相手を思いやるほど、愛されることを遠慮して関係がギクシャクする心理
こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
「自分のことはどうでもいいから、とにかく今の関係をよくしたい」
そう言葉にしている人は少ないかもしれないけれど、カウンセリングでお話を聞いていると、そういう気持ちがひしひし伝わってくることが結構あります。
いわば「自分の感情は置き去りになってます」というケースですけど。
そう思うこと自体、すごくよくわかるんですよ。
自分のことはいいから、は、相手を思ってのこと。
きっとそうなんでしょうね。
ただ、一つだけ気になることがあるんですよねぇ・・・。
「自分のことはどうでもいい」と思っているとき、さて、自分の気持ちはどこにあるんでしょうね。
自分の感情を置き去りにする。
それが理由で関係が壊れることも結構ある・・・というか。
・・・また余計な話を、と思われたあなた、嫌いじゃないです(笑)
でもまぁ、実際にそういったケースはとても多いのでございますなぁ。
自分の気持ちのあり方を無視して、相手を優先する。
・・・美しいことのように思えますよね?
なんていい人なんだと思いますよね?
でも、そう思うのはおそらく第三者が多いと思いますよ。
あなたのそばにいるパートナー、家族、お子さんはそうは思っていない・・・。
むしろ今のあなたを見て傷ついている可能性さえある。
僕はそのあたりがいつも気になるカウンセラーでございますね。
今日は、そんな話を書いてみたいと思います。
Index
相手のことを考えているつもりで、受け取ることだけしていない
まず、大前提として。
相手のことを一生懸命考えること、それ自体は素晴らしいことだと思います。
関係をよくしたい、もう一度愛してもらいたい、そう思って行動すること。間違っていないし、むしろ誠実だと思う。
ただ、一個だけチェックしてほしいことがあって、ですね。
「相手のことを考える」って、具体的に何を考えています?
相手が何を感じているか、何を求めているか。
何をすれば相手が喜ぶか。
・・・ですって?
うーん、なるほど。
では、「相手が自分のことをどう思っているか」と考えてみたら、どうですか。
「あなたのことが好きだ」
「あなたといると安心する」
「あなたに感謝している」
そういった相手からの気持ちがゼロなのに関係が続くって、あまりありえないと思いません?
ここで「いや、そんなこと言ってくれないので」と思った方もいるかもしれないですよね。
でも、実は(分かりにくい形で)言ってくれているのに受け取れていない、というケースも実は多いんですよねぇ。
相手のことを考えているつもりで、「相手から向けられた愛情や思い」だけ、受け取っていない。
いつも遠慮して、流して、実際に伝えられると「華麗にスルー」。
そういった忍耐女子さん、けっこう多いんですよ。
与え続ける人が、気づかないうちにやっていること
与えることには一生懸命なのに、受け取ることが苦手。
これ、本人にはなかなか気づきにくい。
「私は相手のために頑張っている」という自覚はあっても、「私は受け取ることを遠慮している」という自覚は薄い。
でも、相手の立場から見るとどうでしょう。
一生懸命与えてくれる。でも、こちらが何かしてあげようとすると「いいよ、大丈夫」と言う。感謝を伝えると照れて流す。
「好きだよ」と言っても、どこか受け取ってもらえない感じがする。
・・・僕のそういった経験ありますけど、これね、正直に言うと「イライラ」します(笑)
なんでやねん、と思います。
好きやねん、大事やねん、なのになんで受け取ってくれへんの?と思います。
これが続くと「嫌がらせ?」とか「試してんの?」とも思います。
ま、「そんな私のこともまるっと受け入れてよ」とまっすぐ言われると、「そりゃそうっすね」と思うんですけどね。
今日はその話ではなく、悪意はなくとも「俺(私)の気持ちって、届いているのかな」と思わせる何かを持ってると、関係ってこじれやすいですよね、という話です。
ただ、受け取り方が分からなかっただけ。
そういった人も結構多いと思うんですけど、リアルな関係の中では、相手にはそうは伝わらない事が多いから、もう切ない話になるわけです。
一生懸命相手のことを考えて、与え続けているつもりが、知らないうちに相手から「自分の愛情が届かない人」と感じさせていることがある。
そういうことが起きているケースが多いということです。
うーん、なんでやねん、って話なわけですけども。
受け取れない人が、愛される関係を作れるのか
