幸せな結婚が想像できない心理|その気持ちの裏側にあるもの
こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
この仕事をしていると「幸せな結婚が想像できない」というお声をうかがうことって少なくないんですよね。
まぁ、表面的には
「いい男はみんな他の人と一緒になってる!」とか、
「幸せになりたいけど、愛してもらえる自信がない!」とか、
「私のことを好きになってくれる人なんていない!」とか・・・
まぁいろんなお声をうかがうんです。
確かに・・・と思う僕はいないでもないんですが、そこで終わったらカウンセリングにならないわけで。
もし、あなたが今、そんな思いをお持ちなら、少しだけ立ち止まって聞いてほしいんですよ。
その気持ちの裏側に、こんな思いが隠れていることって、ないですか。
「大切な人を傷つけたくない」
「好きな人を苦しめたくない」
つまり、幸せになれないと思っているのではなくて、誰かを幸せにできない自分が怖い、ということ。
んー、この記事書いた人、だいぶぶっ飛んでんなーと思う方もいるでしょう。
まぁ、そこも否定はしませんが(^^;
ぶっ飛んでるのではなく、そうでないと理屈が合わんという話です。
今日は、そんな話を書いていきますね。
Index
まず、こういう可能性もある
「幸せな結婚が想像できない」という感覚、実はいくつか理由が考えられるんですよ。
そのひとつが、シンプルに「幸せな結婚を見たことがないから」というケース。
親が不仲だった。
周りに幸せそうな夫婦がいない。
「結婚=我慢」というイメージしか持っていない。
そういう環境で育ってきたなら、幸せな結婚が想像できないのはある意味当然の話で、これはモデルがないということです。
この場合は、幸せな夫婦の話を聞いたり、実際にそういう関係を見る機会を増やすことが、想像力の助けになることがあります。
ただ、今日書きたいのはもう少し別の話で。
「幸せな結婚のイメージは分かる。でも、自分がそこにいる姿が想像できない」という感覚を持っている方に向けて書いています。
「幸せな結婚が想像できない」の正体
「幸せな結婚が想像できない」という感覚、もう少し丁寧に見ていくと、だいたいこういう思いが出てくることが多いんです。
「私が好きになった人を、私のせいで苦しめてしまうんじゃないか」
「愛してくれた人を、いつか傷つけてしまうんじゃないか」
「幸せにしてあげたいのに、私にはそれができないんじゃないか」
つまり、「幸せになれない」という話より先に、「誰かを幸せにできない自分が怖い」という話だったりするんですよね。
これ、「罪悪感」なんです。
まだ何もしていないのに、先に「私はあの人を傷つける存在かもしれない」という罪悪感を感じている。
だから、幸せな結婚を想像しようとすると、怖くなる。
近づくほど傷つけてしまうかもしれないなら、最初から想像しないほうがいい。
そういう心の動きが、「幸せな結婚が想像できない」という感覚を作っていることが多いんですよね。
そんなことを考えている人は、いい人なのでは?
ただ、こうも思えないでしょうか?
「大切な人を傷つけたくない」「好きな人を苦しめたくない」
そう思っている人って、何を考えているのか、ということ。
まだ出会ってもいない、まだ始まってもいない関係なのに、「傷つけてしまうかもしれない」と心配している。
もちろん自分が苦しい思いをしたくないと思う部分もあるでしょう。
ただ、そこで最も苦しい思いをするとしたら、自分が傷つくだけでなく、大切な人が自分の手によって傷ついてく姿、なのではないでしょうか?
そして、それを想像して、苦しみながらも、傷つけたくないと思っている人がいるとしたら・・・
ねぇ、きっと愛ある人なんじゃないかな、と僕は思いますけどね。
どう思われます?
・・・ただ、ひとつだけ余計なことを書くとしたら。
その誠実さが、自分を苦しめる方向に向いてしまっているのであれば、そりゃしんどいし、無き対気持ちにもなるし、なによりもったいないかもしれませんね。
罪悪感は「愛したい気持ち」を覆い隠すもの
もう少し踏み込んだ話をすると、罪悪感って「愛したい気持ち」を覆い隠すものなんです。
決して、罪の意識は愛の変わりにはならない。
ただ、誰かを傷つけることを怖れるのは、誰かを大切にしたいと思っているから。
苦しめることを恐れるのは、喜ばせたいと思っているから。
つまり、「幸せな結婚が想像できない」という思いって、「誰かを心から愛したい」という気持ちをあえて覆い隠すために必要なのかもしれない。
いいか悪いか別にして、大切な人を傷つけないために、自ら罪悪感を選んで、大切な自分の愛情を覆い隠している、という構図。
あーもう、胸がかきむしられるぐらい切ない話だな、と思いますよ。
そうやって何かを守っている人、少なくとも僕は何十人と知っているので。
ただ、そうであるがゆえに「私には結婚は無理だ」という方向に向かってしまっているなら、めちゃくちゃ切ない話です。
これ、愛情が足りないんじゃないんですよ。
むしろ逆なのかもしれないんです。
「幸せにできない」という思い込みの正体
「私は大切な人を幸せにできない」という思い込み。
これがどこから来るかというと、多くの場合、過去のどこかで「私は誰かを傷つけた」「私のせいで誰かが苦しんだ」という体験と結びついていることが多いんです。
それは親との関係だったり、過去の恋愛だったり、人によって違う。
ただ、その体験から「私は大切な人を幸せにできない存在だ」という結論を、自分の中で出してしまっている。
そしてその結論が、新しい関係を始めようとするたびに「どうせ傷つけてしまう」という恐れとして出てくる。
これ、結論がちょっと違うんじゃないかと、僕は思うんですよ。
傷つけてしまったことがある。
でも、だから「傷つけ続ける存在だ」とはならない。
ただ、心の中ではそう結論づけてしまっているから、幸せな結婚が想像できなくなってしまっていることもあるのではないかな、と。
幸せな結婚が想像できないなら、今は想像しなくていいです
ひとつだけ、お伝えしたいことがあります。
「幸せな結婚を想像できるようにならなきゃ」と頑張る必要は、今すぐはないんです。
想像できないなら、想像しなくていい、というか。
それより先にできることがあって。
それが「大切な人を傷つけたくない」という気持ちを、もう少し丁寧に見てみること。
その気持ちの中に、あなたが本当に誰かに向けたい思いが入っているはずだから。
それが見えてくると、「幸せな結婚が想像できない」という感覚が、少しずつ変わっていくことがあります。
一人では難しければ、カウンセリングで一緒に見てみませんか。
罪悪感を少しずつ整理するだけで、見え方がずいぶん変わることがありますよ。
カウンセリングは、東京・名古屋での対面式と、ZOOMでのオンライン面談にも対応もしています。
ではまた。
このうまくいかない恋愛には、必ず理由があります。
ただそれは、あなたがダメだからじゃない。
まずは僕の考え方、スタンスを読んでみてください。
「自分で決めたいとは思っている。でも、なにか引っかかる。」
そういうとき、専門家の視点が整理の助けになることがありますよ。
答えを出すのはあなた自身でいい。
ただ、どんなあなたの気持ちも、受け止めますよ。
一人で堂々巡りになっているなら、その引っかかりを一緒に見てみませんか。
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