【「優しいけど頼りない彼氏」との関係に悩むあなたへ】
こんにちは、カウンセラーの浅野寿和です。
「彼はとても優しい。でも、どこか頼りなく感じてしまう…」そんな感覚を抱いたことはありませんか?
一緒にいて安心はするけれど、決断力がない、自信がなさそう、いざというときに頼れない。そんな彼の態度に、モヤモヤした気持ちを抱えてしまう方は少なくありません。
今回は「優しいけど頼りない彼氏」の心理的背景と、そんな彼との関係において大切な視点、そしてあなた自身の心の整え方についてお話しします。
Index
彼はなぜ「頼りなく」見えるのか?
「優しいけど頼りない彼氏」という存在には、いくつかのパターンがあります。
- あなたに気を遣いすぎて、本音を見せられない
- 自分に自信がなく、決断を避ける傾向がある
- 過去の恋愛や家庭環境で「男性性」を否定されてきた
特に三つ目のパターンは深く、たとえば「厳しい父親」や「過干渉な母親」との関係性において、男性としての自己信頼感が育ちにくかったケースもあります。
頼りなさは「悪意」ではなく「痛みの証」かもしれない
彼の頼りなさに対して、あなたが苛立ちや不満を感じるのは当然です。
でも、頼れないことは「あなたを大事にしていない」という意味ではないこともあります。
実は彼自身が「自分なんて、頼られてはいけない」と思っている場合が多いのです。
それは、誰かの顔色を伺いながら生きてきた人にありがちな、無意識の自己否定の表れでもあります。
あなたができること——彼を変えるのではなく、自分を整える
「もっとしっかりしてほしい」と思うのは自然な感情です。でも、彼を直接的に変えようとすると、余計に自信を失わせてしまうこともあります。
そこで大切になるのは、あなたが自分の「感じていること」と「求めていること」を言葉にすること。
「私は、こういうときに頼れると安心するな」
「あなたがこう言ってくれると嬉しい」
そんなふうに“自分軸”で伝えることが、彼との関係性をより健全なものにしていきます。
「頼りない」と感じてしまうあなたの感性も、大切にして
彼を見て「頼りない」と感じるあなたは、もしかしたら過去に「一人で頑張りすぎてきた」経験があるのかもしれません。
頼れる存在を心のどこかで求めていること、それ自体はとても自然な願いです。
だからこそ、「自分の中のしんどさ」を否定しないでください。
関係に向き合うことは、相手だけでなく、自分の心と向き合うことでもあります。
「優しいけど頼りない彼氏」とどう付き合えばいいのか——
その問いに、明確な“正解”はありません。
でも、彼の背景を知ること、自分の感情を大切にすること。それが新しい理解と関係性を築く第一歩になると、僕は思っています。
必要なら、ひとりで悩まずに相談してくださいね。
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