恋愛・夫婦の心理学

彼は私の好意を受け取ってくれずとても傷ついちゃう そんなときの処方箋

彼は私の好意を受け取ってくれない人 さてどうする?

浅野さん

こんばんは。今日はひとつ質問があります。

自分(私)の好意に対して、気持ちすら受け取ってくれないような相手(付き合って2年の彼氏)にとても傷ついています。

例えば、〇〇作ったから、一緒に食べよう、といっても、いいよ、別に持って来なくても。とか、

前々から〇〇(1~2万のもの)欲しいって言ってたよね?お誕生日も近いし使えるポイントもあるから、プレゼントするよ、と聞いても、好みとかあるから自分で欲しくなったら買うしいらないよ、といった返事です。

断るにしても、気持ちはありがとう、といった感じが何も伝わってきません。

私なりに何故そうなるのかと考えると、お返しが困る(自分もそれだけの物を返さないといけないから)とか、料理に関しては、彼の舌にあったものをあんまり作れたことがないから困る。私のセンスが彼に合わない。有難迷惑。なのではないかなと思ってます。

私の彼を喜ばせたい気持ちには気づかれてないのでしょうか。

彼は不器用なタイプではあるとは思いますが、気持ちに鈍感!と思うことが多々あります。
もちろん私も男心に疎い部分もあり、お互い様といえばそれまでなんですが。。
よろしくお願いします。

ネタ募集コーナー:ゆこさん

 

ゆこさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

そうそう、受け取らない人っていますよね。そして、受け取ってもらえないと切ないですよね・。

ただ、受け取らない人って「善意」か「悪意」かによって対応が変わるんですよ。

ここの見極めが大切といいますかね。

今回もとってもいいご質問をいただいたので、コラムにします。

受け取らない→傲慢だと思われたくない人も結構いる

たとえば

「奥さん、嫌だわ。そんなことしてもらったら困るから。もういいのよ、そんなこと。ええ、もう十分です、その気持ちだけで。

悪いわぁ・・・もう。いただいていいんですか?

もう、申し訳ないわ。ありがとうございます。」

これはまさに日本人の伝統芸?とも言えそうな、人の好意を受け取る際に起きる反応の一つ。

えーそんなに良くしてもらっていいの?悪いわぁ・・・もうやめてよ。

この反応は「自分がそんなに良くしてもらっては申し訳ない」という反応を見せていないと、この人わがままで傲慢じゃないの?と思われるのが嫌、なんて意識が働くときに起きるのかもしれません。

まぁなんていうんでしょう、そもそも日本では「遠慮することが美徳」となる傾向って強いですよね。

遠慮することで、「あなたの行為に価値を見て反応しておりますよ」と伝える。

どこか相手の尊厳を守ろうとしている部分もあるんでしょうね。

その価値観の中では、「いや、嬉しいです、ありがとう!」と素直に受け取ると、何あの人?と思われやすいって傾向もあるのかもしれません。

特に都市部より、地方に行くとその傾向はやたら強まるかもしれません。僕のカウンセリング経験からそう感じますよ。

そう、受け取らない人って、実は「人にどう思われるか」をめっちゃ気にする人が多いとも言えるんです。

ただただ「ありがとう」と受け取るだけでは、ついつい「傲慢な人ね」と思われやすい要素もこの社会にはある、といいますかね。

いわゆる「もっと人に気を使えよ」と思われやすいって話ですなぁ。誰がどう気を使おうが自由な気もしますけど。

他の事例で考えましょう。

会社の同僚や上司が休暇開けにお土産を持ってきてくれた。

だから今度は私もお返ししなきゃ、と考える。

この考え方ってめっちゃ自然ですが、もし「えーお土産もらったら返さないといけないじゃん」と感じるとしたら

「周囲から私がどう見られるか」を気にしすぎているわけで、自分から「与える」ことの歓びも、人の好意を「受け取ること」の歓びもちょいと減りますね。

むしろ「返さないとマズイ(変なふうに見られてしまう)」という義務感や怖れに変わってしまう。

こういった思いが常に「受け取らない人」の気持ちの根底には存在するのかもしれません。

ただまぁ、お土産を持ってきた同僚や上司が「どんな思いだったのか」は検証されていなさそう。

ここを「社会人としてのマナー」と割り切ってもいいんだけど、僕はちょっと味気ないなと思っちゃうわけですよ。

もし、お土産をくれた人が周囲に気を使うタイプなら、あなたがただ受け取るだけでは「うーんあなたはいつももらってばっかりよね」と嫌味をいうかもしれない。ま、そういう相手だってことですけども。

