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彼への本当の気持ちが分からなくなったら?
浅野さんお久しぶりです。
昨年はブログに採用して頂いたり、カウンセリングでお世話になったり、ありがとうございました。
カウンセリング後、遠距離中の彼に会いたいと伝えると「色々考えたいから」と連絡を控えてと言われました。一悶着ありましたが、1週間後、ちゃんと彼から連絡がありました。
彼「なんでこっちに来るのにこんなに時間がかかるのか?(本気で引っ越して来る気はあるのか?)」
私「じゃあどういう風に進めるのがベストなの?」
彼「…わからん」
色々と話しました。そんな風に思ってたんだ…と彼の気持ちを知ることができました。
秋頃にそれぞれ行き来し、二人の関係も落ち着いていました。
年末年始にこっちに来てくれると話していましたが、彼の体調不良で会えなくなりました。
その前後の連絡も、明らかに以前とは違い心を閉ざしている風です。
まるで生理前の女性かと思うほど、自分の殻に閉じ籠っています。
去年はたくさん辛い思いをしたので、今年こそは幸せに笑って過ごしたいと思っていますが、年明けから泣いてしまいました。
もう疲れたなと思う自分と、いやまだ彼が好きだと思う自分がいます。
カウンセリングで浅野さんに言われた言葉がずっと残っています。
「あなたから彼の手離さないで下さいね」
自分の本当の気持ちを知るには、どうすれば良いでしょうか?
(今年もたくさんのブログ更新楽しみにしています!)
ネタ募集ネーム:t.yさん
t.yさん、ブログにカウンセリングにご利用ありがとうございますm(_ _)m
さらにネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m
なるほど、ご質問は「本当の気持ちの見つけ方」ですね。
いろいろテクニック的なことも考えられますけど、今日はとってもシンプルな方法をご提案したいと思います。
私から手を離さない、という言葉の意味
もう一つは、彼もあなたにも、お互いに想いがある、という意味で。
おそらくあなたが諦めれば、今の関係はかなり希薄になる。もし、あなたが彼との関係を望むなら、手を離さないほうがいいですよね、という意味です。
これ、僕からお伝えしなくともきっとご理解いただいていると思うんですけどね。
また、もし僕の言葉が心に残っているなら、もしかするとt.yさんが彼に対して伝えそびれていることがあるのかもしれませんね。
きっとあなたのことですから、しっかり彼と向き合ってこられたことでしょうし。
彼との関係に疲れたときは
自分の本当の気持ちを知るには、どうすれば良いでしょうか?
単純な話ですけど、僕たちは「疲れているとき」ほど、本当の気持ちって見えなくなるものですよ。
それは肉体的にも、心の面でも同じです。
しんどくてもガンガン前に出られるのは、ある意味一時的といいますか。
仕事でも同じだと思うんですけど、疲れたままでいると、気持ちの余裕は失うし、自分の実力も上手に発揮できないし、本当に表現したいこととは別の言葉を使っていたり、気持ちがネガティブに振れがちだったり・・・。
疲れていると(思いつめていく分だけ)、ときには良い知恵も浮かぶものですけど、「あれ、私、本当はどうしたいんだっけ?」と考え込むことってないでしょうか。
怖れで行動していないかチェックしてみましょう
例えば、僕もいろいろ仕事なり家庭なりのことで、思い悩むことがあったわけですけど、悩んでいるときほど、本当に自分が望むことが見えなくなるんですよね。
木を見て森を見ずじゃないですけど、視点が狭くなるというか。
すると、自分が最悪な結末だけを見始めるし、「どうしよう」と考えるけど、実際にはいい方法が思いつかなくなることもあるんですよねー。
失敗してももいいやとも思えないので、まぁ焦りますし、行動の動機がやっぱり不安や怖れになるんです。
そんなとき、僕の師匠は「お前、焦ってないか」と気を使ってくれたりしましたね。
焦ってる→「怖れを動機に行動していないか?」という意味です。
何かしら避けたい出来事、困難で前に進まない出来事を前にすると、ついつい僕たちの心はネガティヴなエネルギーを使い始めます。まぁそもそも自立のエネルギーってネガティブなんですけどね。
だから、自分が感じているネガティヴなエネルギーや感情を使って物事を見ていくことになるんです。
・何がうまくいかないのだろう
・どこをどう解決すればいいんだろう
・相手は一体何を考えているんだろう
そう考えがちといいますかね。
これが投影として他に映し出されるので、いい方向に物事が進まない、といった風に感じるようになるんです。
ただ、このようなときも、本来目指しているのは「最高に幸せで、最高に充実した現実」であるはずですよね。
ここを取り戻すには、ある程度ポジティヴなエネルギーが必要だといえます。
しかし、ネガティヴなエネルギーから一気にポジティヴなエネルギーへ変換するって相当に難しいんです。特に疲れていればなおさら。
そんなときは、僕がよくおすすめしているのは(自分でも実践するのは)単純に「休むこと」なんです。
え、そんなことで?と思われるかもしれませんけど、今まで頑張ってこられた方ほど有効ですよ。(特に頑張っている自覚がない方ほど有効かも?)
