恋愛・夫婦の心理学

忍耐女子にありがち? 疲れやすい恋愛パターンとその対処法

■心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今日は忍耐女子にありがちな深層心理の動きについてのコラムです。

よろしければどうぞ。

目次

忍耐女子にありがち?疲れやすい恋愛パターンとその対処法

「パートナーと何をやっていても楽しくないんです」
「夫との関係だけじゃ孤独を満たしきれないんです」
「いつも何かしらの疲れを抱えています」

これらはカウンセリングの中でお聞きする言葉の一例です。

意識的にいい子・いい人を演じているわけではないけれど、つい人前でいい子いい人的な反応を続けてしまう愛深き忍耐女子のみなさん。

つまり、つい彼や夫の前でいい彼女・いい妻になってしまうみなさんから伺うことがとても多いお話です。

なんだか毎日疲れを感じる、虚しい、やる気が起きない、モチベーションが上がらない・・・。

そういった皆さんからカウンセリングでお話を伺うと

何故かかなりの確率で「仕事」にまつわるお話を伺うのです。

例えば

専業主婦の方が「仕事でも始めようかと思うんです」というお声も伺いますし

独身女性から「仕事・転職にまつわるご相談」を伺うこともありますし

長く夫婦関係を続けてこられた方から「趣味を仕事にしたいと思っている」といったお声も伺うわけです。

もちろん仕事の話をしてくださることは何ら問題ないんですよ。

ただ、僕は

「ここでお仕事の話がどうして出てくるのだろうか?」

といった視点を持っているといえばそうなんでございますね~。

■パートナーシップのご相談と仕事ネタは、密接に関連している?

もちろん仕事そのものに問題はないのです。

が、そこにパートナーシップのお話を絡むと、別の意味を成す事が多いのです。

仕事は自己価値を感じるものでもありますが

時には「何かしらの感情を埋め合わせる」ものにもなり得るからですね。

特に「寂しさ」ですね。

心理学では寂寥感と表現しますけどね。

その内面で寂しさを強く感じている場合、パートナーシップのご相談の中で、仕事のお話はよく出てくるのです。

僕の知る限り、愛深き忍耐女子の皆さんはとても「常識的」な方が多いです。

だから、寂しさを過剰な遊びやアルコールといったもので埋め合わせることはあまりありません。

例えば、仕事、趣味、パートナーやご家族を愛する・・・

日常生活の中で常識的に考えて許可が出せる行為によって、自分自身の内面を満たそうとされることが多いのですよ。

だから、愛深き忍耐女子のみなさんほど「頑張り屋」「努力家」「真面目」といった印象をもたれやすいですし、できる人と思われている人が多いんです。

もちろんそのご本人もその自覚があって、自分自身で抱えている「キャラ設定」としてそこから降りられない方も多いんです。

さらに言えば、実際にすごい頑張り屋さんで仕事もできる人が多いのです。

できちゃうから、つい「寂しさ」を「頑張り」で埋め合わせようとするココロの動きが常態化していることが多いんですね。

そんな愛深き忍耐女子さんほど、やっぱり疲れます。

そりゃそうです、動いていないとなんだか違和感を感じるし、虚しさやそこはかとない寂しさを感じてしまうわけですからね。

中には、先の予定が埋まっていないと落ち着かない、といった方もいますし。

それが行き過ぎると、とにかくスッキリしないけど家で寝ていたい、なんてお話をしてくださる方もいるのです。

心理学でいう「補償行為(埋め合わせの行為)」であり、時には犠牲にもなり

そういった行動に依存傾向を持つ場合もあります。

全ては寂寥感・寂しさを埋め合わせるため、ですね。

■自分が一人でどう頑張ればこの状態から抜け出せるか、と考えないこと

こういったご相談を伺うと、僕はこうお伝えすることが多いんです。

「自分が同頑張って何を努力すれば、この状態が改善されるかと考えないでくださいね」と。

自立の人は常に「自分が何をどう頑張ればいいのか」と考えるわけですが、実はこういった寂しさを埋め合わせるような行動は、努力だけで解消できるものとは限らないからですね。