しかし、本当に同僚や部下に喜んで欲しくてお土産を買ってくる人もいるわけですよね。その人にとっては「えーいいんですか」「じゃお返ししなきゃいけないじゃん」と思われることが何より切ないでしょうね。

そもそもはただただ喜んでほしいのだから。

これはお土産だけの話ではなく、いわゆるマナー、礼儀云々にとっても同じことがいえると僕は思いますよ。

相手に対して心からの尊敬を示し、お互いに良い気分を味わいたいのか。
それともやらないと「自分がどう見られるのか」と気にしているのか。

これ、「相手を見ているか」「自分を見ているか」の違いなんですけどね。

自分よりも相手のことを考える心の余裕があれば、相手に喜んでもらうことを考えるでしょう。

しかし何か事情があって自分がどう思われるかばかり気にしていると、相手がどんな気分になるかを考えられなくなることもあるでしょう。

特に「相手を喜ばせたい」という思いの質量は、「自分自身にどれだけOKを出せているか」と比例するものですよ。

自分にOKを出せている度合いだけ、自分を見なくて済みますから、人にも心から喜ばせたいと思うようになるものです。

そう考えると、自分嫌い(もしくは)→相手を喜ばせられない→人が面倒に思う→だから受け取らない、という循環に陥るってことですね。

 

気を使うことは良いが、愛が循環しないというデメリットもある

さて、よく受け取ることが苦手な人からこんな話を伺うことがあります。

「お互いに気を使うぐらいならはじめからお互いに何も与えないし貰わないようにしよう。そうすればお互いに負担が減るじゃないですか」

確かにその考え方もありますよね。

 

もちろん僕はこのこと自体を否定的に見ていないんです。

ただ、ちょいと・・・身近な人の中で行うともったいないことになるかな?僕は思います。

どんなことにもプラスとマイナスがあるように、この考え方にもメリットもあればデメリットが存在するわけですよ。

 

受け取らないことのメリットはお互いに気を使わない。お互いがお互いのことに集中できる。

デメリットは愛や好意、歓びが循環しなくなりがち。親密感や支え合う力が不足するし、結局誰がそばにいても一緒かも?って感じやすい。それは自分も人も同じ。

お互いが気を使わないように何もしない、という考え方。

これが家族・パートナー・親友・ビジネスパートナーなど近い人と関わる場合に、どこまでのメリットがあるのか、という話です。

 

いわゆる遠慮しいさんや、受け取らない人は、人との関わり合い・支え合いが不足してしまうのはそのため。

愛や好意が循環していないんですね。どこか自己完結的なんです。

だから、関わり合いが減る分、エネルギー不足を感じやすい傾向があります。

そんな受け取らない人の本音って「もう気を使いたくないし、気を使わせないでよ」かもしれません。
 
こういった感情って、対人関係だけでなく、パートナーシップ、仕事のやり方、家族関係、友人関係、子供との関わり方(子育てのストレス)などに影響しているものですよ。
 
 

過干渉が嫌なタイプも遠慮ばかりする

さて、ここまでは一般論。

ここからは今回のご質問のケースとして考えていきましょう。

私の彼を喜ばせたい気持ちには気づかれてないのでしょうか。

うーん、どうでしょう。今回のご質問だけではそこが推測しきれないでいます。

そもそも、意識として気づきにくいひとなのか。
それとも、気づいているけどあえて意識しないようにしているのか。

もし意識として気づいていないなら善意です。

ここでの善意とは「自分の対応が彼女を傷つけているとは思わず、むしろ気遣いだ」と感じている場合。

この場合は、相手の善意に気づいて「そ~いう人なんだな」と理解して、自分が傷つかないように気をつけるってことでしょうか。

もちろん不満感や愛しても相手の反応の薄さに物足りなさを感じるかもしれませんけどね。

ただ悪意はない、気づいていないってことなので、一つ一つ教えてあげるといいですよ。

私はあなたのことをこう思っているよ、と。

また、もし気づいているなら、悪意です。

ここでも悪意とは「気づいているしわかっているけれど、申し訳なかったり恥ずかしかったり、何かしらの葛藤があって受けとれない」ということですね。

この場合はゴリ押しすると相手は逃げます。きっと恥ずかしいのです。

だからできれば、相手に受け取りやすい方法で愛情を示すか、もしくはどーんとストレートに「私の気持ち」を伝えてみてもいいかもしれない。

どちらにしても相手の拒絶で凹むと相手が更に気を使うパターンなので、自己愛や自己肯定感を高めておくことは有効ですね。

私なりに何故そうなるのかと考えると、お返しが困る(自分もそれだけの物を返さないといけないから)とか、料理に関しては、彼の舌にあったものをあんまり作れたことがないから困る。私のセンスが彼に合わない。有難迷惑。なのではないかなと思ってます。

