心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて、昨晩東京から名古屋に戻る途中、いろんなことを考えていました。
いや、別にアンニュイな気分になっていたわけではなくて、カウンセリング(クライエント様)のことをぼーっと考えていたんですね。
僕もまだまだ修行中の身なので、いつもこんなことを考えては、手元にある癒やしの法則のバイブル的な本を見てその着想・分析・感覚をもう一度見つめ直すんですね。
この繰り返しです。すると、ふっと気づくことがある。
「うまくいっていると思っている時ほど考えろ」
その師匠の教えは本当にありがたくて。
実は、いい流れが出来ている時ほど、「どうすればいいんだ」と悩むぐらいでちょうどよくて。
「自分にはできる・コレで大丈夫」と思っている時ほど、見落としがたくさんある。
それはもう身にしみすぎているほど実感していて、自分への信頼と上手なネガティブな使い方のバランスを考えるようにしているんですよね。
ま、よく我が師匠にはね、そのドライな目で「まーそうなんちゃう」となんて言われて、ドキッとしてましたけどね(笑)その師匠の背中を追っかけてた時期と、ま、今もそんなに変わんないんですよね。
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
今日はまだ書ききれていない(^^;1月28日開催の名古屋心理学ワークショップでいただいたご質問への回答も含めたコラムになります。
ホント遅れちゃってスミマセン。
今日はこの2つのご質問にお答えするコラムです。
『他のワークで随分癒やしが進んだが、罪悪感と幸せになることの両方が自分の中に存在し葛藤している。
自らから罪悪感を手放そうとしていないのか?と思う。癒やしがまだ不十分なのか?それについて知りたい。』
『エゴをちゃんと理解していないです。エゴがどのような影響をあたえるのか知りたいです。』
はい。では書いていきますねー。
***
まずエゴ、についてから。
僕は普段、エゴって難しい概念なので、シンプルに日常にお役立ていただきやすいカタチでお伝えしているんです。
簡単に言えば、エゴは「怖れを土台にしたマインド」のようなもの、といえます。
私たちが「怖れ」に基づいた発想するので、例えば、人と比較・競争、人との関係や社会から分離するような発想をうむものでもあります。
例えば、よくこのブログでも登場する投影。
コレも「自我の防衛機制」とよばれるものでして。
あぁ「防衛機制」とは、あなたが嫌な気持ちになる、不快な感情、その体験を弱めることや避けることで、あなたの心をある意味「安定した状態を保つ」ために発生する作用のことですね。
例えば。
あなたが僕を遠巻きに見ているだけなのに「私、浅野さんが怖いんです」と思っているとしたら(そんなぁ~笑)
確かに僕を見てあなたが「意識でも怖い」と、思っていると思うんです。
ただ「あなたがどうしてそう感じるの」という部分については、意識的とは言えないと思いません?
もし、あなたが僕に関わってないのに『怖い』と思うのは、僕が傷つく・・・
もとい。
それはあなたが僕を見て、何かしらの過去の出会った人にまつわる感情や、男性を見た時に感じる気持ちなどを映し出していることになりますね。
コレが投影。
でも、あなたも考えて意識して映し出していないですよね。
だから意識とはちょっと違う。でも怖い、どうしよう・・・と考えてしまう。
その土台には怖れがありますよね。
ということで、どこか「今の私が幸せかどうかは別」にして、しかし「今の私を守ろうとするようなマインド」と言えばイメージしやすいかなぁ?どうでしょう。
ちなみに、私たちの学ぶ心理学には『エゴは笑わない』なんて話が登場します。
怖れを土台にした発想をしていると笑えないと思いません?
僕もそう思っていて『エゴは怖れの視点から見て』どこか『今の私を守るための発想』をする。
ただ、ネガティヴなマインドほど上手に使わないと、幸せじゃない感覚が伴う事が多いので、あなたの幸せの制限になりやすいものだ、ともいえますね。
さて、僕がそんなお話をさせていただくとき
同じことを『愛の視点』から見れば、どうなんでしょうね?と、僕はいろんなお話をさせていただいています。
ちょっとした発想や視点の切り替えですね。
この続きは今日の20時に。
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