恋愛と男性心理

なかなか関わってくれないけど別れない彼の心理

風船をふくらませる女性

なかなか関わってくれないけど別れない彼

なかなか関わってくれないけど別れない彼

恋愛に関するご相談の中に「なかなか関わってくれないけど別れない彼が何を考えているのかわかりません」というものがあります。

例えばこんなケース。

最初は頻繁に連絡もできていたのですが最近はあまり連絡もくれません。

いろいろ心のことを勉強していくと、彼は罪悪感まみれだってことが分かってきました。

だからLineをくれないし、私と頻繁に会おうともしないのだと。

ただこれからどうしたらいい関係になれるのかがわかりません。

彼は出会った当初、とても情熱的で好きだとたくさん言ってくれていました。

でも最近は全く連絡をくれないし、会うのも月に1回程度。あんなに好きだって言ってくれていた彼とは別人のようです。

正直、どう接していったらよいかわかりません。

確かに普段から関わるつもりがないなら別れるほうが理屈に合うわけですけど、確かに「関わり合いは持ちたくないけど別れない人」ってのも存在するんですよね。

だから、こちらから「もう別れる?」と聞いたら

「そんなつもりはない」

と言われて大混乱される女性の皆さんのお話を僕もたくさん伺ってきたんですよ。

ということで今日は

「なかなか関わってくれないけど、かといって別れない彼の心理」について解説してみます。

よろしければどうぞ。

なかなか関わってくれないけど別れない彼の心理

なかなか関わってくれないけど別れない男性

なかなか関わってくれないけど別れない彼の心理は「関わることへの怖れ」です。

別の言葉で表現するなら「コミットメント(関与)への怖れ」となります。

つまり「なかなか関わってくれないけど、かといって別れない彼」とは

自分の気持ちや二人の関係を安定させることをせず、しかし二人が恋愛関係であること望んでいる状態

ともいえるのです。

逆に言えば、彼は自分自身の気持ちが不安定になることや、二人の関係が不安定なものになることを心から望んでいるかどうかは別にして

しかし彼の中にある何かしらの理由で「不安定な関係であったほうがいい」と感じている可能性があるという話です。

うーん、ちょっとわかりにくいですね。

なので、もう少し深く解説していきます。

コミットメントは恋愛関係を安定させる要素

恋愛や結婚生活などが安定し、自分自身の気持ちも安定させる方法の一つに

「コミットメント(関与)」

というものがあるんです。

ここでのコミットメントとは「決める」「積極的に関わる(関与する)」という意味です。

要は「この人を愛すると決める」「この人と関わり続けると決める」ことによって、関係も、自分自身の気持ちも安定するというわけです。

逆に、迷いを抱え続けていたり、「本当にこの人でいいのか」と疑い続けていたり

「この人!と決めたくない。できれば未来の可能性を残す意味で決めたくないし、決めることがリスクだ」と感じているなら

その関係も自分自身の気持ちも不安定になりやすいんです。

だから、恋愛やパートナーとの関係以外にコミットメントするものを欲し、それによって自分の気持ちを安定させる人もいますしね。

また、その不安定さを受け容れて「コミットメントしない生き方」を選び続けている人もいるでしょう。

これは

「パートナーである女性のことが好きじゃないからコミットしない」

という意味というよりは、

「そもそも何かを決めることが自分の人生においてリスクだ」

と考えているから、恋愛をしてもパートナーにコミットしないという意味だと思ってください。

なかなか関わってくれないけど別れない彼の愛情のあり方

さて、「なかなか関わってくれないけど別れない彼」にまつわるご相談で

彼の愛情のあり方についての質問をいただくことがあります。

例えば、「彼は私のことが本当に好きなのでしょうか」と言った感じでね。

この質問、正直お答えすることが非常に難しいものでもあるのです。

なぜなら

「彼があなたのことを愛していないのに(好きでもないのに)別れないという可能性は低いだろう」と想像できつつ

同時に「彼女さんが望むような、もしくは彼女さんと同等の愛情を示していたり、二人の関係に対するコミットメントをしているか」

と言えば、それは彼に確かめないとわからない、という話になるからです。

ただ、僕からお伝えできることは

「彼は彼なりにあなたとの関係を大切にしている可能性はあるのでは」

ということなのです。

「人は自分が愛されたいように人を愛する」の法則

ここで登場するのが

「人は自分が愛されたいように人を愛するの法則」です。

これはいわゆる「お中元の法則」なんですけどね。

自分が誰かにお中元(お歳暮や御礼の品)をあげるとしたら、まぁ無難なものを選びそうですよね(^^;

