恋愛と男性心理

褒めてもおだてても変わらない彼の気持ち

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「褒めてもおだてても変わらない彼の気持ち」

例えば、ただいま彼との関係がギクシャク中・・・。

なんだか会うたびにケンカになっちゃったり。口をきかなくなってしまったり。私の気持ちと彼の意見がいつも対立しちゃうんですよね・・・。

本当はこんな関係を望んでいないのにどうしてもこうなっちゃって・・・。

彼ともっとうまくやっていきたいのに・・・。そんなどこか切ない思いが伝わってくるようなんですが。

 

このようなお話をお聴きすると、数度のカウンセリングを重ねていく上でカウンセラーから「相手を褒めてあげてくださいね~」というご提案をさせていただくことがあります。もちろん状況によっては違う提案になりますけどね。

 

そこでとっても意欲的であったり頑張りやの方は「分かりました、やってみます!」とチャレンジしてくださるんです。

 

いやぁ、本当にすごいなぁ!と提案しているこちらが感動してしまうことも少なくないんですよね。

 

もちろん上手くいけばいいんです。問題なんてないんですよね。2人が理解し合えるきっかけになっていけば素晴らしいことで、成功!なんです。

 

でも・・・いつもうまくいくとは限らない現実もあるようで。私が褒めてもおだててもダメ。彼の態度は頑として変わらない・・・。

 

「もういったいどうすればいいの?・・・あーなんだかイライラしてきた!」

 

そしてこんな思いを抱えられることがあるんです。

 

「もう私は一生懸命頑張ってるのに!どうして彼はあーいう態度なの!私の気持ちなんて全く分かってない!どうして私だけいつも辛い思いをしなきゃいけないのよ?!」

 

なるほどそれは本当にそうだなぁと思いながらも、このようなお話をお聴きするとつい僕はこう聞いてしまうんですよね。

 

「それはおっしゃるとおりですよね。本当にイライラもするし、辛い気持ちにもなると思うんですよ。でもね、あなたは彼にどんな気持ちを分かって欲しいんでしょう?僕はそれがとても知りたいんです。よければ教えていただけませんか?」

 

さて、褒めてもおだててもダメ。自分の意見を曲げず頑として態度を変えない彼のこと。少し心理的な側面を書いてみますね。

 

このようなタイプの男性(女性もあてはまることもありますが)ってどこかで「どうせ俺の望みなんて満たされることはないんだ」とどこかで考えている節があるようなんですね。

 

心理学の言葉を使って書くと「自分のニーズが満たされるなんてはじめから思っていない」ということ。

 

ここでいう「はじめから」というのはある意味で「昔から」と言い換えてもいいかもしれません。

 

どこかで自分が生きてきたプロセスで自分の望みが叶えられたという成功体験や、自分のことを本当に大切にしてもらったという経験が少ないのかもしれません。

 

例えば、学業でもスポーツでも仕事でも人間関係でもそう。

 

自分が周囲に認められただとか、自分なりに努力した結果が素晴らしいものであったという経験や感覚があるかないか?という部分。

 

これは感覚的なお話なのですが、自分が成長してきたプロセスで「頑張れば成功する」だとか「ちゃんと自分は周囲に認められている」といった自分に対する肯定的な感覚を十分感じることができると、その後の人生で「自分の思いや望みって自分次第で満たされる」だとか「自分はなんてラッキーなんだろう」といった意識を持ちやすくなるんです。

 

しかし逆に「頑張ったけど無理だった」「努力の割には周囲から認められないし報われない」と感じることが多くなればなるだけ「自分の望みなんて叶うはずがないし、頑張っただけの報酬なんてやってこない」といった意識を持つようになるんですね。

 

もちろんこれがいいかどうかというお話ではありません。

 

ここでお伝えしたいことは一つ。この2つの感覚の違いが「彼が自立する」ときのモチベーションになっているということ。「自分に対してポジティヴな感覚を持って自立したのか?」「それともネガティヴな感覚を持って自立したのか?」なんです。

 

褒めてもおだててもダメといった態度を取る方の多くは、心がちょっとネガティヴな方向に振れた状態で自立しているのかもしれませんね。

 

すると彼の自立するモチベーションは「もう誰もあてにしない」「自分は一人で頑張らないといけないだ」といった感じになり、どこか自分の依存心や承認欲求(誰かに認められたい気持ち)を抑えつけていくわけです。

 

するとどこかで、人に認められることや自分の努力の結果に関して興味を持つことを禁止したり、周囲からの評価に動じないよう何事にも期待しなくなっていく傾向が強くなるんですよね。

