こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和です。

今回は、

「両思いなのに、なぜか付き合わない関係を求めてくる男性の心理」

について整理してみたいと思います。

この状態、いちばん苦しいのは

嫌われているわけではなさそうなのに、関係が進まないこと

なんですよね。

両思いのはずなのに『付き合わない関係』を求める男性心理が知りたいです。

最近、仲良くなった彼が恋愛を求めていないようなんです。

彼とはいい感じに距離が縮まっていると思うし、彼も私に好意を伝えてくれることもあるんですよ。

でも、彼は『恋愛はいい。付き合えないよ』と言うんです。

私、嫌われちゃったのかな?とも思ったんですけど、普通に連絡が来ますし、職場でも今までと変わらず話ができています。彼からまた今度食事に行きましょう、と誘ってもくれます。

だとしたら、これは嫌われていないってことだよね?と私は思うんですけど、しかし彼がどう思っているのか、未だによくわかりません。

親友に相談したら、「そんなに悩むぐらいなら、ハッキリしない人はやめておいたほうがいいんじゃない?」と言われました。

一体、彼は私のことをどう思っているんでしょう。

彼と会うたびに聞いてみたいと思うんですがなかなか聞けずにいるんです。

そこで今日は「両思いなのに付き合えないという男性の心理」について考えてみたいと思います。

両思いなのに付き合わない男性は、私をどう思っているのか

まず大前提としてお伝えしたいのは、

「付き合わない=好意がない」とは限らない

という点です。

実際、今回のようなケースでは

・好意はある
・一緒にいるのは楽しい
・でも恋愛関係には踏み込めない

という、矛盾した状態に男性自身が立っていることも少なくありません。

つまり、彼の中でも気持ちは整理しきれていないということのようですよ。

両思いなのに付き合わない関係を選ぶ男性心理

では、なぜそんな曖昧な立ち位置を選ぶのか。

ここからは、代表的な心理をいくつか見ていきましょう。

親密な関係そのものが怖い

これはとても多いケースです。

親密な関係になるということは、

・自分を知られる
・期待に応える必要が出てくる
・失うリスクを背負う

ということでもあります。

過去に傷ついた経験がある男性ほど、

「好きだけど、近づきすぎない」

という距離感を選びやすくなるんですね。

恋愛関係で生じる責任を回避したい

付き合うということは、

感情的にも、時間的にも、場合によっては経済的にも

「責任」が生じます。

自信のなさや余裕のなさから、

「今はその責任を負えない」

と感じている男性も少なくありません。

これは必ずしも不誠実さとは限らず、

自分を過小評価しているケース

も多いんです。

恋愛=制限・束縛というイメージが強い

恋愛関係に入ることで、

自由を失う、縛られる、期待される

と感じてしまう男性もいます。

特に真面目なタイプほど、

「中途半端に付き合うぐらいなら、最初から踏み込まない」

という判断をすることもありますね。

過去の失恋や離婚の影響が残っている

大きな失恋や離婚は、

自分の一部を失ったような感覚

を残すことがあります。

その経験があると、

「また同じ痛みを味わうぐらいなら、距離を保ちたい」

という心理が働くこともあります。

他に本命がいる・恋愛自体に興味が薄い

厳しいですが、この可能性もゼロではありません。

ただし、この場合は言動に一貫性がなくなりやすいという特徴があります。

この関係を続けていいのか迷ったときの判断ポイント

ここが、いちばん大切なところです。

彼の事情を理解することと、自分を後回しにすることは別だという点です。

理解や共感ができるからといって、

自分の不安や苦しさまで我慢し続ける必要はありません。

判断のヒントとしては、

  • この関係で私の自己評価が下がっていないか
  • 「待っている私」が当たり前になっていないか
  • 自分の人生が止まっていないか

ここを正直に、勇気を持って見つめてみてください。

曖昧な関係が続くと、なぜ自己評価が下がりやすいのか

曖昧な関係は、

誰も悪者がいないまま、立ち位置だけが曖昧になる

関係です。

向き合われていない感覚が続くと、人は無意識に

「私には選ばれる価値がないのかもしれない」と感じ始めてしまいます。

これは性格の問題ではなく、心の仕組みの問題なんですね。

両思いなのに付き合わない関係を求める男性と親密になるには?

では、このような男性と親密になるにはどうしたらいいの?

という部分に関してまとめていきますね。

相手への理解と共感を示す

もしこのようなタイプの男性との関係を深めていきたいなら

それこそ「理解・共感」がポイントになるでしょうね。

もちろん、彼のすべてに合わせる必要はないんですけど

「彼が恋愛関係に踏み込めずにいる事情」を理解して

その部分を罰したり変えようとはせず

むしろ「理解できるよ」というスタンスを示すことが重要でしょう。

人は自分の影響を受け止めてくれる人の影響は進んで受けようと思うもの。

これも一つの「共感」によって親密感を得る方法だとご理解ください。

ただ、彼と恋愛関係になりたいから理解する、はちょっと違います。

こちらのニーズ先行で突っ込むと、結構痛い目に遭うかも?

自分の好意は示しておく

また、勇気は必要ですが、こちらから男性に

「私は好意(恋愛感情)を持っている」

といったメッセージを伝えてみることも重要です。

その上で、今後も男性と関わることができるかどうか、がポイントです。

こちらが何を思っているのか、相手にわからない状態では、相手もこちらを警戒するから、という意味です。

好意を伝えたら、それ以上は追わないこと。

よくわからない関係は続けないと決める

「お互いの気持ちがよくわからない関係は続けないと決める」ことも重要です。

そもそも、今の曖昧な関係を受け入れたら、相手は動かなくなります。

お互いきちんと誠実に向き合うことを決める、ということは、より良い関係の礎ですから。

やべー、好きだからつい追っちゃう、受け入れちゃう、も・・・

まぁあなたの選択だからアリなんですけどね。

こちらの恋愛心理の記事も参考にどうぞ

最後に

いくら両思いでも、進めない関係は存在します。

大切なのは、

相手の事情を理解したうえで、自分はどこに立つのか

を選ぶこと。

曖昧な関係に居続けることが、あなたの人生を豊かにしているかどうか。

そこを基準に考えてみてもいいのかもしれませんね。

この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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