男性が分かって欲しい気持ちとはなにか
ハードワークしてる彼や、仕事が忙しいと自分の健康を犠牲にしている夫との関係についてのご相談を伺っていますと
「彼(夫)のことをもっと上手に理解できればいいんでしょうね。でも、彼をどう理解したらいいかわからないんです。」
そんなご相談をいただくことがあります。
僕は、「パートナーを理解したいと思われている時点で素晴らしいな」と感じることが多いんですよ。そこはぜひ当たり前にしないでいただきたいなと思うんです。
しかし、男性と女性は違う生き物のようで、男性のどこをどう理解したらいいのかわからない、というお話を伺うことも少なくありません。
そこで、多くの男性が共感されて嬉しいと感じるであろう部分について少しお話したいと思います。
男性は何を感じて行動しているかに興味を持ってもらいたい
多くの男性は「今の自分が何を感じているか」に賛同してほしいと思うことが多いです。
ただ、ここでの「感じている」ものは、いわゆる「感情」、たとえば嬉しい、楽しい、充実している、などとは限りません。
むしろ、多くの男性にとって感情は劣等機能なので、あまり感情的な話をしても共感を得がたい場合が少なくないのですね。
つまり、ここでの「何を感じているか」とは、その男性が「今、どんな目的(感覚)を持って生きているか」について共感してほしい、という意味であることが多いですよ。
ここを共感されると、男性はぐっと女性を信頼し、心をひらいていくことが少なくないのです。
たとえば、仕事ばかりしている彼がいたとしても、その「仕事の内容」や「今の忙しさ」について理解し、共感してほしいと思っているわけではないということなのです。
(もちろん二人が険悪な関係になった場合、パートナーと向き合えない理由として「今、忙しいのに」という部分を伝えてくることはありえるでしょうけどね。)
たとえば、仕事のために自己犠牲とも思えるほど働き続けている彼がいるとして、その彼が「どんな目的で、何を感じて」仕事ばかりしているのか、そこにある思いを理解してほしい、みたいな感じなんですね。
誰しも行動目的・動機はやっぱり大切だと感じている
以前、ある男性とお話していたとき
「いや、今会社にとって大切な時期で、同僚だけじゃなく部下も夜遅くまで頑張ってくれているわけですよ。そんな彼らを見ていたら自分だけ早上がりするわけにはいかないって思うんですよ。当たり前かもしれませんけど。」
そんなお話を伺ったことがありますね。
ここにはその男性が「なぜ遅くまで仕事するのか」の目的がありますね。
それは同じ思いで頑張る同僚や部下を思っている気持ちや、同じ目的に向かっている仲間との一体感がありますし、もちろんその男性の責任感も感じられないでしょうか。
これが「仕事ばかりしている彼の目的」であって、彼がいつも何を「感じながら」仕事をしているのか、の部分です。
その彼に対して「体には気をつけてほしいな」と伝えても、ありがとう、程度で彼の反応終わるかもしれません。この気遣いが悪いわけじゃないんですけどね。
ここで「あなたは仲間や部下思いだからね、放っておけないんでしょ。そこがあなたらしいよね。でもあなたが倒れたらみんな心配するよ。私も同じ。だから、体を大事にしようね。」と言われると、少しづつでも休もうか、体のことを気をつけようとか、自分を思ってくれる人の気持ちを大切にしようと思うようにもなります。
男性が人の気持ちを見つめようと意識し始めるようにもなっていくものです。
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多くの人にとって「何のために頑張っているのか」その目的は本当に大切なものです。
その目的に対して「意味ないよ」「そうじゃなくて」と言われると、やはり気分が良くならないものではないでしょうか。
少なくとも一度は肯定されたい、共感されたい、と思うものですね。
ここを上手に理解して、「相手の目的の共感→自分の意見」とつなげていくと、コミュニケーションがうまくいくことも多いですよ。
そのためには、自分自身のパートナーへの愛情を肯定して、自分自身の不安を手放すことと、相手はどんな人なのか、に興味を持つことがポイントになります。
自分が不安ばかり抱えていると、相手の気持が見えなくなりがちなのでね。
ここでは「まず先に自分癒やし→相手を理解する→実際に行動してみる」というプロセスで進めると、比較的楽に物事を進められます。
多くの方は、自分が不安を我慢しながら、相手を理解されようとするがんばり屋さんなのです。
が、まずは自分の気持ちを整えて、不安があるなら信頼できる人に話すなどしてみてくださいね。
今日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
※今日の記事は2020/4/22にアメブロ恋愛テクニックに投稿した記事の再編集版です。
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