恋愛と男性心理

すぐに殻にこもる彼に振り回される私 ~彼の心理とその対処法~

浅野先生への質問

こんにちは。
以前 男性の話を上手に聞いてあげるには、どのように心を持てばよいでしょうか という質問にお答え頂いた あまのがわ です。

先日はありがとうございました。

先生の「普段の彼との関わり合いの中で、感謝や思いを伝えてみる」とのアドバイスを実践していたところ、徐々に彼からもありがとうの言葉や、進んで家事を手伝ってくれるなどのうれしい変化がありました。ありがとうございました。

昨年、彼が二人の将来のためにと転職をしました。
農業なのですが、今は本人がメインで仕事をしていますが、将来的には二人で経営していく予定です。現在も私は自分の仕事をしながら、休日を利用し手伝っています。

そんな中、一年ほど大きな喧嘩はなかったのですが、先日彼が私との行き違いが原因で自分の殻に閉じこもってしまいました。

私としては彼のためにと思い、何度言っても軽く流されて聞き入れてもらえず、自分をないがしろにされたような気がして、ホントにもう怒るよ!と強い口調で言ったのが原因でした。

瞬間しまった、と思ったのですが時すでに遅く。

翌日、口調がキツかったこと、いやな思いをさせてごめんねと伝えましたが、返事はしてもらえませんでした。

元々あまり彼自身余裕があるほうではなく、結婚の挨拶をしに近いうちに私の両親に会うことになっているので、そのプレッシャーもあるのかもしれません。私自身、自分の仕事との両立で余裕がなかったと反省しました。

このようなことは実は初めてではなく、傷付いた時の彼のパターンなので、しばらく関わり方をそれまでの70%くらいに抑えてそっとしておきました。

殻から出てくるまでにその時によって3日から3週間くらいかかるのですが、今回は長く、二週間前くらいから徐々に、一か月経った現在は普通に話ができるようには回復しましたが、彼から触れてくることがありません。

私からハグしたり、手に触ったりしても向こうからのアクションはなく、されるがまま、という感じです。突き飛ばされたり嫌がるそぶりはないようです。

ただ、じゃれるように触れると、遊びに乗ってはこないですが口角が上がっているのでわざと意地悪してるのかな?とも思うこともあります。少なくともその時は嫌ではなさそうでした。

先日、彼の誕生日でしたので、プレゼントと手紙を渡しました。
(以前の浅野先生のブログ記事の手紙の書き方を参考に、具体的に嬉しかったこと、感謝の気持ち、これからどうしていきたいかを書きました)
でもなんだか、読まれてはいないような気がしています・・・(苦笑)

ですが、私の本心は素直にその手紙に書きましたし、書いた時、やり切った感というか、私にできることは全部した、あとは彼に任せようと素直に思えたのが不思議でした。彼のタイミングで読めればそれでいい、と思えました。

長くなってしまいましたが、

今回の質問は、何か彼の中で傷ついた、という事があった時、殻にこもることがありますが、それが長期化するのは解決できないもやもやがずっと残るから、ということなのでしょうか。

自分で解決するまで待てばいいのは色々拝見して理解しているつもりなのですが、長期化するたびに疲れ、今回はいつもと違うんじゃないか、取り返しのつかないことになるんじゃないか、と怯える自分に振り回されてしまいます。

また、触れなくなる、というのはなぜなんでしょうか。

普通に話はできるし、その中で将来を共に過ごす前提の話もあるので、今現在根本的にどうこうしようということではないのはわかっているのですが・・・。私は仲良くしたいので触りたいですが、無理強いはしたくないですし、さじ加減が難しいです。

殻に閉じこもるなとは言いませんが、せめて進捗状況を教えてほしいといつも思います(笑)
とりとめのない文章ですが、よろしくお願いします。

ネタ募集ネーム:あまのがわさん

 

あまのがわさん、ネタのご協力ありがとうございます。

私としては彼のためにと思い、何度言っても軽く流されて聞き入れてもらえず、自分をないがしろにされたような気がして、ホントにもう怒るよ!と強い口調で言ったのが原因でした。

なるほど、あなたの言葉で彼が傷ついちゃった、ということでしょうか。

その結果、殻に引きこもるような態度の彼がいる、ということですね。

そして、その彼の態度を見て怯えてしまう私がいる、と。放置しておいて良いものかどうか、と。

そうですよねぇ。彼が何も言わないなら不安に振り回されてしまうこともありますよね。

まぁ彼のその態度はいい加減にやめて欲しいと思うかもしれませんしね。

 

