているわけじゃない」という話ですね、うんうん。

だから忍耐女子の皆さんのハートの中には、寂しさや孤独、分離感が解放されず残っていることもある。もちろんそれぐらい一人で戦ってきた、頑張ってきたわけで、僕はこの部分を恥にしてほしくないなと思っていますよ。

ただ、パートナーシップは職場の対人関係と違い、心理的な距離が近い関係。感情の持つ影響力は、職場や友人関係よりも強まっています。

忍耐女子の皆さんは、彼がつれなくても、今の関係に不安を感じていても、その内面にある感情を抑圧して「気丈なフリ」をするでしょう?自分で処理をしようとしますよね?_

しかし、そのあなたの気丈なフリが、メタメッセージとしては「平気じゃない私」という部分を伝えることも多いんです。

いわば、あなたが忍耐して抑えきっている孤独や寂しさなどの感情が、パートナーになんとなく伝わるわけです。・・・まぁ相手がよっぽどあなたの表面的な部分しか見えない人が相手の場合は別ですけど。

そうなると恋愛でも「君の思いは重い」「期待に応えられない」と言われてしまうことがあるんです。

ずっと抑圧されてきた感情、今まで忍耐して残してきた幸せになる夢を、押しつぶされてしまうことがあって、そういったカウンセリングをさせて頂く度に、その切なさで僕も胸のあたりがグッと来ることがあるんですよね・・・。

***

とはいえ、忍耐してきた私が悪いわけじゃなくて、忍耐以外に感情を扱わず、何事も自己完結で処理してきてしまうと、そういったことも起きやすいので、とかく抑圧された感情の解放していただくサポートを行うんですね。

あなたのマインドを整えて、あなたが発信する目に見えないメッセージを整える、そんな意味合いも込めて。

こういったセッション・カウンセリングを行うと、多くの忍耐女子のみなさんはセンタリングできるようになるんです。心が楽になる分だけ、「私は私でいいし、私らしく生きればいい」と思えるようになり、意図しないメタメッセージを人に与えることが少なくなるんですね。

そういう意味では「我慢は恋愛に良くない」とも言えるんです。

が、そのあなたの忍耐・我慢が「間違った方法だった」と僕はいいたくないなぁ、と常々思うんですね。

それってあなたが必死だった、ということではないかなぁ、と思うから。

どれだけ切なくても頑張ってきた「あなた」の強さの証でもあるだろう、と思うから。

ただ、もし今のあなたの現実が、あまりに私の意思とは離れた方向に進むなら。

あなたの心の状態を意識してみたり、今までの「自己完結で感情を我慢する」方法とは違う心の扱い方もありますよ、と僕はご提案したいだけなんですよね。

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