ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

ピンチな状況にいるかもしれない上司に部下の私が最大限にできることを教えてください!

浅野さんへの質問

いつもありがとうございます。
浅野さんのブログにすっごく居心地の良さを感じ、ネタに取り上げて頂けたら幸いです!

仕事が上手く軌道に乗らず、もしかしたらピンチな状況にいるかもしれない上司♂に部下の私♀が最大限に出来ることを教えてください!

自慢じゃありませんが、はっきり言って私は仕事ができません。
この上司のおかげで仕事を続けられています。
上司は私の恩人です。
性格は浅野さんに似ている部分がありまして(それもあって私は安心できるのだと思います)、情熱的で、とっても恥ずかしがり屋で優しくて、部下を守ろうとしてくれる人です。
私が嘘で笑っていると見抜かれます。私が不安がると心配そうな顔をしてくれます(浅野さんのきくまるのほぼ30代からのワークショップ、セカンドクールの中にありましたね、いっつも心配しているのは「女性が大事だからです」と)。そして「大丈夫」と言葉をくれる、行動も取ってくれる上司です。
それなのに私は不安顔で心配してしまいます。
この局面を無事に乗り越えられますよう、浅野さん、よろしくお願いします。

(匿名さん ※原文のまま掲載しています)

匿名さん、ご質問ありがとうございます~。

性格は浅野さんに似ている部分がありまして(それもあって私は安心できるのだと思います)、情熱的で、とっても恥ずかしがり屋で優しくて、部下を守ろうとしてくれる人です。

ぬおっ!(・・;)

な、なぜ、恥ずかしがりとご存知なんでしょうか・・・(-_-;)

でも、これこそ頭隠して尻隠さず・・・と同じかもしれませんね。

たしかに僕の「恥ずかしがり」具合は、自分でもどうかしてると思いますが(笑)

あー恥ずかしい・・・。

では、ご質問にお答えしますねー。

仕事が上手く軌道に乗らず、もしかしたらピンチな状況にいるかもしれない上司♂に部下の私♀が最大限に出来ることを教えてください!

では・・・上司にとっての「喜び」ってなんでしょう?

そこを考えていくと答えが見えてくるかもしれませんよ。

それは一人の男性、社会人、としてではなく

あくまで一人の上司、としてです。

逆に、上司として「痛恨の極み」となることってなんでしょう?

僕が思う答えは

「喜び」は「部下の信頼を得られること」でしょうね。

「痛恨の極み」は「部下に不信感しか持たれていないこと」でしょう。

なんだよ、この上司!と思われる上司も

大丈夫ですか!といつも思われる上司も

まま、辛いもんです。

メンツ丸つぶれ、といいますか、上司である意味を疑ってしまいそう。

でも僕たちは子供時代

よく「権威」に対してそんな思いを持ちませんかね???

なんだよ、うちの親!

もしくは

親は大丈夫かなぁ・・・みたいな(笑)

そう思われる親も辛いっすね・・・。

あぁ、この話、自分の未来を投影しているのだろうか・・・。

・・・余談でした。

それなのに私は不安顔で心配してしまいます。

んーそこにあなたの「思い」が込められているのでしょうから

まま、しゃーない、ですよね。そこはそこでOK出しましょう。

もちろん上司が恩人、と思えるならご心配でしょうしね。

ただ、そこの思いは良しとして

実際の「関わり方・やり方」を変えていい部分かもしれませんね。

おそらく上司さんは

あなたがいることにちゃんと意味を感じています。

「部下をしっかり心配し気づかえる」

このように上司は「自分から与えること」でいい気分になっているはずです。

だから

あなたから上司にできること、と言えば

「あなたが上司を信頼して仕事をすること」なのかもしれません。

あなたがあまりに心配して

手取り足取りなにかしようとすると

上司は受け取らないこともありますよ。

それが辛い、申し訳ないと思うもいるでしょう。

特に上司が男性であればなおさら。

ただ、それでも

「もっと私に愛させんかーい!暴動起こすぞー!」

なんて感じならば(そんな印象を受けるのですが・笑)

こう考えてみると、いろいろできることが思いつくかもしれません。

あなたの上司も、その上司からすれば部下、なのです。

あなたの上司がトップならば、取引先様との関係を見ればいいです。

あなたの上司が、その上司にどんな態度をとっているか?を見てみるといいんですよ。

それがあなたの上司が思う「部下感」。

それがいいと思っているはず、という「お中元の法則」です。

「自分のいいと思っているものを人は与える」というね。

それと同じような態度で接すると、お互いに分かりやすく共感できると思います。

ただし、万が一

その上司がすんごい我慢しいタイプで、いつも忍耐を募らせていたり

勧善懲悪タイプで、上司と戦っている場合は別。

そこをつついたり、一緒に戦ってはなりません。

その場合は、上司のそばにいてその仕事を支えるだけでいいと思いますよ。

ただし・・・

この場合ちょっと高度なテクもありまして。

例えば

「自分の上司が、その上司に理不尽なことを言われ怒ってる・我慢してる」

みたいな状況があったとしたら。

あえて、こちらから

「もうひどいですよね!あんな言い方ないわ!」

なんて怒ってみると

上司が「まぁまぁ、そうはいってもな」と

あなたを諭しながら若干気持ちのガス抜きができる、なんて技もあるんですけどね。

これはその意味とやり方を自覚していないと、ただの文句でしかないんですが^^;

ちなみにこれも万が一の話。

あなたの上司が僕と似ている性格なら・・・

直接なにかされると、つい「申し訳ない」と思うタイプかも?

受け取れないといえば、受け取れない人なのかもしれないけれど

自分の努力は全て部下のため、仕事のため、家族のためとなっているかも?

ならば、その上司の苦労を止めにかかるより

部下には「今、できること」をしっかりやってくれている方が嬉しいかもしれない。

あとは上司のおかげで・・・、と言ってほしいかも(ニーズ)

それぐらい全力で頑張りたい人なのかもしれませんよね?

あ、僕が実際にこういった人間かどうかは別にして、ですよ・・・。

何か参考になりましたら幸いです。

そして、いつもブログご覧いただきありがとうございますm(_ _)m

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