正義感が強い女性の恋愛パターンは彼に何をもたらすのか

正義感が強い女性

浅野さんへの質問です。

先日、友人に仕事の悩みを相談したところ

「あなたは正義感が強いから適当な上司が許せないのかも。あと、ちょっと可愛げがなくて言いたいことをはっきり言うから誤解されるのかもね。」

と言われました。

そういえば、以前別れた彼にも同じようなことを言われたことを思い出しました。

今お付き合いしてる彼には言われていないのですが、もしそう思われているとしたら、と思うと不安です。

もし正義感が強い女性が恋愛で気をつけるといいことがあれば、教えていただきたいです。

ネタ募集ネーム:CCさん(一部編集しています)

CCさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

なるほどですね。

「正義感が強い人」=「可愛げがない」なのか、については考えどころかな、と思うのです。

が、たしかに正義感が強すぎて恋愛関係をぶっ壊してしまうケースがないわけではないのですよね。

では僕なりにお答えしますね。

よろしければどうぞ。

正義感とはなにか

さて、正義感とはどういう意味か、という部分に触れておきます。

辞書で調べると、正義感とは、「不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち」という意味になっています。(Goo辞書

他にも、正義感とは

「不正を憎み、道徳的な心情を優先すること」
「自分はこれだけは譲れないと思うものに対して揺るぎない気持ちを持つこと」

という意味にもなりますね。

ただ、正義感(僕たちの世界では「正しさ」とも呼ぶことがあります)が指すものが

「自分だけの正しさ」なのか、そうではないのか

という部分については要検討なのかもしれませんけどね。

あと、これは僕なりの解釈でしかないですが

いわゆる「正義感が強い人」って、自分勝手な人・他者のことを考えていない人との関係で葛藤しやすい傾向があるよね、とは思います。

また、「できるのにやらない人」「能力はあるのに自己否定の気持ちが強い人」に対しても手厳しくなる傾向が見えることもあるかな、と思います。

正義感が強い女性の恋愛パターン

では、ここからは「正義感が強い女性の恋愛パターン」について見ていきましょう。

正義感が強い女性の恋愛パターンの特徴は

「幸せになることよりも、正しいことを大切にする」という部分にあります。

ただ、誰かの幸せと自分の正しさは常に一致するわけではない、という部分で他者などと衝突してしまうことがある、とも言えるのですよね。

もちろん、幸せと正しくないことが一致するとも言えないのですけども。

正義感が強い人の正しさは思いやりでもある

正義感が強い人の正しさの中には

自分や誰かを幸せにしたいがゆえの気持ちが内包されていることも少なくありません。

だから、そんな気持ちを伴いながら言葉として伝えられることも多いのです。

よって、自分の正義感、正しさを、他人から批判的な意見として捉えられると、つらく感じることも多いようです。

愛を正義感・正しさとして表現する人たち

また、正義感の強い人って「困っている人を放っておけない」傾向があります。

つまり、正義感が強い人が「正しさ」を主張するとき、それは自分のためではなく「相手のため」と認識されている事が少なくないと僕は感じています。

「正しさ」を「絆・信頼」の代わりに使っている、というケースですね。

恋愛や夫婦関係の中でも、夫や彼、妻や彼女のために「こうするといい」「それは違うんじゃないの」と伝えている人がとても多いと僕は感じています。

だから「相手はこう言っているけれど、私は違うと思う」といった気持ちになる。

「どうして相手は私の想いを理解してくれないのだろう」と、密かに不満を感じたり、思いが伝わらない悲しさを感じている人も多いのです。

それぐらい「大切な人のこと」を考えているのですよね。

でも、その思いが相手にうまく伝わらなかったとしたら・・・

また自分の想いを「正しさ」として主張したくなると思いません?

正しさは主導権争いの原因にもなる

ただ、みなさんもこんな経験をしたことがないでしょうか。

「人から正しいことを押し付けられると窮屈に感じてしまう。」

相手の言っていることはわかるんだけど、なんか違う、って感じてしまうこと。

一方的にこちらの正しさを相手にぶつけることは

相手に「それ、おかしくない?」と感じさせる要因になることが多いです。

正しいことを正しいと伝えること自体、僕は間違っていないと思います。

ただ、誰かの幸せ、と、自分の幸せ、の形が違うときに

自分の幸せの素晴らしさや価値を主張するがゆえに、知らず知らずのうちに誰かの幸せを悪意なくdisってる

なんてこともある話かな、と思います。

また、正義感の強い人が、相手の気持を考えられず、自分の正しさに反している人を批判的に認識するとしたら、それこそ自己矛盾を抱えてしまいますよね。

すると、この矛盾を解決したくなって、自分の正しさをより強く伝えたくなったり、相手の考えが衝突して対立することが増えるのです。

本当はそんなつもりはなくとも、どちらが正しいかという勝ち負けがついてしまうのですね。

これがパートナーシップで出てくると、いわゆるケンカになりやすい傾向も出てきますし、お互いが不満を溜め込みやすいという状態にもつながりやすいわけです。

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「正しさもOK・幸せもOK」というスタンスが取れると楽ですね

さて、僕たちはつい自分の正しさを主張したくなる生き物、と言えるかもしれません。

だから、正しさを主張したくなること自体を否定的に見る必要もないだろうな、と僕は考えています。

むしろ、正しいと思うことを伝えずに我慢することを続けても、あまりメリットはないのです。

ただ、パートナーなどにガツンと正しさをぶつけて、いい結果が得られればいいですが、そうではないなら、ちょっと工夫してもいいのかもしれませんよね。

そんなときは「正しさもOK、幸せもOK」なんて考えてみてもいいかもしれません。

いろんな人の中に正しさがあると理解してみるのもいいですね

あとは、人の数だけ正しさがあるなら、お互いの気持ちを大事にしてみよう、みたいなふうに考えられると楽になりますね。

また、恋愛ならば、二人の間に、喜びやご褒美、ロマンスや分かち合えること(趣味や楽しみ)を持つことを意識してみてもいいと思います。

正しさより先に「楽しめる関係」を作ることで、信頼や絆がより深くなることも多いですよ。

そもそも「正しさ」を二人の絆のかわりにするには、相当な相互理解・親密さが必要になることが多いです。

たとえば、長年寄り添ったご夫婦などならば

「正しさ」を「絆・信頼」の代わりに使っても理解し合えることもあると思うのです。

そうではなく、お互いがまだ相手のことをよく知らない状態であるならば

「相手にダメ出しされた」
「相手は私のことを愛していないのでは?」

そう感じてしまっても不思議ではないのですよ。

これはどんな対人関係の中でも起き得ることだと僕は思いますが、このあたりをよーく考えてみていただくといいのではないでしょうか。

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浅野寿和 | 心理カウンセラー・トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 個々のご相談を心理学の視点で整理して、明快に言葉にしていくカウンセリングが人気。 キャリア17年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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