恋愛と男性心理

女性を「傷つけたくない」と思う男性心理 〜「なにもしなくていい」という言葉の意味〜

背を向けて喧嘩する男女

女性を傷つけたくないと思う男性は「なにもしなくていい」という?

意見が合わずに対立する男女

実は『女性を「傷つけたくない」と思う男性ほど「何もしなくていい」という』ことがあります。

要は「これ以上頑張ったり、無理をしてほしくない」という意味で伝えているのです。

ただ、その言葉があまりにも曖昧で女性のみなさんには伝わりにくいようです。

実際、僕のもとに同様のご質問をいただくことも稀ではないのです。

例えばこんなケース。

彼と一度はいい感じに仲が深まったんです。

でも、今はなんだか関係がこじれてしまっています。

特段大きな問題があったわけではありません。ただ一緒にいると意見が合わずに喧嘩することもしばしば。

彼はよくこう言います。

「俺のことはほっといてくれたらいいんだ」

「家事とか無理して頑張る必要はない」

「別に何もしなくていい。求めていない、欲しい物もない」

そう言われると私はつい寂しくなっちゃうし、私がいても意味ないのかなと思って不安になってしまうんです。

だから私の気持ち(家事もちゃんとしたいし)を伝えると、彼は怪訝そうな顔をするんですよ。

そんな彼のことがよく分からないんです。

このようなご相談の中には

「それって彼があなたを傷つけたくないと思っているからではないでしょうか」

と思えるケースもあるのですよ。

そこで今日は若干まどろっこしい男性の「傷つけたくないという気持ち」についてまとめてみようと思います。

女性を傷つけたくないから「なにもしなくていい」と表現する男性の心理

女性を傷つけたくないと思い包容力を発揮しようとして「なにもしなくていい」と話す男性

女性を傷つけたくない男性の心理は「女性を守りたいという男性的な包容力」です。

男性が発揮する包容力は「オレの任せろ」「オレがなんとかする」という形になることが多いのです。

それが転じて「なにもしなくていい(オレに任せろ・なんとかなる)」と言うわけです。

これは包容力の男性的側面のあらわれ、なんですね。

ただ、多くの場合、男性自身も意識としては「女性を傷つけることだけは避けたい」と考えていることが多いと思います。

包容力の男性的側面と女性的側面

一般的に包容力をいう言葉は「包み込む」といった意味合いで理解されています。

ただ、深層心理的には「包容力」は男性的側面と、女性的側面に分けられます。

包容力の男性的側面は「責任を取る」や「リーダーシップ」です。

自分が前面に立ち大切な人を守る、信頼し任せた人間の行動に関して責任を取る、フォロアーについて来いという態度を見せる、などの意味合いが強くなります。

包容力の女性的側面は「共感」や「今を受け止め慈しむこと」です。

つらい気持ちを書かえた人に寄り添う、喜びを分かち合う、同じ気持ちで楽しむなどの意味合いが強くなります。

男性の心の中には、包容力の両面の要素が存在しますが、やはり「包容力の男性的側面」のほうが表現されることが多いものです。

このように解釈すると「なにもしなくていい」という男性が、どんな気持ちでその言葉を使っているのかがなんとなく分かってくるのではないでしょうか?

愛し合うことに自信がない男性も「なにもしなくていい」という

これはあまり語られていないことなのかもしれませんが

「なにもしなくていい」と言いがちな男性の中には、

「どうすれば彼女(愛する人)がよろこぶ関わり方ができるのだろう」

と迷っている人もいます。

もう少し踏み込んだ表現をするとしたら

「ちょっとばかり自分の愛し方や関わり方に自信がない(経験不足)」なんて男性も多いですよ。

ただ、この場合も女性に与えたい意識があるわけです。

ただし、例外もあります

ケンカの最中などに男性が「もう何もしなくていい!」と叫ぶなら、それは「今は君と関わりたくない!」という拒絶や怒りの表現です。

そこは間違わないように注意してくださいね。

女性を「傷つけたくない」と思う男性心理には加害者意識も見え隠れする

ただ、全ての男性が、男性的な包容力をいつも発揮できるとも限りませんよね。

実際、なかなかそこまでの包容力を発揮できず、大切な人を守ろうという意識はあれど、実際にそれができずに悔しい思いをする男性も少なくないのかもしれません。

すると、男性の中に「男性的な包容力」があればあるほど、大切な人のために行動できない自分を許せない、という感覚を覚えます。

これは「大切な人を守れていない、傷つけてしまった」という加害者意識である場合が多いんです。

もちろん男性自身がそこまで意識できるかどうかは別にして、という話です。

例えば

会社でトラブルがあり落ち込んで帰宅した彼女や奥さんに、「きょうはもうなにもしなくていい」と怒ったように言い放つ男性。

女性としては

「はぁ〜なんで怒るんだろう」
「何もしなくていいと言われると私にダメを出されれるようで嫌な感じ〜」

なんて思われることもあるかもしれませんね。

ただ、このとき、男性によっては、女性に怒りを向けているとは限らないのです。

(むしろ怒りを向けているなら、「なんで仕事で凹んで帰ってくるんだ!気分が悪いわ!」という意味なので愛じゃないですね。)

むしろ「落ち込んでいる彼女や奥さん」を見ては「結局、彼女に苦労かけている自分がいるから、彼女は今つらいんだよな」と感じている場合があるんです。

男性的な包容力を発揮したいと願う男くさ〜い男性ほど、こんな風に感じることも多いようですよ。

女性を「傷つけたくない」と思う男性が嫌うのは「自分自身である」

いかがでしたでしょうか。

実は男性的な包容力を発揮したいと願う男性ほど、「なにもしなくていい」などのわかりにくい言葉の中に「大切な女性を無理させたくない」という思いを込めることがあるのです。

ただ、ぶっちゃけた話を書きますと

男性が「傷つけたくない」とすぐ考えてしまうことが、正しいことかどうかはわかりません、僕にもね。

当然のことながら、女性側にも意思や愛情がありますから

一人で考えすぎる前に、お互いの気持ちを受け止め合うほうがいいように思うこともあります。

ただ、男性の気持ちだけにフォーカスするなら、傷つけたくないという気持ちにも大変な価値があるように僕には思えるのです。

もし、あなたの彼や夫が、あなたに向かって「なにもしなくていい」というならば

「あぁ私は求められていないんだわ」と解釈する前に

ちょっと立ち止まって考えてみてほしいのです。

このとき男性が嫌っているのは

「男性的な包容力を発揮できていない自分」であって「あなた」ではないことが多いはずですから。

以上、何か参考になりましたら幸いです。

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浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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