愛深き忍耐女子シリーズ

愛深き忍耐女子が陥る「恋愛のデッドゾーン」とその抜け出し方

遠くを見つめる女性

愛深き忍耐女子が陥る「恋愛のデッドゾーン」

どれだけ愛しても、支えても、彼が幸せにならない(よって私も辛い)

どんなに相手のことを受け入れても、彼は私を拒絶する(これ以上頑張れそうにない)

どれだけ二人の幸せを考えても、幸せだって実感が得られない(どうしたらいいかわからない)

カウンセリングの中でこのようなご相談を伺うことがあります。

どれだけ与えても二人が幸せだと思えない。

自分が幸せになると相手が悲しみ、相手が幸せになると自分が悲しい。

そんな状態になる心理プロセスを「デッドゾーン」と呼びますけどね。

今日のコラムはそんな「愛深き忍耐女子が陥る恋愛デッドゾーン」の話ですね。

どうしたら愛し合える関係になれるのか、解説していきます。

「恋愛のデッドゾーン」とは何かを解説します

恋愛デットゾーンにハマった女性

まず「恋愛でのデッドゾーン」とはなにか、についてご説明します。

恋愛のデッドゾーンとは、二人の関係性がまるで燃え尽きたような、全く意味をなしていないような感覚がする様子(恋愛のプロセスの一つ)といえます。

明確なケンカもなければ、言い争うこともない。

何も起きないけれど、愛し合っている感覚もなければ、何のために一緒にいるのかすらわからない。

どこか停滞感が漂う関係。

一緒にいても重苦しい空気になる様子。

どこかで「もう別れたほうがいいのではないか」としか思えない。

場合によっては、浮気や不倫などの問題を引き起こしたり、別れ、離婚につながるケースもありますね。

恋愛(夫婦関係)の中で最も苦しい、辛いプロセスの一つと言えるでしょう。

「恋愛のデッドゾーン」が生じる理由

では、なぜ恋愛でのデッドゾーンが生じるのか、という話をしておきます。

恋愛のデッドゾーンが生じる理由は

「自分の価値観、愛し方だけで今の関係を成立させようとしている部分にある」

といえます。

言い換えるならば

相手の価値観、愛し方、存在をうまく機能させることができていない、とも言えます。

よって、相互作用(シナジー)が生じないわけです。

いわば、自分(一馬力)で関係を構築しようとする、その限界がやってきているとも言えますね。

その結果、例えば自分、もしくはパートナーの浮気などが起こりやすくもなります。

愛する側も、受け取る側も今の関係に限界を感じやすくなるので、別のロマンスを求めたくなるんですよね。

また、今の関係以外のところに意識を向けて

仕事に情熱を傾けたり、趣味に没頭したり、ロマンスを自分の子どもやペットに求めたりする人々もよくいます。

恋愛のデッドゾーンでは「与えるという意味での愛することが停滞感を生む」ことも

なので、恋愛のデッドゾーンでは

「与えるという意味での愛することが停滞感を生む理由になる」

という状態になりやすいんですね。

要は、今までどれだけ頑張って愛してきたか、という過去の自分の頑張りはきちんといい意味での自己評価をつけておきたいところなのですが

だからといって、与えることに没頭しても停滞感が増すばかり、なんて状態になるのです。

だから、「どうしていいかわからない」と感じるわけです。

こんなに愛しているし、やるべきことやってるし、相手のことを支えているのに、関係性が良くならない、と思うわけですしね。

これめっちゃ切ない話でもあるんですよ。

恋愛のデッドゾーンも一つのプロセス

なお、恋愛のデッドゾーンも一つの恋愛のプロセスなんですよね。

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そこが、本来持っている個性、特性と相まって

自分の愛し方、つまり「恋愛スタイル」を構築していくわけです。

そして、最愛の人と出会ったとき、その恋愛スタイルを使い、自分の愛し方によって相手を幸せにしようとするわけですよ。

例えば、支えてあげたい、受け止めてあげたい、そばにいてあげたい・・・

このような思いがなければ二人がともに過ごすことはないわけですよ。

でも、次第に二人のプロセスが進むと、そのやり方が「二人の幸せ」に繋がらなくなってしまうわけです。

むしろ苦しい、なんか辛い、意味がないように感じる・・・。

そんな状況になる。

例えば

相手をどれだけ受け入れても、自分の気持ちが消耗するばかり、とか。

彼がどれだけ素敵な人であっても、どんどん魅力を感じなくなったり、とか。

その理由は繰り返しになりますけど

自分の価値観、愛し方だけで今の関係を成立させようとしている部分にあるのです。

ここから降りられない分だけ、恋愛の停滞感は続いてしまうのです。

もちろん夫婦関係でも同じことが起こりますよ。

デッドゾーンにいる人ほど、自分を愛させないし救わせない

デッドゾーンにいる人ほど、自分を疑いやすくなります。