・悩んでいることに関して、ほぼ考えない時間を数日取る。
・実際に自分のやりたいことを実践してみる。
・ぼーっと時間を過ごすのもあり。
・出かけたくなるまで出かけないのもあり。(出かけたいなら出かけてOK)
・楽しもうとしない。癒そうともしない。
・ただ、自分のために時間を使うイメージで。
そんなことをしたら、逆に大変なことが起きるんじゃないか?と思われる方もいるかもしれません。
もちろん今すぐ解決すべき問題があるなら、それは取り組んだほうがいい場合もあります。
しかし、時間にある程度余裕があるなら(自分の中の焦りや不安が強い状態なら)、ちょっと肩の力を抜くじゃないですけど、ゆったり構える時間を作ってみてください。
すると、徐々にネガティヴなエネルギーの使い方から、気持ちが追いついてきて楽になり、物事の考え方も前向きになっていきますよ。
心も体も緩めてあげるとき、といえそうです。
愛することは喜びでもあるが、頑張ることでもある
多く愛情に溢れた女性ほど、何故か恋愛で「ネガティヴ」な気持ちを抱えておられることも少なくありません。そこにある不安をなんとか解消したくてカウンセリングに起こしいただく方も多いですよ。
とにかく頑張ることで最悪な事態を回避したいと思っている方ほど、その傾向が強いんですね。
もし、この「頑張る」が「私の人生をかけて愛する」だったとしたら、心が休めなくなりますよね。
そして、心は頑張っている分だけ、ネガティヴな方向にひっぱられていくんですよね。
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br />ここはよくよく覚えておいていただくといいかもしれません。
僕たちは頑張れば傷つくし、愛すれば疲れるし、気分も考え方もネガティヴな方向にふれていく、と。
もちろん頑張ることが悪いわけじゃないですし、頑張ることで充実感を感じられるならいいんですが、それだけを続けてもバランスが崩れてしまうのだ、と。
よって、自分の心のバランスを取る時間があってもいいんじゃないかな、と思うんですね。
頑張って自分の目的意識を再確認するなら、いろいろエクササイズに取り組んだり、自分なりに考えを整理してみてもいいのかもしれません。
ただ、自分の本当の気持ち(自分にとっての愛情など)を見つめるなら、自分を整えることがオススメでしょうか。
僕のカウンセリングってどちらかというと理論的と呼ばれているんですけど、この「心のバランスを取る」ことは強く意識していますよ。
科学でいう「酸性・アルカリ性」みたいなイメージだと分かりやすいですかね?ただ、気持ちのリトマス試験紙はないですから、自分で感じることそのものが目安になりますね。
本当の気持ちが分からなくなったら、それは「休む」とき。
少し自分のためにゆっくりしてみようよ、というサインかもしれませんよ。
カウンセリングなら、今思うことを話していただいて気持ちを整理していただくこともあれば、やたらゆったりしたセッションをご提供して、緩んで頂くことも多いです。
お話を伺って僕なりに要約させていただくことで「あぁ、そうか、私ってこう感じていたんだ」と気づいていただけることもあるんですよね。
以上、なにか参考にしていただければ幸いです。
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