日常に使える心理学

どうやって謝ればいいの?~ちょっとした謝罪の心理~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて僕は今日まで東京出張中。

なので、どうも今朝放送されたらしい僕がコメントしたテレビ放送を見れていないのです。

が、ありがたいことに名古屋地区の心理学仲間や同僚の皆さんが

朝早くからTVを見て、僕宛に動画やキャプチャを送ってくださいました。

いや、本当に感謝です。ありたがいです。

まぁ・・・若干「いや、それはいいよ~」という恥ずかしさも感じたのは確かですが(笑)

感謝のほうが勝ります。

そんな朝でございます。;

どうやって謝ればいいの?~ちょっとした謝罪の心理~

ということで、めったに書くことはない謝ることについてのコラム。

よろしければどうぞ。

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「謝るには、慣れ・経験を身につけておくほうが良い。」

「謝れたくても謝れないことって意外と多い。」

きっと放送で僕はそんなことを話していたはず(内容を見ていないので今は推測ですが)

特段、僕は謝罪の専門家としてカウンセラーをしている、というわけでもないのですが

いろんなお話を伺う中で、謝罪についてお話することもあります。

***

謝罪含め、どんなコミュニケーションでも、慣れって本当に大切なんです。

言い慣れていない言葉、伝え慣れていない言葉、自分の身についていないことって

そのとき自分が緊張していればいるほど、うまく伝えられないですから。

だからカウンセリングではその慣れのために「イメージセッション」を使うこともあるぐらい。

特に対人関係やパートナーシップレベルでの謝罪って

面と向かった「罪悪感」のコミュニケーションになります。

だからそこに強い「怖れ」が付随しやすいものです。

なので、うまく謝罪をしようと思えば

慣れ・経験、に加えて

うまく謝っている人ってどうしているのか?どんな心理状態なのか?

その辺りの具体的な方法も手に入れておくと、

謝罪するときの怖れも軽減するかな、なんて思います。

そして何より「勇気」なんですよね。

ちゃんと非を認めて謝る勇気。

でも、実際はこれが一番の難関になることが多そうです。

僕がカウンセリングの現場で感じることの一つに

多くの方が自分が何かしらミスをした、相手に迷惑をかけたとしたら

「悪いな」とお感じのようなんです。

(「悪くない」という思いは、悪いの否定形なので、実は内面で悪いな・・・という、本音や愛情を感じている可能性が高いのです。)

そんなとき、なかなか素直になれないというお悩みをお伝えいただく方ほど

実は内面で「謝れないという罪悪感」を感じているケースって少なくなさそう。

いわゆる「言い訳」はそこから生まれます。

自分を正当化して罪悪感を打ち消そうとする心の動き。

これはいわゆる自分の心を守ろうとする心の作用ですけれど

多くの場合、実は内面で「怖れ」や「罪悪感」を強めるように働くことがほとんどです。

自分の感情を開放しているわけじゃないし、自分を許しているわけでもないので

余計に恐れや罪悪感が強まっちゃうのです。

相手にほんとうに悪いと思っているの?と疑われる理由にもなります。

また、自分の罪悪感が強ければ強いほど、怖れも強まるので

結果的に、謝罪をする勇気がもっと必要になってしまって

何が正しいのか?といろいろ考えたり、

つい謝りたくても言い訳したくなったり

素直になれなかったりするものかもしれません・・。

でも、それすら僕は人の心の流れとして、ある意味当然のことかもなと思います。

本当は罪悪感を感じていて自分の心もすっきりしないのに

いろいろあって素直に謝りきれないことを

自分で責めてみたりもしますしね、誰にも言わなくても。

そんなとき、第三者にどうこう言われたくないですもんね。

そもそも怒られるって怖いじゃないですか?

平気な人のほうが少ないのでは?と思います。

ただ、自分が内面で罪悪感を強く感じているとき

人は「きっと私は責められる、罰される」という怖れを強く感じるもの。

心理学でいう投影の法則(鏡の法則)が心の働いて

「自分が罰されると思うように、人も私のことを罰そうとしているだろう」と

感じてしまってより怖くなっていくものなんですよね。

するとまた、謝罪は困難なものに、勇気がたくさん必要になることもあります。

だから素直に謝罪する勇気が最難関になるんですね。

そして勇気を持てない自分を、自分自身で責めてしまうので

更に苦しくもなるかもしれません。

ただ、ちゃんと素直に非を認めて謝れる人は知っているんです。

「謝罪は相手への謝意・誠意を見せることだけではなく

時に、自分をも許す言葉なのだ」という部分ですね。

謝ることで感じる、怖れもストレスも屈辱感もあるでしょう。

でもそこを乗り越えて、謝罪する方がいます。

そういった方は謝罪をすることで

実は相手に誠意を伝えることもできれば

謝ることで、自らの「謝れない」という心の苦しさを開放し、

「実はこう思っていた」という自分の中の本音を、もう一度解放することを知っています。

謝罪には、どこか自分の中にある罪悪感を自分で許す効果があるのです。

もちろんただ闇雲に謝ればいいってもんじゃありません。

あまりに罪悪感が強くて何もかも引き受けてしまう人にとっては

取るべき責任の線引の仕方も必要ですしね。

謝罪したくても、何を伝えたいのか明確になっていなければ、あまり効果はないでしょう。

もちろんその謝罪経験から何を学ぶのか?も大切ですしね。

ただ、僕はカウンセリングの現場にいると思うことがあります。

確かに人は傷つけられれば怒ります。相手を責めたくなることもあるでしょう。

これも自然なことなんでしょうね。

ただ、傷ついた方も、その状態をずっとキープしていたくないものなんですよ。

だから、嫌な思いは忘れたい、決着を付けたいだとか。

もう許せるものなら許したいと人は思うことがあるのですね。

でも許せない、忘れられないことで、また苦しむことがありそうです。

そう考えると誠意ある謝罪は、自分と相手を解放するもの、にもなりえます。

そしてお互いに謝罪を素直に行動し、受け取ることができる

=お互いに自分の気持ちに素直になり、許し合うことができると

実はトラブルや問題から、とても親密な関係になれることもあります。

だから謝罪も大切な一つのコミュニケーションだと僕は思います。

今、ここで、怒られないようにするだけのものではないんです。

「あなたの想いを誤解のないように伝えること」と考えてみると良いのかもしれません。

これは、好意のコミュニケーションも同じですけどね。

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