強まる自立・不足する女性性の要素

さて、お話を読ませていただくと、彼のために、と一生懸命なあまのがわさんを感じるんですよ。

と同時に、そのお疲れ感を感じるといいますか。

一体彼は何を考えているのかという不安と、その気持ちのやりどころのなさがあるのかな、とも感じるんですね。

あくまで僕の所感ですけれども。

彼の態度は何度も繰り返されてきているようですし。
あまのがわさんも、本当に大変なときもあったのではないかなと感じています。

ただ、どうやら「彼」も、あまのがわさんと同じとまではいいませんが、少し似たような心理状態なのかなぁ、と感じるんですね。

一か月経った現在は普通に話ができるようには回復しましたが、彼から触れてくることがありません。

私からハグしたり、手に触ったりしても向こうからのアクションはなく、されるがまま、という感じです。突き飛ばされたり嫌がるそぶりはないようです。

この彼の態度って、いわゆる疲れている男性が取りやすい行動なんです。

パートナーの前でなすがまま、されるがまま、というね。強く自分から反応しない態度。

彼も彼なりに不安と戦っているのでしょうか。

そのご事情まで詳しくわかりませんが、とにかく疲れている男性はこういった態度を取りやすいものです。

この状態、心理的に強まっている要素は「自立」です。

不足しているのは「女性性」の要素です。

そしてどうやらこれはお互いに同じ状態になっておられるように感じますよ。

あまのがわさんは、彼と積極的に関わろうとされているように僕も思うのですが、彼の反応の無さのようなもの、彼が取る態度、そこから感じる不安を前にして、なかなかお互いがつながれずに自立のスタンスを取らざるを得なくなっているのかもしれませんね。

いきなりなぜこんな話を書いているかといいますと、ここが問題解決のポイントになることが多いから、なのです。

 

では、ご質問にお答えします

何か彼の中で傷ついた、という事があった時、殻にこもることがありますが、それが長期化するのは解決できないもやもやがずっと残るから、ということなのでしょうか。

そうですね。

もやもやが残るのは、問題やそこに伴う感情を一人で抱え込んでしまうから、だと僕は思いますよ。

 

また、触れなくなる、というのはなぜなんでしょうか。

触れると感情的になってしまう、今、抱えている感情の影響を受けてしまうから、だと思いますよ。

例えば、誰しも一度は「人との関わりを断つ」「距離を置く」ことを考えることがありますよね。

これは、その人と関わることで、自分の感情を乱されたくない、感情的になりたくないときに起きるものですよね。

例えば、失恋の例を一つとっても、「もう元カレと会えない」と思うときって、会うと辛すぎるから。

関わると辛い気持ちを抱えるから、距離を置くわけですものね。

「今、自分が感じている感情を感じたくない(もしくは苦手にしている)ときほど、人との距離を起きたくなる」

これが自立の人の特徴です。

これは一つの傾向の話ですが

男性は女性ほど感情になれていないので、実際、自らが感じた感情の影響に流されてしまうのは、女性よりも男性のほうが多いもの、かもしれません。

だから、その男性なりの手段を使って、抱えた感情になんとか折り合いをつけようとしている、と考えてみるといいと思います。

例えば、パートナーとの口論の中で抱えた、もやもや、怒りがあったとして。

その気持ちと上手に付き合い、もう一度相手と向き合おう、と思える人もいれば

もやもやした気分を悶々と抱えてしまい、なかなか相手と向き合えない人もいるわけです。

この違いがいいかどうかは別にして。

だから、男性の中には、感情に流されないように殻にこもって、感情的な影響を受けないようにする人もいます。

その間、その人なりの手段を使って、抱えた感情の影響をなかったことにしようと頑張っているわけです。

その人なりの手段とは、例えば

自分を責めてみたり
何も起きてなかったように振る舞ったり
急に遊び始めたり
パートナーとの関わりを避けてみたり

その他にも

今の状況を理解して折り合いを付ける人もいれば
相手の事情を理解して許す、なんてケースもあります。

心理学では防衛という言葉を使いますけれど、「自分が今、感じている感情に対する折り合いの付け方」みたいなものだとご理解いただくといいと思います。

今回の場合は、彼は、自分が抱えた葛藤や、あまり感じていたくはない感情を、黙ることによって落ちつけようとしている様子が伺えますね。

それが彼の「感情との向き合い方」ということなんだと僕は思います。

誰かに迷惑をかけずに、感情的な影響から抜け出す方法、という意味でもありますね。

ただ、自分の感情に折り合いをつけようとしているときほど、なかなか、自分の状況や、周囲の人の思いに気づくことが難しくなることがあるのですよ。

 

