恋愛・夫婦の心理学

「付き合うのは難しいと思う。けれど話す余地はある」と彼の本当の気持ちとは?

恋愛は認めてもらうものじゃない。愛しあうものなのです。

浅野さん、こんにちは。

交際2年半の彼氏との今後について迷っていることがあり、こちらで相談させていただきました。当方37歳独身、彼氏は41歳で子供はなしの離婚歴ありです。

彼とは中距離恋愛といいますか、自宅間は1時間半程です。仕事で自由に引っ越しができない為、距離の問題は解消が難しいのですが、上司には引っ越しや異動をかけあっています(こちらについては、彼に相談したということではなく、私が彼に会いやすいという理由で決めました)

度あるケンカで彼の気持ちが冷めていっているのは目に見えて分かるのですが、私の中では彼しかいないと思っており、今後の付き合いに悩んでいます。

ケンカと言ってもよくある些細なことです。悩んでいる時点で私の熱量も少し冷めているのかもしれないのですが、どうか聞いていただけると嬉しいです。

2年ほど経った時、お互い不満が溜まり、彼から当面頭を冷やしたいと言われ、結果的に1ヶ月連絡を経ちました。その間私もいろいろ考えましたが、やはり好きな気持ちは変わらずその後も、その1ヶ月がなかったかのようにお付き合いを続けています。

彼氏の方でも、別れるか別れないかということについては、‘別れたい、別れた方がお互いの為’などという事は言わず、’いろいろ難しいと思う、けど、話す余地はある’というので、そのいろいろ難しい部分が多いと思う事を聞いてみても、また話す機会があれば話すと濁されました。

この様な状態で、彼が私を認めてくれて、人生を共にしたいと思い直してくれるでしょうか。心を閉ざされてしまっているように感じています。

よろしくお願い致します

ネタ募集ネーム:りんごさん

 


りんごさん、おまたせしました~。ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

今日はあなたのご質問にお答えしますね~。

なるほど、2年付き合っている彼が「いろいろ難しいけど話す余地はある」とおっしゃるわけですね。

うん、この言葉が出てくる理由こそ大切な要素なので、今日はそのあたりのお話をさせていただこうと思います。

 

「いろいろ難しいと思う。けど、話す余地はある」の意味を考える

彼氏の方でも、別れるか別れないかということについては、‘別れたい、別れた方がお互いの為’などという事は言わず、’いろいろ難しいと思う、けど、話す余地はある’というので、そのいろいろ難しい部分が多いと思う事を聞いてみても、また話す機会があれば話すと濁されました。

彼は「別れたい」とまでは話していないんですよね。

しかし、「いろいろ難しいと思う」理由をすぐには語りたくないと反応しているわけですよね。

なるほどなぁ、、、。

今回頂いたご質問内容では、この彼が実際にどういったタイプの男性であるかまでは見えてこないんですけでど、一般的な男性の気持ちを考えれば

「あなたとの関係にとってメリットのないことは話したくない」
「自分自身の気持ちを今話したくない」

彼がこのように思っている可能性はあるだろうな、と僕は思うんですよ。

基本、人は「人のお役に立てないこと」をなにより辛いと感じますからね。

彼にとってあなたとの関係が分かれになること自体、辛いと感じているなら、きっとあなたに対する何かしらの思いはあるのではないでしょうか。

ただ、そこを語りたくないという男性の気持ちがあるとしたら・・・

彼はあなたのことがよくわからなくなっている可能性があるような気がします。

僕がなぜそう分析するか、といいますとね。

 

お互いが「相手のためになっていない」と感じているとしたら

度あるケンカで彼の気持ちが冷めていっているのは目に見えて分かるのですが、私の中では彼しかいないと思っており、今後の付き合いに悩んでいます。

ケンカと言ってもよくある些細なことです。悩んでいる時点で私の熱量も少し冷めているのかもしれないのですが、どうか聞いていただけると嬉しいです。

りんごさん、このように書いてくださっているからです。

なんだそりゃ?って感じでしょうかね。

僕はここに書いてくださってある言葉の意味について見ているわけではないんです。

どうして「ケンカと言ってもよくある些細なこと」と書いてくださったのか。

そして、その後で「悩んでいる時点で私の・・・」と書いてくださってあるのか。

そこが僕には気になったのですよね。

たとえば、カウンセラーとしての意見を申し上げるなら、一体どんなケンカがあったのかは、情報として教えていただきたいなと思う部分なんです。

ただ、ケンカの事実より、どのような内容のケンカなのかによって見えてくることも変わりますから。

そして、今お二人はすれ違っている様子なのに、ケンカの内容は些細なこと、となっている。

もちろん僕からりんごさんに何かしら指摘したいことがあるわけではないですよ。勇気を持って質問を送ってくださっているわけですし、そのお気持ちにはお答えしたいと思うのです。

むしろここにりんごさんの奥ゆかしさといいますか、我慢強さといいますか、そういったものを感じているんですよ。

もしかすると自分の意見はあまりおっしゃらなかったのかな?

どうしてケンカになるのか、どのような彼に伝えたい気持ちがあるのか?

