心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて、お盆ですね。
今日、僕は名古屋のカウンセリングルームに来ているのですが、なんだか・・・いつもより静かな感じがします。
ただ駅はにぎやかでしたねー。キャリーケースを持った人たちで溢れかえっていました。
みなさんにとって素敵な夏休みとなりますように!
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今日はネタ募集コーナーにお寄せいただいたご質問にお答えします。
よろしければどうぞ。
人前でパートナーのことを悪く言ってしまう人。
これ、いつも「悪口を言いたくてそう伝えている」というわけでもなさそうですよね・・・。
確かに悪意を持って話す人もいるのかもしれませんが、それはもう切ない話で。
多くの場合は、「自分でもよく分からないけれど、ついそう話してしまう」ことが多いようです。
人前でパートナーのことを悪く言えば、パートナーが許してくれていたとしても、やっぱり相手も、そして自分も嫌な思いもしますから、そのあたりは謝るべきところは謝って、自分がついそうしてしまうなら、その癖を訂正することも相手への思いやりかもしれませんね。
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さて、今回のご質問の答え、いただいたご質問内容の中に書いてあると思いますよ。
では、どうして緊張して焦ってしまうんでしょうね。
一体何を恐れているのでしょうか?
そしてその恐れ、あなたはどう乗り越えますか?
そんなところがポイントになるのでしょうね。
おそらくそうなる理由を頭で考えると、
「人にどう思われるかが怖くて平常心でいられない」だとか「会話の中の間が怖い」といったように、それぞれ思われることは違うと思います。
が、あえて一言でその根っこの心理を書いてしまえば
「恥ずかしがりさん」
それにつきます。
人前で愛や思いを表現することが恥ずかしいし、パートナーのことが好きだと言いにくいとかね。
そういった人は「男の子が好きな子に意地悪をする」心の動きと一緒で、つい相手の悪口を言ってしまうんでしょね。
相手に興味を持ってもらいたいから。
ただその興味の引き方が上手がどうかは別の話ですし、その行動の結果「自己嫌悪」が高まったりするので、まぁ問題意識が別方向に向かうこともあるとは思います。
また、自分がいつも遠慮して、自分の気持ちを表現しない人も、同じような心の動きを持つことがありますね。
あと、怖がりさん。怖いから叩く、の原理と、恥ずかしさを抑圧すると怖れに変わる、という部分から、つい怖がりさんはパートナーのことを悪く言ってしまうことがあります。
ちなみにこのタイプの方は「自分で問題を解決したい」という欲求が強いはずです。
どこか恥ずかしさを感じてまで問題を解決したくないので、人に話さないとか、自前で努力して解決する、という人が多いと思います。自分のことを隠したい欲求が強いんですね。
ということで、恥ずかしさ、という感情に対する慣れ・許可の問題ですね。
自己肯定感を高めたり、自己価値を認めていく。
また、自己表現を怖がらない、という感じですね。自分のハートをオープンにするイメージですね。
このあたりはカウンセリングで用いられる「心理セッション(セラピー)」がお役に立てるところです。
ただ、恥ずかしさを隠そうとする心の動きはいくつもあるので、どれがどうなっているのか、しっかり見つめる必要はありますよ、とお伝えしておきますね。
何か参考にしていただければ幸いです。
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