殻に閉じこもるなとは言いませんが、せめて進捗状況を教えてほしいといつも思います(笑)

そうですよね、ほんと。

進捗状況という言葉が、あまのがわさんの切なさや謙虚さを物語っているように僕には思えるんですけどね。

ついつい、あまり一人で抱えないこまないでくださいね、とお伝えしたくなってしまいますが(^^;

ただ、そう考えてみると、彼に手紙を送って反応が薄かったことも、二人がじゃれ合っていても彼が喜ぶ素振りを見せなかったことも

「そもそも彼はそういった感情的な反応が少ない人」

と考えることもできそうですね。

つまり、彼があなたと関わることで喜んでいたとしても、なかなか表現できない人なのかもしれません。

あなたのことを何も考えていないわけではない、ということではないでしょうか。

未来のこと、仕事のこと、今の関係のこと、彼なりにいろいろと考えているものなのでしょう。

が、今の彼の気分・感情の問題がくっついているわけですね。

 

隠れた無価値感(罪悪感)の影響は見逃せない

そんな中、一年ほど大きな喧嘩はなかったのですが、先日彼が私との行き違いが原因で自分の殻に閉じこもってしまいました。

瞬間しまった、と思ったのですが時すでに遅く。

翌日、いやな思いをさせてごめんねと伝えましたが、返事はしてもらえませんでした。

元々あまり彼自身余裕があるほうではなく、結婚の挨拶をしに近いうちに私の両親に会うことになっているので、そのプレッシャーもあるのかもしれません。私自身、自分の仕事との両立で余裕がなかったと反省しました。

ちゃんと謝っておられるならそこまで、にしてみるといいのではないでしょうか。

ご質問を読ませていただくと、あなたがそこはかとない罪悪感を感じ続けておられるのかな?と感じるんですね。

パートナーシップの問題ってほぼほぼ100:0の事故ってないんですよ。あるとしたらよっぽど一方的なもの。だから、お互いに理解し、受け入れあい、許し合うってところがポイントなんですけどね。

人によっては、「人は許せても自分を許さない人」がいらっしゃる。

こうなると、ずーっと罪悪感や無価値感を引っ張ってしまって、その結果、不安に苛まれたり、パートナーに文句が言いたくなる、パートナーの気持ちを疑い続けてしまう、なんてことが起きる場合がありますよ。

このような罪悪感、場合によっては無価値感の影響があるときほど

「いつか取り返しのないことが起きるのではないか」と考えすぎてしまうんです。

パートナーシップの問題でいうところの「取り返しのつかないこと」とは、おそらく「本心を伝えそびれること」が圧倒的に多い、が、僕の実感です。

例えば

相手を傷つけたのに、謝れずに放置したり、逆に反発した。
相手がサポートを求めてきたのに、断り続けた。
相手のことが好きなのに、好きと伝えていない。
相手に言いたいことが言えずにいた。

などなど。

ただご質問を読ませていただくと

あまのがわさんは、ちゃんと彼のことを考えておられるし、彼のペースにもあわせていらっしゃる部分も見えます。

なにより彼のために、と行動もされていますよね。

これって、とっても素晴らしい、愛のある行動ですよね!

なのに、「いつか取り返しがつかないことになるのでは?」という不安が出てくるなら、それは何故なのでしょうか?

つまり、あまのがわさんの中にも、一人で抱えている感情の影響で、ちょっと自立しすぎていませんか?頑張りすぎていませんか?お疲れのときはちゃんと休まれています?自分のメンテナンスもしてくださいね~、という感じですね。

もし、万が一、あなたの無価値感・罪悪感の影響があるとしたら、それはクリアにされたほうがいいかもしれませんね、という僕なりのご提案でもあります。

そもそも、僕たちが自立的な態度をとること自体がマズいことではないんですけどね。

ただ、パートナーシップという関係性の中では、お互いが、自分の感情の影響を抱え込んでしまうと「自立:自立」の関係になりすぎてしまい、関わり合いがなくなったり、お互いが自分の感情を保つことだけで必死になってしまって、なかなか喜び会えない不安を抱えてしまうことにも起こりえます。