自分自身の力で今の関係を維持することしか考えられない反面、それが上手くいかないと感じているからですね。

よって、デッドゾーンにいる人ほど

自分を相手に愛させようとはしないし、助けさせたり救わせることもしないものです。

たとえ、相手の愛情を受け取ったとしても、それをどこか疑いながら受け取っていることも多いのです。

このとき、相手の存在、愛情、好意などはこちらに伝わっていないことになる。

つまり、相手の存在、愛情、好意などによって、こちらが救われるという状況が訪れないのです。

だから、相手はあなたの前から去る、もしくは、あなたと関わることで苦しむことになるのです。

「恋愛のデッドゾーン」の抜け出し方

恋愛デッドゾーンを抜け出すイメージ

さて、ここからは恋愛のデッドゾーンの抜け出し方について解説したいと思います。

恋愛のデッドゾーンを抜け出すための考え方、その基本は

「一人では抜け出すことができない」

という部分です。

恋愛がデッドゾーンで停滞する理由は

自分の価値観、愛し方だけで今の関係を成立させようとしている部分にある

とするならば

「一人でどうこうして抜け出すことはできない」

と考えるしかない、といいますかね・

つまり、二人でこの先のプロセスを進むこと。

二人で先に進もうとする意欲が持てるかどうか、そこが抜け出す鍵です。

しかし、多くの大人のみなさんは

自分の問題を自分で解決しようとしたり

相手のためにできることを自分の中だけで考えて結論を出してしまったり

今の関係性が辛く燃え尽きかけている苦しさや、今後の不安、深刻さなどを一人で抱えてしまっていることが少なくないのです。

もちろんその思いの多くは

「相手に迷惑をかけないため」

といった発想から生じるものなので、悪いことだとは言えません。

が、この時点で、「自分という存在は相手のためになっていない」という自分への疑いを抱え込んでいるのです。

そして、その疑いを一人で解決しようと、また相手を愛そうとしたり、助けようとする。

この時点で

「相手はあなたを愛せないし、救えない」

という事実がほぼ確定してしまう、という事実、ご理解いただけるでしょうか?

「愛し合いたいのに相手が向き合ってくれない」は危険サイン

よく恋愛のご相談の中で

「私は愛し合いたいのに(良い関係に向かいたいのに)相手が向き合ってくれない」

というお声を伺います。

要は相手が向き合ってくれない、という不満ですね。

そのお気持ちも分からなくもないですし、僕も否定的に捉えることはありませんよ。

が、この時点で

「なぜ相手が燃え尽きたような様子や、あなたと向き合う気力を失っているのか」

について見えていないとしたら、残念なことですが関係は燃え尽きたままかもしれません。

何度も繰り返しますが

恋愛がデッドゾーンとなり、そこで停滞する理由は

自分の価値観、愛し方だけで今の関係を成立させようとしている部分にあるのです。

つまり、相手はあなたに対してとても無力だ、と感じている可能性がある。

相手からすれば「あなたに対してどんなことをしても、関係性が良くならない」と感じている可能性があるのです。

そんな状況にある相手に

「私は愛し合いたいのにあなたが向き合ってくれないのよ」

と言ってみたら、何が起こるか。

ご想像いただくことは容易ではないでしょうか?

そう、自分が相手の愛情や存在価値を受け取っていない、という事実がスルーされているのです。

だから、恋愛がデッドゾーンの様相を呈しているときの

「愛し合いたいのに相手が向き合ってくれない」は危険サイン、でもあるんです。

もう一度支え合う、愛し合うために必要な意識とは

もう一度支え合う、愛し合うために必要な意識とは

「自分自身が相手に愛され、支えられ、求められてきた」

その事実にもう一度気づくことなんです。

自分だけで関係をリードしてきた、という自立的な意識を手放して

自分が愛されていたこと、相手から与えられてきたことを受け止める必要があるんですよね。

が、なかなかそう思えない、いや、思いたくないのが自立的なマインドを持った人の特徴なのです。

「自分が、相手に、何を与えるか、相手をどう幸せにするか」

そこしか見えていないと、どうしても二人の関係は対立してしまうことになる。

忍耐女子さんの場合は

「私が、相手のために、どれだけ耐えるか、自分の気持ちを横において愛するか」

みたいなイメージです。

だからもし、あなたのパートナーシップが燃え尽きたような様相を呈してきているのであれば

一度自分の今の状態をチェックしてみてください。

そして、自分自身が自分の愛の形にこだわりすぎていないか、気づいてみてください。

あなたもまた相手に愛され、支えられる存在だと気づいたとき、なんとなく見えてくるものです。

二人の本当の気持ち、二人が目指すべき目的がね。

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