突飛なものは届けない人が多いんじゃないでしょうか。

かつ、無難なものの中で「自分がもらって嬉しいもの」もしくは「相手がもらって嬉しいだろうと自分が思うもの」を選びそうです。

このように多くの人は

相手の夢を叶えてあげたいと思うし、喜ばせてあげたいと思うもの。

と、同時に自分の判断で「きっとこうすれば相手は喜ぶだろうな」と思うものを提供していることが多いんです。

そう考えると、人は自分が愛されたいように人を愛するものだ、と言えそうなんです。

これってふつうのコトといいますか、ある意味自然なことだと思うのです。

もし、この考え方を今回のご質問に当てはめるとするならば

彼は「あなたに何かしらコミットさせないことがいいことだ」と考えている可能性があるのです。

自由で、何にも縛られず、深く相手のことを考えたり心配することもない。

いわば「頑張らない」ことがいいことだ、といったニュアンスです。

ちなみに、これ、最近巷で話題の「新型パワハラ」に近いニュアンスがあると僕は思うのですけどね。

※新型パワハラとは、「部下に過小評価をしたり、ムダな頑張りをするな」というモチベーションを下げる発言をすることを意味するようですよ。

なかなか関わってくれないけど別れない彼との関わり型を考える

価値観と分かち合う男女

さて、最後に

「なかなか関わってくれないけど別れない彼とどう関わるか」

という話について考えてみましょう。

これは人それぞれで判断が異なる部分かもしれません。

が、少なからず

「あなたが求める恋愛関係」と「彼が求める恋愛関係」が異なっている可能性は否定できない

という部分からスタートするといいと思います。

その上で、どちらが正しくてどちらが間違っているという議論・発想になることは手放しておきたいところ。

人の愛し方は千差万別、かつ、自己責任において行われるもの。

自分の愛し方が絶対的に正しいとも、間違っているとも言えるものではないのです。(悪意があるものや相手の権利や利益を害するものではない限り)

なので、できるだけ対立しないことを考えながら、次のようなことを考えてみるといいのではないでしょうか、という僕からのご提案をまとめていきます。

まだ二人は二人として生きていないのなら

もし、二人の愛し方がまるで違うということは

相性が合わない、考え方が合わないとも言えるのですが

「まだ二人の本当のストーリーは始まっていないのかもしれない」

とも考えられそうです。

これは今までの関係が未熟だった、意味がなかったということではありません。

まだ、二人は二人で生きるプロセスに入る前だ、ということ。

今までの二人はそれぞれの生き方の中で相手のことを愛していたのでは、ということ。

そして、もしこれから二人が本当に二人で生きていくことになるなら

そのために必要なことを考えていくことになるのではないか、という意味です。

ここではお互いが悪意なく「自分の愛し方」にこだわっていなかったか。

それによって相手の考え方を否定的に見ていなかったか

などに気づくといいと思うんですね。

一旦相手の愛し方には理解を示してみよう

好きな人の愛し方を否定するなんて、悲しいことを続けても関係は良くなりません。

かといって、相手の愛し方を肯定するために自分の愛し方を否定することもまた辛いこと。

お互いの愛し方を理解して、その上で「二人はどうするか」の合意形成を作れるように、お互いの愛し方を一旦肯定的に認める方法、僕は妙手だと思っていますよ。

だから、彼の愛し方については理解を示してみるといいと思うんです。

「あなたはこういう愛し方をするんだね」

とね。

自分の愛し方を丁寧に伝えてみよう

また、同時に自分の愛し方についても彼に分かるように伝えてみることがおすすめです。

伝える言葉には必ず「私は」いう主語をとつけて、ね。(ここ重要)

自分の恋愛観や彼に与えてあげたいことなどを、恥ずかしがらず伝えてみることです。

よく、恥ずかしがって「普通はこう考えるでしょ」「こうするのが当然」と一般論化して自分の愛し方や考え方を伝える人がいますが

これはまぁ揉める理由になりやすいです。

相手には

「君は僕に一般的なことも理解していないダメな奴だ伝えたいのだろう」

と伝わるリスクが高いから。

自分なりの考えを、自分の考えとして伝える。

なかなか勇気がいることですが、しかしそう伝えるほうが相手には誠実に響くものですよ。

関わることの喜びを共有しよう

もし、彼がコミットメントしないという生き方を選ぶ人だった場合。

「彼が私にコミットメントする事実を持って、彼の私に対する気持ちを推し量ろうとする」ことはちょっとリスキーです。

そもそも彼は「コミットしなくていい」「頑張らなくていい」という形がいいものだと思っている可能性があるのでね。

むしろその逆で、お互いの愛し方や考え方の違いを受け容れた上で

二人で過ごす時間、二人の関係をより楽しめる、特別なものにする意識を持っていたほうが良策だと僕は考えます。

一言で言えば、互いを尊重するスタンスを取ること。

その上で、一緒にいる時間の中で、相手を楽しませたり、喜ばせたり、一緒にいて落ち着く時間を自分から提供することです。

実は、これを続けることで、「今後も一緒にいられる人かどうかが分かってしまう」わけですけど(^^;

しかし、今の彼との関係をより良いものにするなら、自分から与え、お互いが気持ちよく過ごせる時間を共有することがいいんじゃないでしょうか。

なかなか関わってくれない人とは、価値観が違うことを示すもの

最後になりますが

「なかなか関わってくれない人」「関わりが少ない人」というものは

そもそも自分と価値観が違う人であることが多いです。

価値観が合う者同士は、会う頻度というより、気持ちの面でのつながりや相互理解が進みやすいですから、実際に頻繁に会っていなかったとしても、お互いの中での親密さはなかなか変わらないことが多いのではないでしょうか。

だから、彼と価値観がなぜ違うのか、と考えるよりは

「価値観が違うんだからしょうがない。そのうえでどうしようか。」

と考えていくほうが、より前向きな選択肢を見いだせると僕は思いますよ。

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