恋愛・夫婦の心理学

第一印象はいいのに恋愛に発展しない問題。その理由と処方箋を考える

浅野さんへの質問です

私も、恋愛をする自信がなくなってしまいました。

先日、男女でハイキングに行く企画に参加しました。

とても理知的で気遣いのある周りをよく見ている男性がいて、彼は離婚を経験しています。別れた理由は奥さんが怒ってばかりで突然出て行ったそうです。

この間、その彼と二人で食事に行きました。
初めは、彼も緊張しつつもお仕事の話や博士号をとった事など、アピールしてくれていて、私に好意を持ってくれていると思っていました。
趣味の話で私がスイスへ行ってみたい事と、「ヨーロッパは興味ありますか?」と聞くと、「興味あるけど、10何時間かかるし遠いかな…。」と言われて急に彼のテンションが下がりました。
たったそれだけで、気持ちが変わってしまうんですか?

男性の気持ちがよくわからないのと、お付き合いにはならず、私達のカテゴリーは友人になりました。
初めは好かれるのに、お付き合いにならないパターンはもうやめたいです、、。

私は初めは大体大人しそうで癒し系と思われがちなんです。
出会う男性が、私のそこに魅力を感じるとしたら、私は慣れたら我も出るし大人しい性格じゃないから、印象と違うと思われてお付き合いにならないんでしょうか?

ネタ募集ネーム:nさん(一部編集させていただいています)

はい、nさん。ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

さて、今回のご質問は「初めは好かれるのに、お付き合いにならないパターンはもうやめたい」ですね。

では、ご質問にお答えしますね。

しかしまぁ、最初はいい感じで始まるのに、しかし付き合うまでに至らないとがっかりしちゃいますよね。

ただ、どうしてこんな事が起きるのか?という部分は確かに説明できることもたくさんありましてね。そのあたりの話を今日はサクッとまとめてお届けしたいと思います。

もちろん恋愛ごとには相手の事情もあるわけでして、全てが自分の事情であるとは言えないわけですけど、相手のことは相手の問題ですから、今回のコラムでは「なぜ自分はこうなるのか」についてお伝えしたいと思います。

また、今回の話はちょっとだけ耳の痛い話に触れなきゃいけないわけですけど、最後までご覧いただくと自分の素晴らしさに気づいていただけるかなと思います。

その点、先にお伝えしつつコラムを展開していきます。

よろしければどうぞ。

初頭効果(第一印象)とのギャップの問題

第一印象はいいのにと悩む女性

>私は初めは大体大人しそうで癒し系と思われがちなんです。
>出会う男性が、私のそこに魅力を感じるとしたら
>私は慣れたら我も出るし大人しい性格じゃないから
>印象と違うと思われてお付き合いにならないんでしょうか、、?

なるほど、そう思われるわけですね。

たしかにそういった側面はあると考えることはできますよね。

心理学には「初頭効果」という言葉があるんですよね。

初頭効果とは「最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象」を意味します。

いわゆる「人は第一印象で決まる」という考え方って、まさにこれなのですよ。

だから、第一印象に気をつけるということには意味がありますし、まぁまるで別人のような自分を演じる必要はないと思いますけど、どんな印象を与えたいかと考えることは重要なことですよ。

ただ、よく恋愛話や結婚に至った人の話の中で「最初の印象は良くなかったけど、でも関わっているうちにこの人かなって思ったんです」なんて言葉を聞いたことはありませんか?

もしこの初頭効果によって恋愛関係に至るか至らないかのすべてが決まるなら、この話は嘘になっちゃうわけですよ。

つまり「第一印象が全てではない」とも考えられるわけです。

ここにnさんが悩まれている「はじめは好かれるのにお付き合いに至らない理由」が隠れていると僕は思うのですね。

こちらが相手に最後に残した印象の問題

さて、心理学には「親近効果」という言葉があります。

親近効果とは「最後に与えられた情報でその人の印象が決定されやすい」という心理効果のことです。

これはよく先にご紹介した初頭効果と対の意味、かつ、セットで用いられることが多いんですけどね。

つまり、あなたが気になる人と関わったときに「最後に残した印象」「最後に相手に与えた印象」によって、相手の意思決定は左右されやすくなるよ、ということなんです。

僕の長くカウンセリングをさせていただいて、今回と同じようなご質問を受けることは少なくないのですが、多くそのお話を伺うと、最初の印象はいいけれど、最後に残す印象に対して意識できずにいる方のお話はかなりの数、うかがっている気がします。

例えば、気になる人と食事にでかけたとしてね。

最初の印象はお互いにいいものなんだけど、食事が進む中で、相手の反応がちょっと薄いだけで不安になって急に嫌われないように気を使い始めたり、不安で笑顔になれなくなってしまったり。

ぶっちゃけこれはあまり気づきたくないことかもしれないけれど「ん?なんかこの人って実はこうなの?」と疑いの目を向けるようになったり。

そんなこんな事情から「最後の印象が最初の印象に比べてよくないまま」食事が終わった、なんてこともあるわけですね。

すると、第一印象はよかったのだけれど、最後の印象が芳しくなかったがゆえに、「お友達で」とか「またご縁があれば」と言われちゃうなんてケースもあるわけです。

これを親近効果の考え方を使って考えれば、相手は最後の印象によって意思決定した、ってことなのですよ。

かつ、第一印象と最後の印象のコントラストがくっきりハッキリ、となってしまうと、なかなかネガティヴな印象を払拭することが難しくなってしまう場合があるんですよね。

これを「詰めが甘い」という人もいるのかもしれませんが、まぁ僕からご説明するならば、こんな感じになるわけでございますな。

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