恋愛・夫婦の心理学

恋愛優先順位の低い彼の心理とそのパターンを解説する

恋愛優先順位の低い彼の心理についてのあれこれ話

例えば、彼がデートや会う約束を先延ばしにしがち・仕事を常に優先させる。

彼女の私よりも彼の友人や会社の繋がりを大切にしがち。

どこか自分の時間ばかりを大切にしようとして、予定を作りたがらない。

どこか二人の未来に自信のない発言や悲観的な言動をする。

私が甘えると、彼がどこか距離を取るぞ的言動をする。

このような彼にまつわるお話を伺うことがありますよ。

いわば「彼は本当に私のことを見ているの?」と思う瞬間そのものといいますかね。

だから「彼は私の事、どう思っているんでしょう」「どうすればもっといいかんけいになれるのでしょうか?私にできることってあるのでしょうか」というご質問は少なからずお受けすることがあります。

今日はそういったケースのお話でもサクッとまとめてみようと思います。

よろしければお付き合い下さい。

恋愛の優先順位が低い人ほど関わることに積極的ではなくなる

今回取り上げているタイプの男性、その心理を見つめていくと、実に様々な分析ができるものです。だから答えは一つじゃないんですよね

ただ今日はあえて「物事の優先順位(プライオリティ)」という要素にフォーカスを当ててお話したいと思っています。

「物事の優先順位」といえば、一般的には「自分が何を優先したいと思っているか」という話になろうかと思います。

ただ、そもそも人がどのように物事の優先順位を決めているのかをじっくり見つめていくと、シンプルに「好きなこと」から順に決めているとは限らないのです。

実は「人は自分の中での自分自身に対する優先順位」で、物事の優先順位を決めている部分があるのです。

今回の事例で言うならば「彼が彼自身をどう扱っているか?」でも、彼がどんな恋愛スタイルと取るかが決まってくる、というわけです。

今日のコラムはこの観点で進んでいきますよ。

実は自分の優先順位が低い彼

そもそも「自分自身の優先順位の低めな人」って、普段は「自分の事より、誰かのこと」を優先しているものです。

自分より他人や他の物事を優先して行動している傾向があるのです。

だから「プライベートでは自分中心の時間を過ごしたい」といった気持ちが強くなる人が多いのです。

また、「恋愛=自分のための時間」と考えている人も少なくないものですから、どうしても恋愛・パートナーとの時間の優先順位が他と比べて下がっていってしまうわけですね。それがいいことかどうか別にして。

 

実は、このようなタイプの人には一定のパターンがあって、その人の言動を見ているとなんとなーく「あぁこの人は自分の優先していないな」という部分が見えてきます。

よくカウンセリング事例として出てくるケースは、仲間、友人、仕事、後輩などは大切にするけれど、家族や身内のように親密な人とは距離がある、なんて状態ですね。

私達は近しい人と関わり合ったり、物理的にも心理的にも「人が近くにいると感じられる」ほうが親密感や安心感を感じるものです。

が、このタイプの人は自分の優先順位が低い、すなわち「自分の価値」に関わる物事を後回しにしてしまう傾向があるので、親しい人やパートナーとの距離を作ってしまうわけです。

逆に、少し距離がある人に対して、積極的に関わったり、相手に安心感などを与えようとします。

それが彼の中での自分の存在理由になっているなんてことも有り得る話なんですよ。

このパターンを僕は「ガラスケース的恋愛」と勝手に呼んでおります。

「パートナーや近しい人のことはガラスケースに入れておいておく。(だからお互いに傷つかないだろうと考える)

そのパートナーを遠くから眺めているだけで近づかない。

その間に、他の物事(仕事など)や困っている人、大変なことから順番に選んでこなしていく。」

そんなイメージです。

そんな人ほどきっと、食事の際は「好きなものほど後にとっておくタイプ」といえるかもしれませんね。

いわば、人生のメインディッシュ(喜び・つながり・関わり)をペンディングしまくる人、とも言えます。

ちなみに、このタイプの男性って恋愛初期にはグイグイ近づいて大切にしてくれます。

あなたが何か困った時には助けてくれたりアドバイスもくれるんです。

しかし、二人の関係が安定していると、徐々に距離を感じ始める、そんな関係ができ上がっても不思議じゃないんですよね。

そんな男性はどこか「自己犠牲的な生き方をしている」とも考えられるわけです。

そんな人ほど、どこか自分中心に行動している人を見ると「すげーわがままだ」とか言い始めるかもしれません。

また、どうしても消耗的、悲観的、未来に希望を持てないといった、ネガティブさ感覚を抱えがちになることもあって、普段はそう見えないけど付き合ってみると「え?」って感じになった、みたいな話も意外と多いものです。

彼の中でちょいと自己評価が厳しいからそうなる、と言えるでしょうか。

そんな彼の優先順位にあなたが付き合うことになる、と想像してみてください。

どこか慢性的に我慢を強いられたり、共に過ごす時間が徐々に減って寂しさばかりを感じたり、大切にされている感覚・繋がっている感覚が弱まっていくこともありえるとおもいません?

彼の価値観を頭ごなしに否定しないことは超重要

ただ、では「彼が意図的(悪意)であなたにそのように接しているのか」というと、意外とそうでもないことが多いのです。

彼があなたに飽きた、嫌っているのか?と言えば、そうと限らないことも大いにありえます。

(逆に言えば、飽きたから、もう愛せないからあなたと距離をおいている人もいるといえばいますので、そこは見極めが重要ですね。)

そもそも自分の優先順位の低い人は「自分を後回しにすることに価値を見ている」のです。

傷ついたヒーローみたいなイメージって言えばわかりやすいですか?

