日常に使える心理学

父と母の愛し方の違いのように

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日もコラムを更新します。

よろしければお付き合いください。


「俺だって仕事がんばっているし、ちゃんとやっているだろう?」
「二人の為に頑張っているのに、何で分かってくれない?!」

少し端折って書きましたが、男性がこういう発言をするときってありません?実際にお伺いすることがあるケースでもありますが。

男性にとって仕事は重要。仕事をすることで愛情を表現するもの、大切なものを守ろうとするもの。

僕も何度かブログに書かせていただいたことですね。

一方、少し前のことですが、ある女性からこんなお話をお伺いしたことがあります(もちろんお許しを頂いていることを書いてます。)

「彼が仕事仕事ってボロボロになってる姿は見たくない。私は本当に何もできない妻に感じて辛い。そんな彼を支えたいし助けたい。でも、何もさせてもらえない・・・」

「そんなになるなら、私との生活がこんなになるなら、そんな仕事なんて捨てちゃえばいいのに。それでもいいのに。」

そこには「私も頑張るから、二人で何とかやっていけばいいじゃない」という気持ちがあって、そんなお話をお伺いして、辛いお気持ちとともに強い愛情を感じたことを僕は今でも覚えています。

ただ、男性にとって今ある仕事がどれだけ辛くとも、なかなか捨てるという選択肢って選べないものなんですよね。

「じゃぁこれからどうやっていくんだ?誰が稼ぐんだ?」

という現実的な問題が頭の中で何より先によぎるからですね。

また、そもそも「仕事してない(何もしていない)自分が愛される?」とはなかなか思えないものでしょうし。

男性もまた、パートナーに負担をかけることをヨシとしない方もいらっしゃるでしょう。

そこにはきっと「女性は男に、強くあってほしいと願っているだろうし、頼りがいのある男であってほしいと願っている」という男性の観念があると思うんですね。

だから、男性はなかなか依存サイド(愛情を受け取る方向)に向かえない。

先に書いたような女性の気持ちを聞いた時、男性は自分の矜持や自分の意味を考えてしまい、女性がお話になっていることが愛情であることに気づかないのかもしれません。

ただ、男性に少しづつでもいいから気づいていただければな、と思うところでもありますけれど。

少し話は横にそれますが、例えばこんな状況を想像してみてください。

ある小さなお子さんが公園で走っていて、転んじゃったと思ってみてください。

一般的に、お母さんならば「大丈夫?」とその子のもとに駆け寄ると思いません?

でも、お父さんの中にはお子さんにこう告げることもあると思うんですね。

「泣いていないでちゃんと立ちなさい」

ちょっと冷たい?って感じるかもしれませんよね。

ただ男性(父親)の愛情って、こういうカタチで注がれていることって少なくありません。

「この子がここで泣いてばかりで、人の手を借りないとダメな子にならなように、あえて厳しく接する」

この事が真実かどうか?また、いいかどうかは別にして、「この子の未来」を考えて接するお父さんっていらっしゃると思うんです。

どこか男性の愛情ってコレに似ているところがあると僕は思うんですね。

「今、じゃなく、その向こう(未来)を守ろうとする」

それは恋愛でも、結婚に関する問題も、夫婦関係も同じだと思うんです。

人によっては不安の先取りになってしまう場合もあるかもしれませんが、今のパートナーシップのことだけではなくて、その先のことを考える。

その分、「今」を見落としてしまう傾向が強いのですが。

しかし先に書いた母親の例のように、女性はどこか「今」を大切にされるとしたら、ここにすれ違いが生まれるのは、何となく想像していただけるでしょうか?

もちろん男性は凛としてたくましく生きている姿は強くてかっこいいですね。

また、どんな状態になっても、誰かのために奮闘している姿って素晴らしいと思います。

ただ、パートナーとしての絆が深まり、男性に対して深い愛情を持った女性のお気持ちもまた、とても強いものだなと、この仕事をさせていただいていると深く感じます。

「あなたが辛そうにしている姿を見ることが辛い。あなたが幸せだと感じていて欲しい。」

そう思う女性の愛情もまた、素晴らしいものだと思います。

しかし、自立した大人同士、この自分なりの思いや愛し方やぶつかることがあるのでしょう。

どうしたって僕達は自分の気持ちを優先したいと思うもの。自分の中で間違っていない思いなら尚更に全面に押し出すでしょう。

そこで互いに理解ができず、辛い思いや相手に対する反感を持っても不思議じゃありません。

今を大切にしたい女性と、未来を見つめている男性。

ただ、違うだけ。でも大きな違いがそこにはある。

その感覚の中では「相手は自分のことを理解していない」「見当違いなことばかり主張する」としか思えないのかもしれません。

そこで何より辛いのは、自分なりに届けたいと思う気持ちが、相手に伝わっていないと感じること。

こんなに無力で自分の意味を感じられないことはありませんから。 だから相手に分かって欲しくなる。

もちろんここでのテーマは、自分と相手の違いを理解することや、愛し方を学ぶことになるとは思うのですけれども・・・

それでも、とても感情的になるほど相手を想う気持ちがあるなら、きっとそんなあなたはたくさんの愛情を持っています。そしてそれはとても素晴らしいことなんです。

まずこの部分、忘れないで欲しいんですね。コレ以上あなたの価値を感じられなくなる前に。

そしてそれがもし見えなくなっているのなら、一度客観的な意見を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

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