そういった自分の気持ちをどうやら隠される傾向があるのではないだろうか。

そう勝手ながら推測してご質問を読ませていただいていたんです。

もし仮にそうであるならば、彼が「いろいろ難しいと思う」という言葉の意味は

「君(りんごさん)のことがよく分からない」

ということなのかもしれないです。

どのように君と一緒にやっていけばいいかよく分からない、という言葉は確かに言いづらい言葉ですからね。

しかし「話す余地はある」という言葉に、彼の本音が見え隠れしているような、そんな気がします。

男性が話す余地があるというならば、「結果(結論)がでるなら」という意味であることが多いのです。

つまり、お互いの気持が通じ合うなら、ということ。

お互いのことがもっと分かるなら、理解し合えるならということ。

そこに彼の悩みポイントといいますか、不安があるように僕は思います。

どうなんでしょう。

今までお二人の間のケンカってどんな感じだったのでしょうね。

お互いがお互いの気持ちを抑えようとして、遠慮しちゃってなかったでしょうか?

そのあたりが僕が気になりますね。

とくに「いい人」ほど、自分の気持ちを抑えて言わないことが多いので。

それが相手にとっては「どうしてほしいの?」という疑問になる。

素直に言ってくれればよかったのに、となることって多いんです。

ただ、「いい人」ほど相手に迷惑をかけようとはしませんから、自分の気持ちは自分で処理しようとする。

それは「相手のためになりたい」という思いでなされることですよね。

しかし、この気持ちが「相手のためになりたい」ではなく「相手の迷惑になりたくない、負担になりたくない」という形になっていると、自分なりの気持ち・思いを禁止してしまうことになるんですね。

だから、相手にもっと自分の気持ちを理解して欲しくなるんです。

それがケンカの理由になっていたり、ケンカのたびにこのような心の動きが起きていたなら、本来は「相手のためになりたい」と願っていたにも関わらず、「自分は相手のためになっていない存在だ」と感じてしまうのですね。

これが彼が心を閉ざしている理由じゃないかな?と僕は感じるわけです。

 

彼に認めてもらおうとする恋愛戦略は手放そう

この様な状態で、彼が私を認めてくれて、人生を共にしたいと思い直してくれるでしょうか。心を閉ざされてしまっているように感じています。

りんごさん、あなたはあなたでいいんですよ。

彼が認めてくれるかどうか、って気持ち、まず手放せるといいですね。

恋愛に妙な上下感をつけないほうがよりいい関係になれると思いますよ。

人は人のお役に立ちたいもの。

人のお役に立てないと罪悪感なり無力感なりを感じるのです。

だから、相手に文句の一つでもいいたくなるものってことなんです。

だから、彼に認めてもらおうとすると逆効果になりはしないだろうか?と僕は考えるんです。

もちろん彼に受け入れてもらいたいという気持ち、僕なりに理解できるんですよ。それはとっても切ない、必死な思いですよね。絶対に譲れない気持ちでもありますよね。

ただ、女性から「あなたに受け入れてもらいたい」と男性に伝えれば、まるで男性が「彼女を受け入れていない暴君」のような存在になってしまいませんか?

「あなたは私のことを受け入れてくれない人ですよね?」と聞いているような感じになっちゃうんですよ、そんなつもりは毛頭ないとしてもです。

これ、男性がよく感じる恋愛でのストレスの原因なんですよ。

彼女のことを受け入れていないわけでもないし、愛していないわけでもないのに、ケンカやすれ違いのたびに過剰に気を使われてしまうと、男性は「自分が悪者」のように感じやすいんですよね。

しかし、二人のやり取りの中でなぜか加害者意識が強まってしまい、罪悪感が湧き出して「もう別れようという」と言い出す男性って多いんですよ。

お互いが対等さを感じながら、私の意思をしっかり表明して、相手の気持を受け止めることが大切なポイントになるでしょうか。

愛してもらおう、認めてもらおうとするカタチでの「彼の気持ちを変えようとする戦略」はあまりいい方向に進まないと僕は考えます。

ということで、りんごさん。

ぜひあなた自身の愛情や、今まで彼に与えてきたもの、そしてあなたの気持ちを大切にしてください。

いろんな自分を自分で受け入れていくプロセスを歩んでみてください。

あなたはあなたでいいんです。自分をしっかり認めていきましょう。

その上で、自信を持って彼を愛し、そして彼にあなたの思いを(主語をつけて)伝えてみてください。

自分の気持ちを、意思をハッキリさせていきましょう。

まだあなたの悲しみ、諦め、相手に分かってほしいことを伝えるのではありませんよ。それは後で伝えたほうが得策です。(間に合わなかったらカウンセリングなどでケアしてくださいな)

彼との関係を誰よりも楽しみながら、自分の中にある相手への思いを伝えることです。

つい遠慮してしまって、相手を愛さない(相手に気持ちを伝えない)状態になることだけは避けましょう。

これが続くと彼はあなたのことを知ることができず、共にいる意味を見失ってしまうかもしれませんからね。

以上、何か参考にしていただけましたら幸いです。

りんごさんの恋愛がうまくいきますよう、祈っております!

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