だから、このタイプの男性は「自分を優先する(自分の幸せを先に選ぶ)ということがよくわかっていない可能性」があるのですよ。

自分が出しゃばらず、自分がちょっと犠牲的になり、自分の取り分をもらわないことで、誰かが楽になる、幸せになるといった発想を持っていることが少なくないのでね。

ただ、そういった男性が親密な関係を求めていないわけじゃありません。

むしろ、自分の幸せの優先順位をどのように高めればいいか、ガチでわからないのでしょう。そういった自分を幸せにする行動・経験が圧倒的に不足しているのだと僕は思います。

なので、彼の価値観・考え方・行動をそのまま否定すると、やっぱりトラブるのです。

「なんでオレのことをそんなに責める?悪く言う?頑張ってるのにさー」と思われかねないってことですね。

人によっては「自分の優先順位を下げること」を「他者への貢献」と感じている人もいますからね。(それは貢献ではないのですけど誤解している人は少なくないという意味)

だから、自分のことを大切にしない、優先できない彼のことを「正そう」としないこと。

正すのではなく、一旦彼の価値観・考え方を認めて理解されることをオススメしますよ。

じゃないと、話し合うことすらできないかもしれません。

そんな彼と上手に関わっていくには

さて、もしあなたが彼とのいい関係を築きたいと思われるならば、「彼の価値観を理解し、認めること」が重要ですよ。

彼との相互理解や、二人の話し合いが進んでいないのにも関わらず、相手の考え方を「それって変じゃない?」などと否定しないことでしょうか。

誰もが自分の価値観を否定されたくはないものですよね?

彼のその価値観があまりメリットがないものだとしても、それを採用するにはそれなりの事情があるはずです。

そこを理解しないまま、他人がアレコレ口を出したり、否定的なことを言えば、相手は「何も分かっていないくせに」と思っちゃうものですよ。

だから、いくら彼が関わってくれないからと言って、彼のあり方まで否定することはちょいと行き過ぎなんです。

そもそもパートナーのことを否定するために恋愛しているわけじゃないですよね。

だから、あなたにとっては違和感を感じる彼の価値観であっても、一旦肯定的に捉える、理解を示す、といった表現があったほうが関係はうまくいきます。

もちろん彼の価値観に同意できなくてもいいんです。あなたの価値観を否定する必要もないのです。

ポイントは「自分とは違った考え方があるんだな」と知って、その違いを受け止めておくことです。

もちろんあなたの考え方も尊重していいんです。

お互いにそれができれば「二人の価値観」について考えることができるようになりますからね。

そこを目指していきましょう。

また、彼自身、自分を優先できていないのは、深層心理レベルでの罪悪感、加害者意識が強いタイプだからだと見ることができます。

そもそも「犠牲」は罪悪感ベースの行動であって、犠牲が強い人ほど罪悪感でガチガチになっている状態なのですよ。

この感覚が強い人は「自分を中心に考えて行動すること」に抵抗感を感じ、なにか「他の人のために頑張らないといけない」と感じてしまいやすいのです。

だからこそ、彼の価値を見て、彼を認めていくことで、彼が感じられない「自分の価値」を少しづつ感じ取ってもらえるように関係を進めていくといいでしょう。

例えば、彼の行動で素晴らしい部分があったとしたら「すごい!素敵!素晴らしい!」と褒めてみるとか。

ダイレクトに「あなたは私の大切なパートナーなんだよ」と伝えてもいいと思います。

彼に「あなたは素晴らしい人なんだよ」「価値のある人なんだよ」と感じられるようなアプローチを続けることです。

もちろん「辛いことがあったら私に話してね」と受け止めてあげてもいいですね。

ここは本音で勝負しないとなかなか相手の心が動かないかもしれませんけどね。

ただ、これこそ彼のそばにいるあなたにしかできないことですしね。

彼に喜びをコツコツ教えてあげる人になってみるのも一つの方法ですよ。

それにより「彼の中の価値観・観念・感覚が変化する」なんてこともありえる、といえばそうなんです。

そもそも人は人との関わりによって傷つきもしますが、人との関わりによって癒やされるもの。

あなたとの関わりによって彼が「新しい価値観・感覚・考え方」と出会うとしたら、あなたは彼にとって「特別な人」になることは間違いのない話でしょう。

とはいえ、あなたが必死になって彼に自分の思いをねじ込もうとしても逆効果です。

むしろ「私はそう思ってるよ」的な楽なスタンスで構えているといいでしょう。

誰だって「穏やかで、おおらかで、温かい感じがする人」を好むでしょ?

あなたが彼の前でそんな自分でいられるようになるにはどうすればいいか?を考えてみてもいいかもしれません。

つまり、このタイプの彼と向き合うなら、今の関係を楽しむことが重要で、執着や不安は手放しておくことが重要ってことですね。

あなたが恋愛に苦手意識を持っていたり、今の関係を楽しめなかったり、今の関係に執着してしまうと、おそらくいい結果は出にくいもの。

だから、まずは自分自身の気持ちの整理や、目的意識を持つことをはじめてみるといいと思いますよ。

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