ありがた迷惑ってのは受け取れない人の主観(防衛)なんで。できれば気にしないほうがいいです。

ありがたいけど迷惑だわ、って・・・どっちかに決めるべきは相手。

僕なら「どっちやねん」と手厳しく突っ込みます(笑)

そりゃもう好きか嫌いかはっきりして!と同じですから。

・・・もちろん50%程度は冗談ですけど( ̄ー ̄)ニヤリ

また「お返しが困る」って部分は、確かに有り得る話ですね。

この場合はもっとあなたの取扱説明書を相手に渡す必要があるかもしれません。

「私はこうすると喜ぶよ」という部分。この分かりやすさはどうしても必要になりそうです。

その上で、彼の取説も聞き出したほうがいいですよね。

 

例えば、〇〇作ったから、一緒に食べよう、といっても、いいよ、別に持って来なくても。とか、

前々から〇〇(1~2万のもの)欲しいって言ってたよね?お誕生日も近いし使えるポイントもあるから、プレゼントするよ、と聞いても、好みとかあるから自分で欲しくなったら買うしいらないよ、といった返事です。

断るにしても、気持ちはありがとう、といった感じが何も伝わってきません。

これ・・・彼は「過干渉なイメージが嫌でたまらない人」ではないだろうか?

そう僕は思っちゃうんですけどね。

意外と「愛されキャラの人」の多いのですけど、過去にあまりに干渉された経験が多い男性は「もう放っておいてくれよ」と誰にでも言う可能性があります。

いいも悪いもなく、相手のために受け取らなきゃいけない事が多すぎたってことですけど。

言い換えれば、どこか今の自分を尊重された経験が少ないってことですね。

自分が干渉されまくったおかげで、自分の内面には入ってほしくないと思うけれど、だからといって相手にNOを言いたいわけでもない。

ただ、ありがとうなんて言葉を言うと、相手の干渉がひどくなる可能性があるので言わない、って人もいますよ。

この場合、彼のご両親やご家族を見てみるといろいろわかってくるとは思いますが。

また少し別の話になりますが、こんな男性もいますよ。

あまり多くを求めると負担だろうと思って、あえてパートナーに求めない人。

それがいいかどうかの議論の余地はありそうですが、少なくともそれこそが善意だった、というケースも多いんです。

よくあるケースとしては、自分の両親が「もう疲れたわー」「お父さんは(お母さんは)何もわかってくれない」なんて不満をこぼしていると、子供は「そっかー多くを求めちゃいけないんだ」と自分の欲求の優先順位を下げるんですよね。

その結果、「もういいよ、僕のことは」と伝えることが良いことだと思いこんでいるケースですね。

だからこそ、自分からもあまり人に期待しないわけで、そこになんだか距離を感じて寂しいと思う女性がいても不思議ではないとは思います。

もし、今の二人の間に大きな問題がないとしたら、彼のペースはそれはそれとして認めて、そばにいて楽をしていればいいってことなんだと思います。

実は今の状態でも彼があなたから受け取っていることはあるのかもしれませんよ。

そこは確認しておくといいとは思います。

そもそもそばに居てくれるだけで嬉しい、という人もいますしね。

その上で、自分が与えたいこと、やりたいことは自分の意見として、そこに込めた意味も若干含めながら伝える。

前々から〇〇(1~2万のもの)欲しいって言ってたよね?お誕生日も近いし使えるポイントもあるから、プレゼントするよ

もちろんこの言葉で十分気持ちって伝わりますよね。

そこで、もうちょっとだけ工夫をするとしたら・・・・

たとえば「あなたには喜んでいてほしいんだよね」といった感情表現を入れても良いかもしれないですしね。

受け取るニュアンスをいれるなら「いつもそばにいてくれてありがとう」でもいいですし。

お互いの「気持ちのやり取り」がもう少し必要になりそうな状況かなと思いますから、相手への思いの表現は積極的にトライしてみてもいいかもしれませんね。

こういった場合ほど不安から物事を考えると思うんですが、自分なりの思いには肯定的な意見を出しつつ、お互いのペースが重なる部分を尊重していくほうがいいと思います。

以上、何か参考になりましたら幸いです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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