自分らしさ・生き方に悩むとき

つい強い口調になる人が気持ちを上手に伝える方法

つい強い口調になってしまって後悔したことないですか?

きっと情熱的なかたなんだと思うんです。言いたいことをその時の感情に任せてどどーんと出してしまう人って。

ただ、どんな事情があるにせよ、いつも強い口調ばかり使って気持ちを伝えていれば、相手は次第にあなたへの興味を手放すかもしれません。

夫が家に帰ってこない。
彼のLineの返信がなくなる。
ふたりの会話がなくなる。
相手がもう別れよう、と言い始める。

もしこんなお悩みをお持ちなら、この記事がお役に立てるかもしれません。

よろしければどうぞ。

 

強い口調で伝えてしまうと何が問題なのか

さてはて、ではどうしていつも強い口調で伝えてしまうとコミュニケーション上の問題が起きやすいのでしょうか。

そもそも人の行動と感情はつながっています。

これを「アンカリング」と呼ぶこともありますね。「人はある行動をするたびに、そのときの感情を思い出す」という意味です。

例えば、いつも自宅でパートナーから強い口調でものを言われ続けているとしたら、いつしか家に帰ろうとすると「嫌だ」と感じるようになることもありそうですよね。

この場合、家に帰ることと嫌な気分を感じたことがリンクしちゃうわけですよね。だから「早く帰ってきて」と言われても、なかなか帰る気になれない。むしろ帰ることで嫌な気分が拭えないのです。

これは仕事で辛いことが多くなると、会社に行きたくなくなることと同じようなものですよ。

 

また、禁止は欲求を作る、という法則からもその理由を考えることができますよ。

強い口調でものを言われ続けることで慣れちゃう人もいるかも、ですが、一般的には「強い恐れ」を感じるものですね。

しかも「あんたはなんで〇〇しないのよ!」「どうして私の気持ちがわからないの!」などと、聞く側としては相手自身のことばかり(その真意がふたりの幸せのためだったとしても)言われ続けていると、なかば強制されているような気にもなるでしょうね。

すると、聞く側は自分の自由を奪われると感じますから反発したくなります。その結果、より自分の自由を求める気持ちが強くなるというわけです。

その結果、相手の言葉なんて気にしない、もう相手にしない、と思うようになるというわけですな。

それがいいかどうか別にしてね。

強い口調を使うこと自体が問題なのか?

ここまでのテキストを読むと「強い口調を使うこと自体が問題」のように感じるかもしれませんが、僕はそう考えていない部分があります。

もちろん穏やかに話すことがよりベターな方法なのでしょう。

しかし、時にはどうしても強い口調を使ってしっかり伝えたくなることもあるでしょう。それをひたすらに我慢しつづけていたり、言いたいことを言えずにいることもまた問題を作ります。

また、いつも強い口調を使ってしまうなら、そこにはなにかしらの理由があるものです。

例えば、怖がり、恥ずかしがり、自信がなくて不安が強い、感情が苦手、など。

その理由を自分自身で見つめて変えていければ、もっと穏やかな口調を使うことができるようにもなるでしょう。

これは自己変革、自分への投資ですからとても大切なことですよね。

ただ、自分を変えるには自分と向き合う勇気とある程度の時間が必要になることが多いんです。

だから実際に、私、そこまで待ってられません、というお話を伺うこともあります。

そんなときは「とりあえずは強い口調の使いっぱなしだけは避けて、このように伝えてみてください」とお伝えすることって少なくないんですよ。

 

必要なのは素直さと優しさと与えたい気持ち

例えば、彼から「きょうの料理、なんか味が薄くてやだな」と言われて「アンタ、何言うとんねん!」と怒りが湧いた、なんてケースを想定してみましょう。

忙しい中時間を作って彼のために心を込めて作った料理。そこにケチを付けられたら、そりゃ「あ?お前いま何言うた?もういっぺん言うてみんかい!」のような気分になることもあるかもしれませんねー(遠い目)

それは僕なりに理解できるのです。

だから、強い口調で「ほーそんなにマズイなら食べなかったらいいやんか。もう捨てたるわー!(うりゃー!泣)」とか「そんな言い方ないやんか!こっちだって一生懸命作ってるのに!(めっちゃひどいやん!その言い方!)」と言いたくなるかも、ですわねぇ。

ただね。

先に書いたように、強い口調で相手に気持ちを伝えたあとで、なんのフォローもないと、こじれますねん。

ここがポイントですねん。

例えば、強い口調で気持ちを表現したあとで

「・・・でも、あなたにそんな事言わせたことが私は悔しいねん。本当は喜んでほしかったし。」

他にも言い方はありますけど、もしそう言えるなら、相手にあなたのホントの気持ちが伝えられると思いませんか?

なにより自分の気持ちも少し落ち着いてこないでしょうか。

そして、相手の印象も変わりやすいと思いませんか?(特に二人の関係がこじれる前に使うことが重要なんですけどね)

 

ただ、ここには一つ注意点があります。

自分が「気持ちを分かって欲しい側」だけ回ると、このような気持ちや言葉は伝えられなくなります。

どーしてそんなことが言えるの?!だけで終わってしまうものです。

そして、分かってもらえなかった残念な気持ちを残すことにもなります。

その結果、悔しい思いをするのは、そう、自分です。言われっぱなしだし、気分は悪いし、悲しいし、もう散々です。

だから僕は「あなた自身のためにも、ちゃんと本当の気持ちを伝えてみてくださいね」とお伝えしているというわけです。

「優しさ」「思いやり」や「与えたい気持ち」としてね。

どこか強い口調を使いたくなっているとき、本当に云いたいことをすべて伝えているとは限らないのかもしれませんね。

ちなみにこの方法を実践するには自分の気持ちに気づく意志と、伝える勇気を持つことが必要になります。

あなたのホントの気持ちってなんでしょうか。

そこに気づくこともとても大切ですよ。

自分から「ご飯作るのは当たり前やから」とか思ってませんか?

当たり前の愛情なんて、どこにもありませんよ、きっと。

 

※なお、今日は若干言葉選びが間違っているような表現がありますが、一つのネタとしてご覧いただければ幸いですm(_ _)m

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
「読む」から、「私の立ち位置を整える」へ

心理カウンセラー浅野寿和のブログは、心理学の知識だけでなく、

”今の自分自身”や“今ある関係を整えるための心理学”をお届けしています。

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