こんなときの癒やしのメソットが「女性性の要素」なので、「1」の項目で、その話を書いたわけなんです。

うーん。

お伝えしたいことが多くて、前置きが相当長くなってしまいました~。

 

私は彼の喜びです

僕も、ありがたいことに長くこの仕事をしておりますので、「彼に振り回されてしまう」といったご相談は、今までにもたくさん伺ってきました。

ただ、根本的に「彼に振り回されてしまう」という問題は、「彼が私にとってのデビル的存在だ」という視点から抜け出せないんです。

彼は私を愛さない人、になってしまうわけですよ。

そう思われている彼が、素直に渡しを愛そうとするかと考えると、どうでしょうね。

もちろん、パートナーシップって常に平坦なものではなく、どんな関係にもそれなりの悩みがあるものですよね。

だから、このように思うことがマズい、ということをお伝えしたいわけではないんです。

どうすれば「お互いがおたがいの喜びになれているか」と感じえるだろうか

こう考える視点を持てるほうが、よりよい関係になっていける、ということなんですね。

特に努力家、真面目な人、愛したい女子、忍耐女子、愛してくれるな女子、ロックマンコレクターさんほど、

「相手をなんとかしなきゃと思いすぎてしまう」傾向があるんです。

これは自立的な発想でもあり

「私の力で相手を愛してあげたい。その結果いい結果を導きたい」

という思いの現れなんですよね、きっと。

そう思えること自体、とっても素晴らしいことですし、「頑張る力・愛する力がある」ということなんです。

ただ、ここには矛盾も存在していて

「ちゃんと愛せている、愛が伝わっているという事実がないと、不安になってしまう」

という弱点のようなものもあるわけです。

ここが、努力家、真面目な人、愛したい女子、忍耐女子、愛してくれるな女子、ロックマンコレクターさんの不安を掻き立てるのだろうと僕は見ています。

こんなときほど、女性性の要素の意識を向けていただきたい!

そういつもお伝えしていますし、

今日も声を大にして(ブログなので声は出ませんが)お伝えしたいのです~。

私がどれだけ相手の喜びであって、相手を喜ばせている存在であるか。

そう実感していくために

・自分にご褒美をあげたり
・自分の心を緩ませ、喜ばせることをしたり
・自分に優しく接してみたり
・彼の思いを理解して嬉しいと思えるようになったり
・自分を褒めてみたり

まぁ、いろんなことを試してみてくださいね、とクライエントさまにもお願いすることもしばしばなんです。

「自立の問題には、湯水の如く湧き出す女性性のエネルギーが効く」のでね。

そういった緩み、笑顔が増え、心を楽にした私でいることが、自立的で感情に揺さぶられたくない男性のエネルギーや癒やしになる、って感じなんです。

つまり、私は彼の喜びなんだ、とすっと思える私に変容することこそが「深い癒やし」

まさにトランスフォーメーションなんですよねぇ。

※最近の僕のテーマこそ、このトランスフォーメーションなんですよねぇ。

今の自分に何が足りないか、と考えなくていいんです。

今、自分に備わっている心理要素、あるものを使いこなすために、なぜか私の中で強まっている無価値感なり罪悪感なり、思い込みなりを徹底的に手放しましょう、というお話なのでございます。

ということで、どうぞあまのがわさんも、頑張った分だけ、自分を癒やしたり、いい気分になることを続けてみてくださいね。

すると、彼がどう思っているか、も感じられるようにもなってきますからね。

進捗状況の報告がない不安よりも、「うん、大丈夫」と思える私になれますから。

そのお手伝いなら、いつでもさせていただきますよ。

以上、何か参考にしていただけましたら幸いですm(_ _)m

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

ワークショップで心理を学ぶ!

10月18日に(日)心理学ワークショップを開催します!
毎回「なるほど!」というご感想をいただく浅野の心理学ワークショップ。男女、年齢問わずたくさんの皆さんにご利用いただいています。
今回はZOOMを使ったオンラインワークショップなので、ご自宅など皆さんのお好きな場所から参加できますよ!

疲れた心を整える心理学ワークショップ 【10月18日(日)開催】10月18日(日)「疲れた心を整える」スペシャルZOOMワークショップ 2020年10月18日(日)に、ZOOMでのオンラインワークシ...

 

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...