甘すぎない恋愛心理学

好きな人の顔色ばかり気にしてしまうあなたへ|“自分を見る恋愛”から抜け出す3つの視点

寄り添う男女

「好きな人の言動ばかり気になってしまう」と感じているあなたへ

— “自分を見る恋愛”にハマってしまう心理と、そこから抜け出すヒントをお届けします。

こんにちは、カウンセラーの浅野寿和です。

恋愛のご相談でよく聞くのが、こんな声です。

  • 相手の顔色が気になって仕方ない
  • LINEの返信が少し遅れただけで、不安でいっぱいになる
  • 好かれたいのに、自分から距離をとってしまうことがある

こうした悩みの多くは、実は「自分を見る恋愛」というパターンに深く関係しています。

この記事では、自分を見る恋愛の構造とその心理的背景、そしてそこから抜け出すための実践的なヒントをご紹介します。


「好きな人のLINEが来ないだけで不安」…その気持ち、普通じゃないの?

恋愛をすると、誰だって少しは不安になります。

でも、それが日常生活に支障をきたすほどだったり、相手の些細な態度に心が振り回されてしまうとしたら、そこには「心のバランスの崩れ」が隠れているかもしれません。

それは「自分を見る恋愛」

——つまり、自分の内面の不安や傷つきやすさが恋愛を通じて表に出てくる状態です。

「自分を見る恋愛」とは何か?

「自分を見る」とは、意識の矢印が常に自分自身に向いてしまっている状態のこと。

恋愛をしているつもりでも、実は“相手のため”というより“自分の不安を消すため”に恋愛をしてしまっていることがあるのです。

特徴としては

  • 常に相手の言動が気になる
  • 相手にどう思われているかが怖くてたまらない
  • 安心よりも不安が恋愛の中心にある

こうした状態は、自分自身がよく分かっていなかったり、自分を信頼しきれていないときに起きやすくなります。

「自分を見すぎる恋愛」が続くとどうなる?

このような恋愛が続くと、次のような問題が出てきやすくなります。

  • 相手の好意を信じられず、何度も試してしまう
  • 自分ばかりががんばっていると感じてしまう
  • 「いい彼氏/彼女を演じる」補償行為に走って疲れてしまう

心理学でいう「補償行為」とは、不安や罪悪感を隠すために無意識で取ってしまう埋め合わせの行動。

例えば、

  • プレゼントをし続ける
  • 相手に尽くしすぎてしまう
  • 逆に、冷たく振る舞って距離を取る

こうした行動は、根底に「自分のままでは愛されない」という思い込みがある場合に起きやすいのです。

「相手を見る恋愛」に切り替えるヒント

では、どうすれば「自分を見る恋愛」から抜け出せるのでしょうか。

キーワードは「自分と仲良くなること」です。

そのためにできることを、いくつかご紹介します。

1. 相手に興味を持つ=自分の軸を取り戻す

「相手を見る」とは、相手の気持ちを理解しようとすること。

自分の感情に飲まれすぎていると、それができなくなります。

まずは「この人は何が好きなんだろう」「いま、どんな気持ちでいるのかな?」といった問いを持ってみることが、自然と意識の向き先を変えてくれます。

2. 「どう思われるか」より「何を届けたいか」に焦点を変える

言葉を選ぶとき、行動を起こすとき、「どう思われるか」を軸にするのではなく、「自分が何を伝えたいか」を意識してみましょう。

それができるようになると、恋愛は「評価される場」ではなく、「つながる場」になります。

3. 自分に「これも自分なんだ」と言ってあげる

不安になる自分、顔色をうかがってしまう自分を否定しないでください。それも、今のあなたに必要があって生まれた大事な一部です。

「こんな自分は嫌」と思うより、「これも私なんだな」と優しく認めていくことが、関係の質を変えていく第一歩になります。


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まとめ:恋愛は、“自分を受け入れた分だけ”人と向き合えるようになる

恋愛の悩みは、相手の問題に見えて、実は「自分との関係性」が映し出されていることが多いものです。

だからこそ、恋愛が苦しくなったときは、自分を責めるのではなく、自分と仲直りするチャンスだと捉えてみてください。

その視点があれば、どんな恋愛の中にも、「あなたがあなたでいられる居場所」をつくっていくことができます。


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浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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