今日は少しだけドライなことを書きますけどね。
受け取ることを遠慮し続けている人が、「もっと愛してほしい」と思っても、なかなかうまくいかないことが多いんですよね。
なぜかというと、愛されることへの遠慮と、愛されたいという気持ちが、同時に存在しているから。
求めているのに、受け取れない。
すると、自分の心理状態としては「受け取りたいけど、受け取らない」という状態を作ります。
これは、一つの葛藤を示しているんだけど、葛藤しているときって、自分が動けなくなります。
あれこれ考えているけど、実際にアクションしていない。
思うんですよ、「ありがとう」って。
「嬉しい」って。
でも、それが一切表面化しないので、相手からすると「どうすればいいのか分からない」状態になるんですよねぇ。
もちろん、受け取れないのには理由があります。
昔からそういう癖がついていた。受け取ると申し訳ない気がする。愛されることが怖い。そもそも自分が愛される価値があるとは思えない。
まぁ、悪意でそうなったわけじゃない場合がほとんどです。
ただ、その癖が今の関係に影響しているとしたら、向き合う価値はあるんじゃないかな、と思うわけです。
「受け取ることが怖い」のは分かる。
でも、幸せになりたいならそこと向き合った方がいい。
・・・まぁ、余計なお世話かもしれませんけどね(笑)
最後に
相手のことを考えることは、大切なこと。
それができるあなたは「愛せる人」であることは、きっと間違いではないと思うんですよ。
でもね。
だから、あなたのことを愛したいと思う人がいても不思議じゃない・・・。
何が言いたいかって、「あなたのパートナーさんの気持ち、なんか分かるかも」と思うことがよくあるってことです。
あぁ、そりゃあなたと付き合いたくなるわなぁ・・・とも
あぁ、だからちょっと距離を置きたくなるかもなぁ・・・とも。
「相手の思いが宙に浮いている」。
これは、関係改善とさらに前に進めるよ、というサインみたいなものです。
あなた自身が誰かの手によって包まれ、見守られ、愛され、大切に思われる。
それに慣れていないのが、まぁ忍耐女子の皆さんなのかもしれない。
・・・また余計なことを書いて、と思った方もいるでしょう。
もうね、分かってて書いてますからご心配なく(笑)
とにかく受け取ることが関係を動かすきっかけになることが多いものです。
一人ではなかなか気づきにくいことなので、もし「受け取ることが苦手かも」と感じているなら、カウンセリングでご自分と丁寧に向き合ってみるといいですよ。
自分の反応の理由が分かると、気持ちが楽になったり、関係改善の入口が見えることもありますし。
僕のカウンセリングは、東京・名古屋での対面、ZOOMでのオンラインでも開催していますのでね。
ではまた。
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ここまで読んでくれたあなたは、きっとずっと、一人で考え、頑張ってきた人だと思います。
本来は成し遂げたかったことがある。愛したかった人がいる。傷つけ合ったり、対立したくはなかった。
でも、上手くいかなくなってしまうとしたら、そこにもきっと善悪を超えた”理由”があるんですよ。
そして、あなたの中から「本当の気持ち」は消えていないんじゃないかな、と。
まずは僕の考え方、スタンスを読んでみてください。
「愛しているのに、伝わらない。」
「このままでは、離れていってしまいそう。」
「恋愛や夫婦関係が、なんだかこじれてしまっていて。」」
こういうお話、カウンセリングでよく出てくるんですよ。
多くの方が「きっと自分に問題がある」「私が変われば関係も良くなるはず」と思いながら来てくださるんですよね。
そこまで自分と向き合おうとしていること、それ自体がすごいことなんですよ?ご存知でした?
ただ、その先の答えは・・・
あなたが今向いている方向とは、全く逆の方向にあるかもしれませんけどね。
その理由を一緒に見て、考えていきませんか。それが僕のカウンセリングです。
東京(品川駅前)/名古屋(金山駅前)で対面式カウンセリング・全国向けにオンラインカウンセリング(ZOOM)を行っています。
カウンセリングがどんな場所か、実際に来られた方の声も読んでみてください。
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そう思いながら週3回書いています。
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