 

そんな彼が唯一信じられるものは「自分の中にある正しさ」。彼なりの信念だけが彼を支えていくことになるんです。ケンカって自分と相手との正しさの争いみたいなものですから。

 

そしてそこには何事においても「きっと自分の気持ちが満たされる」という信頼はあまりないのかもしれませんね。

 

ということで、そのような心理を持っている彼に「褒める」という手法を使っても上手くいくことばかりじゃないかもしれませんね。

 

表面的に褒めたり、どこか遠慮して褒めるだけでは「今更何を言ってるの?」「俺の何が分かるっていうの?」と弾き飛ばされてしまうことも少なくないかも・・・。

 

それに一度や二度褒めただけで効果の出ることでもなさそうですし。なんだか辛いコトのようにも感じるかもしれませんね。

 

かといって、このままでは2人の関係が悪くなるばかりだから・・・と、あなたが彼の意見に彼に合わせてばかりでは、今度はあなたが苦しくなり、幸せではなくなっていくかもしれません。これを心理学では「犠牲」なんて言葉を使いますけど。(もちろん愛を持って接する忍耐はOKなんですけどね。)

 

では、2人の関係を前向きにするにはどうしたら?という部分を探っていくと、実は「彼に私の気持ちを分かって欲しい」という部分に可能性を見出すことができるんですよね。

 

時に怒って、時に悲しみ、時に諦めそうになっても「どうして彼に分かって欲しいのか?

 

そしてそれは「あなたのどんな気持ちなのか?

 

もちろんもう無理だと思えばドライな関係を作ることだってできますし、恋愛なら別れという選択だって、悲しいことかもしれないけどできるはず。

 

それでもあなたが彼と一緒にいる理由って一体何なのでしょう?

 

それはあなたの自信のなさでしょうか?孤独への不安や寂しさでしょうか?何か別のしがらみでしょうか?それとも・・・。

 

もし意識的に浮かぶ理由がそうであったとしても、一方でこんな理由はありませんか?

 

あなたにとって彼が魅力的に見えている。何故か彼だから頑張れる。そんな部分。明確な理由などわからなくてもいいんですよ。ただ、それがあなたの愛の部分だと僕は思うんですね。

 

もしそれが無くなっているなら2人の関係は燃え尽きて怒りも湧かないような状態になっているはず。情熱的なケンカやいつもぶつかる関係にはあまりなっていきません。

 

そしてよく考えてみて欲しいんです。

 

元々、何を言ってもダメというタイプの男性は「成功体験が少なかったり」や「自己評価が少し低い」という心理を持っているもの。だとすれば、今の彼が本当に信じられないものであり、かつて彼が諦めたものを、あなたは見て感じてきたのではないかなぁ?と思うんです。

 

例えば、本当に頑固だけど実は「すごく優しい」とか「忍耐強く頑張れる」とか「責任感が強くて真っ直ぐ」とか。何でもいいんですよ。「ユーモアがある」でも「意外と繊細」でも「かわいい」でも。

 

彼が「誰もこんな自分を見てくれてはいない」と信じている彼の内面に少しアプローチしてみて欲しいのです。

頑固で褒めてもおだててもダメといったタイプの男性は、パートナーや自分の周囲の人たちをどこかで疑っている部分があるんですね。自分のことを本当に認め、愛してくれているのかを。どこかで「劣等感」を隠し持っているわけです。

 

だからこそ表面的に褒めてもはねのけるんです。

 

そんな時は「だから私はあなたを選んだ」という部分を伝えてみていただきたいんですよね。あなたが愛した彼の部分を彼に教えてあげて欲しいんですね。これが本当の意味での承認ではないかな、と僕は思うんですよ。

全てを決めるのはその後でも遅くはないと思うんです。

 

どうせ私のことなんて愛してないんだわ!

 

その言葉の裏には「素直になれない気持ち」や「ちゃんと私のことを愛して欲しい」という願いがあるのかもしれませんね。それはよく分かりますよ。

 

それでも僕はこうも思うんですよね。

 

そんな想いを抱えるって辛いはずですよね。でも、どうしてそこまであなたは彼のことを想えるのかな?と。」

 

2人がうまく向き合えないとき、本当に癒されるべき感情があるとしたら、まずはあなたの中にある愛をブロックする悲しみや辛さなのかもしれません。もちろんそれはお互いに、という話なんですけどね。

 

今回は以上です。皆さんの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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