なぜなら、その心の中はこんな構図になっているからです。

「表面的な私(ペルソナ)」
     ↓
「隠しておきたい私・傷ついた私(隠している自己概念)」

いくら表面的な私を強化しても、その裏に隠れた私が変わらないので、寂しさや虚しさがなかなか埋まらないんですよ。

だから、寂しさを埋め合わせる行動を考えて一瞬気が紛れることはあっても、慢性的な寂しさは埋まらないこともしばしば。

そういった心の内には「人から隠して置かなければいけない私(自己概念)」が存在していることが多いんです。

まぁ文字のごとく「こんな自分は人から隠しておかなければいけない」と感じている私が感じていることは、「寂しさ」ですよね。

この隠れた自己概念をケアしていくことが必要なのですが、なかなかね、そうは思えないものなんです。

それぐらい隠しておきたいから、ですね。

・・・もうこのあたりは禅問答になるほどグルグルしますが。

ただ、この話には続きがあってですね。

実は私達の心の構図は、このようになっているものなのです。

「表面的な私(ペルソナ)」
     ↓
「隠しておきたい私・傷ついた私(隠している自己概念)」
     ↓
「本当の私・自分には価値があり、その存在が歓びであるであると知っている私」

ふにゃ~?と思われるかもしれませんが、そんな感じなんです(笑)

僕たちがいうところの「本来の私」がその下に存在しているんですね。

それは愛があり、価値があり、その存在自体が歓びの存在だと知っている私です。

とんでもなくパワフルで美しくて生命力あふれる私、でもありますね。

しかし多くの場合、こういった自分は深層心理の深いところに眠っていて。

過去の様々な体験で傷ついたり、自分を恥じて隠すなど「こんな自分では愛されないよ」と思っている自己概念ができあがるわけです。

それを知られないようにするために、いわば忍耐女子化したり、自立女子化する、というわけです。

だから意識的に

「頑張っていないと愛されない」
「いい人・いい女でないと愛されない」

といった思いを持つようになるわけですね。
< br>その結果・・・話は元に戻りますが

パートナーシップの中で感じる寂しさを埋め合わせるために「仕事」のお話が出てくるわけなんでございます。

■対処法を考える

「表面的な私(ペルソナ)」
     ↓
「隠しておきたい私・傷ついた私(隠している自己概念)」
     ↓
「本当の私・自分には価値があり、その存在が歓びであるであると知っている私」

僕はこの「表面的な私」を否定的にも見ないし、無理に変える必要はないんじゃないか~ぐらい思っています。

ただ、「隠しておきたい私・傷ついた私」の部分は丁寧に解放しておきたいところです。

まま、この部分を隠し持っていると、忍耐女子さんの忍耐は終わらないってことなんです。

そこにあるのは「弱い、恥じている、傷ついた、自己否定を続けている私」なんですよね。

「この私をいかに嫌わないか、愛するか、受け入れるか」か鍵でございます。

これ、パートナーシップの中でお互いに自己開示して愛し合うことができると最高なんですが・・・・

まま、忍耐女子・男子/自立女子・男子共にそれはとても難しい、と感じてしまうわけです。

隠しておきたい自分を隠すために、自立しているようなものですから。

なので、カウンセラーはセラピー・セッションを使っていくわけですけど

どんな自分も嫌いなさんな~というお話なんですね。

なぜなら

「隠しておきたい私・傷ついた私(隠している自己概念)」が悪いわけではないから。

恥じる必要もなければ、罰する必要もないからなんですわね。

むしろ労りや優しさが必要で、愛が必要なんですよ。

しかし、つい自分で嫌ってしまうと罰してしまうわけです。

まま、好きになれないから罰しちゃうんですよね。

それをいかに止めるか、にかかっているわけです。

自分の中の隠しておきたい自分って、どんな私でしょう。

どんな自分でしょう?

どんな目をしていて、どんな表情をした自分でしょう?

その自分、許してあげられるのは私、です。

その自分の価値を見つめることもできるのは私です。

辛そうにしている自分がいるなら、その自分はその辛さが理解でき、慈しみを知っているはず。

恥ずかしくて隠れたい自分がいるなら、恥じることの辛さが理解でき、魅力を知っているはず。

痛そうにしている自分がいるなら、痛さを理解でき、優しさを知っているはず。
 

隠しておきたい自分が知っていることには大きな意味があるんですよ。

そう見つめて自分を解放していくと、ココロの抵抗感や思考レベルの正しさが手放せてスーッと楽になっていくことが多いようですよ。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...