恋愛・夫婦の心理学

夫婦の絆を取り戻す方法は「愛されていたこと」に気づくこと

■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日はご夫婦のお悩み・ご相談にまつわるコラム。

よろしければどうぞ。

夫婦の絆を取り戻す方法は「愛されていたこと」に気づくこと

夫婦が歩く光景

夫婦って考えてみれば不思議な関係です。

全く違う二人が出会い、愛し合い、ともに歩むのですからね。

そもそもは全く別のプロセスを歩んできた二人。

だからこそ、お互いの違いを受け入れ分かり会えることもあれば、逆に価値観の相違などから対立を深めてしまうこともあるのでしょう。

残念なことかもしれませんが、分かり合えない関係に陥ると、どうしても「そもそもは全く違う二人」であることが、二人の絆を断ち切る事情に変わってしまうものです。

あの人は私を分かっていない。
彼女は僕を理解していない。

そう思えば「もうこの人とは一緒にやっていけないかもしれない」と思うこともあるでしょう。

しかし、僕がいるカウンセリングの現場というものは不思議な場所で

「パートナーを別れたいと思っているんです」
「もう一緒にいることに疲れ果ててしまいました」

というご相談を伺うと

実は、パートナーを寄り添いきれない自分にがっかりされている方が多いのです。

それぐらい私達は「私が選んだパートナーを愛したい」と願っているのかもしれませんね。

「もう別れるしかないかも」という思いには、いつも「愛せない悲しみ」がつきまとっているのかもしれません。

 

夫婦円満の秘訣って、何のためにあるのだろう

例えば

日常のコミュニケーション
日頃からの感謝
相手の声に耳を傾ける
ともに出かける
スキンシップをとる

一般的によく語られる夫婦円満の秘訣。

これらの手法は、何のためにあるのだろう。

僕が仕事柄こんな事をよく考えるのです。

もちろん夫婦円満の秘訣、その手法が相手への愛情や思いやり、お互いに愛を交わし合うために存在しているものでしょう。

言い方を変えれば「私から相手へ思いを届ける方法」であり「与える方法」。

ただ、それだけで十分なのでしょうか。

もし誰かが自分に愛を届けようとしているなら、それを受け取る視点もまた不可欠。

私たちの心理学では「受け取る」と表現される愛のベクトルを意識することも大切なことではないでしょうか。

もし受け取る要素がなければ、人の愛情や思いは常に宙に浮いてしまうことになってしまいますよね。

あなたがパートナーや大切な人のためにコミュニケーションをとるように、

相手もあなたのために同じことをしているのかもしれない。

こういった意識を持つこと、なんですよね。

 

受け取るは与えるの女性性的側面

「受け取る」は、「与える」の女性性的側面を持ったもの。

実は受け取ることもまた与えていること、と考えられるのです。

しかし多くのご相談事例は

「パートナーをどう愛したら良いでしょうか」
「パートナーを愛することに疲れました」

であることが多いのです。

表面的には

「どうしてパートナーは愛してくれないのでしょうか」
「どうしてパートナーは自分を理解してくれないのでしょうか」

そうお伝えいただく方もいらっしゃるのですが

では「あなたが愛してほしい、理解してほしい気持ちとは何なのでしょうか?」という問を投げかけさせていただくと

「私が相手を愛している・好きである」と返ってくることが多いもの。

つまり、実際に愛せているかどうかは別にして、内面的には与える意識となっていることも多いんです。

こういったご相談をいただく方の深層心理には

与える、頑張る、頼らない、一人で考えて答えを出す・・・

「自立」と呼ばれる背景が存在していることが多いものなんですよね。

同時に

「自分が人の愛を受け取って良い」という許可が出てい無いことも多いのです。

もっと頑張るべき、与えるべき、そんな観念が強く横たわっているのです。

だから、受け取る意識が薄れてしまうのですね。

もちろん大切な人のために頑張る、与えることは素晴らしいことです。

しかし、夫婦の絆を取り戻すには

「あなたが愛されていたこと」
「あなたが愛されるにふさわしい存在であること」

ここに気づくこともとても大切なことと言えるのですね。

あなたは今、自分にどんな評価を与えているでしょうか。

あなたはどれだけ与え続けなくてもいい、という言葉で安心できるでしょうか?

もし安心できないならば、もっと自分を見つめるときでしょう。

そしてもっとあなたに向けられた人の思いに気づくときなのかもしれませんね。

【ミニエクササイズ】

ここ3ヶ月の間で、あなたに対して向けられた人の親切、サポート、思いはありましたか。

それは誰から、どんな形でやってきたものでしょうか。
思いつく限り、ありのまま紙に書き出してみましょう。

そしてその親切、サポート、思いに心からの感謝を向けてみましょう。

 

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