こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和です。

今日も今日とて忍耐女子シリーズの記事を書いてまいりますよ。

今回のテーマは「頑張りすぎた関係が、なぜある日突然終わるのか」という話。

失恋でも、離婚でも、実は同じ心のメカニズムで起きている、という切ない話を少し。

*

頑張りすぎた人の別れ方って、ときどき残酷に映ることがあるんですよね。

「もう私の気持ちの限界は、とっくに超えていた」。

そんなお話をうかがうことがあるんですよねぇ。

流石にいつもスカシて記事を書く僕も、シリアスになる瞬間というか。

・・・え、シリアスになれるんですか?とか言わないの。

もう限界だった、でも私はそれを彼の前で口に出すことはなかった。

だからこそ、なんとか今の関係を続けたいと思ったし、彼にも私の気持ちに寄り添ってほしかった。

でも、それは無理だと気づいてしまった。

別れを決めた瞬間に、驚くほどドライになる私がいる。

「今までの気持ちはどこにいったの?」と相手に言われる前に、自分自身がその温度差に戸惑う。

私ってどうなっちゃったんでしょうか。

*

そんなお話もないわけじゃないんです。

こういったケースって実は、もう自分の感情を扱う余力を全部「関係の維持」に使い果たしていた、という場合が多いんですよ。

つまり、あなたの恋愛の終わらせ方が残酷なんじゃなくて、自分への扱い方が、ちょっと残酷だったのかもしれないんですよねぇ。

忍耐女子が”頑張る”とき、心のなかで何が起きているか?

忍耐女子のみなさんは、恋愛でも夫婦関係でも「関係を壊さないため」に頑張る人が多いんですよね。

相手の感情を先読みして、飲み込む。自分のニーズより相手の希望を優先する。

「自分さえ我慢すれば」と違和感を押し込める人も少なくない。

そうやって空気を整え、関係を保とうとする。

その根っこに、まるで「祈り」のような思いがあること、僕も何となく感じることがあります。

あくまで、なんとなく、ね。

分かる、だなんて口が避けても言えないから。

この関係が長く続きますように。

でもその祈りはきっと素晴らしいもの。

ただ、実際には「支える」ことと「自分を後回しにする」ことが、いつのまにかセットになってしまっている。

この仕組みが、徐々に関係のバランスを崩していく理由になっていたりするんです。

祈りを持って頑張ると、自分が辛くなる。

だから、そうならないようにと思うけど、ついつい深く相手のことを思ってしまう自分がいる。

相手がわかってくれていれば、こうならないはずなのに。

そう思っても実際は言い出せないし、相手の手を欲しがることもあまりしない。

大丈夫、うん、きっと大丈夫。

それを自分の中で繰り返す。

それがドラマにでもでてきそうな忍耐女子さんの愛し方の一つだったりするのかな、と。

なぜ、限界を超えても頑張り続けてしまうのか?

「関係を壊したくない」「ちゃんと続けたい」という気持ち。

そのハートの強さゆえに、感情のつながりより、”機能”として関係を維持しようとしてしまうことが忍耐女子さんの恋愛パターンの一つ。

ちょっと難しく書いちゃいましたけどね。

めちゃめちゃ愛があるのに、心でつながるのではなく、関係という仕組みや、恋愛という昨日を重視するという、ちょっと男前な考え方をしている人も少なくないですよ。

たとえば・・・

私が黙っていた方が空気が乱れない。

相手の事情を考えれば、今は言うべきじゃない。

不安を出したら関係が壊れるかも。

こういった気持ちってとにかく切ないけど、現実の恋愛関係においては「機能重視」という行動パターンなんですよ。

形を壊さないために、中身をぐちゃぐちゃにする、というか。

そうやって、限界のサインを自分の中で無効化し続けた結果、外側は壊れないけど、内側からじわじわと壊れていくわけです。

ところが、多くの忍耐女子さんはそこでも「耐える」ので、実際にご相談いただくとき

「相手が離れていったんです」

「向こうから別れようと言われました」

という構図になっていることが少なくないんですわね。

事実だけ聞けば「それはお辛かったですね」となる。

でも深層心理まで含めて見立てると

「いやいや、あなたのほうが先にぶっ壊れそうじゃなかったですか?」

ってなることも、正直、多いんですよね。

ドライな終わり方の正体

一見、冷たい別れ方。

もう無理と思うのはとてもつらいことですよ。

でもそれは、感情が枯れたからでも、愛情が消えたからでもない、というか。

感情を扱う余力が残っていない状態で、やっと自分を守ることを選んだ、ということで。

自分でぶっ壊したと思えるケースでも、実は「自分が壊れるまで追い込まれていた」とも言えるんです。

失恋も離婚も、メカニズムは同じ

つまり、「相手のせい」でも「自分のせい」でもないということです。

問題は、大切にしたい関係を前に、あなたは何を放置してきたのでしょうか、という話でしかない。

小さな違和感。

話し合いたくても言えなかったこと。

本当は頼りたかったのに黙ってやり過ごした日々。

それらが積み重なることで「関係を続ける力」より「終わらせる余力」だけが残る瞬間がやってきてしまう。

そのときに初めて、自分を守るために別れを選ぶのかもしれない。

それにいいも悪いもない、と思いませんか?

・・・もっとうまくやれたら、という想いは消えないと思いますけど。

でも、間違いなく「あなたなりに上手くやろう」としていたのではないでしょうか?

・・・って、なんか真面目に書きすぎてんな、すみません(^^;

頑張ること自体を、手放さなくていい

今日の話は「頑張るのをやめましょう」という話ではないんです。

ただ、頑張り方を変えるタイミングがある、ということかな、と。

自分の気持ちを後回しにしない。

一人で抱え込まず、伝えるという関係の作り方に変えていく。

そのタイミングを一緒に見つけるために、カウンセリングというものがある、と思っていただければ。

だから、僕のカウンセリングは「今までのあなた」を決して否定しません。

否定で生まれるものはそんなに多くない。

今までのあなたを認めて、その上で、本当はどうしたかったのさ、という本音と向き合っていく。

できなかったことを悔やむ気持ちは解消しながら、でも、こうしたかったという気持ちを大切にしていく。

そこに可能性が生まれますから。

恋愛も夫婦関係も「続く」「別れる」だけが答えじゃないんです。

事実よりも、今から自分が描きたい未来の形で進み直すこと。

それにこそ価値があるように僕は思っています。

今まで耐え続け、頑張ってきたあなたのその力を、もう少し自分のために使ってほしいんですよ。

僕でよければ、いつでもしれっとお話、うかがいますよ。

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恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 相談しなくても日常が回っている。でも、どこかしんどい。そんなとき、丁寧にあなたの生きづらさやお悩みをほどいていきます。 キャリア17年・臨床10,000件超。東京・名古屋・オンライン対応

「はぁ、またこの人も?また私が受け止める係ですか・・・」

「どこにいるの?私を受け止めてくれる人って・・・!」 という話なんですけどね。

忍耐女子って、我慢したいわけではないんですよね。

むしろ「これ以上ややこしくしたくない」「ちゃんと関係を続けたい」と思っているから、自分の気持ちを後回しにしやすい。

で、気づくとちょっと、いや、結構しんどくなってる。

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