こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和です。

今日は、家族や友人・仲間に「それ、どうなの?」と反対されてしまう夢や決断があるとき、どうすればうまく進められるのか、というお話です。

たとえば、

  • 結婚したい相手がいるけれど、家族から反対されている
  • 離婚したいけど、反対ばかりされる
  • 転職したいのに、周りが止めてくる
  • 進みたい進路があるのに、抵抗や意見が飛んでくる

こういうときって、あっちを立てれば自分が立たず…で、悶々としますよね。

※公序良俗に反すること、反社会的なこと、一般的な倫理面で明確にNGなことは別として、の話です。

僕はよく、「周囲の反対が聞こえ始めるのは、ある意味“卒業のタイミング”」だと考えています。師匠からもそう教わりました。

たとえば仕事なら、辞めたいと思ったときに説得されるぐらい、あなたが実績を残してきた可能性があります。
結婚なら、反対されるから不幸とは限りません。そのしがらみを丁寧にほどく意欲が持てるかどうか、が問われることもあります。

つまり、反対が出てくるときって、あなたの「自立」が求められている場面も少なくないのです。
もちろん今の自分を否定する必要はありません。見方を少し変えるタイミングなのかもしれませんね。


周囲に反対されてしまうような夢はどうすればいい?

周囲に反対されても、すんなり自分の思いを貫ける人もいます。

でも多くの人は葛藤しますよね。

人によっては、周囲の気持ちを否定してまでぶつかりたいとは思わない。
けれど、自分の気持ちも理解してほしい。今のままでは自分もしんどい…。

こういうときに出やすい感覚が、「被害者意識」です。

「私は理解されない」「いつも私ばかり辛い」「だから分かってほしい」

この感覚ですね。

ただ、反対してくる側も、似た感覚を持っていることが多いです。特にご家族ほど。

「私はあなたのことをこんなに心配しているのに」
「もう私に心配させないで。安心させて」

ここで軋轢が増えやすくなります。

大事なポイントは、相手の“心配”は相手の感情であり、相手が責任を取るべき感情でもあるということです。

もちろん、人の話を聞いて学ぶことは必要です。

でも、あなたが自分を譲って常に従うべきことだとは言い切れません。

あなたはあなたで、未来を決めていいんです。


自分の気持ち・相手の気持ち

では、あなたが決められないなら、それはなぜでしょうか。なぜ迷うのでしょうか。

周囲から反対される感覚が強いとき、表面に出やすい心理として、

「自分の依存心」×「相手の依存心」の対立構造が起きていることがあります。

お互いが不安や恐れから来るニーズを持ち寄って、
「分からせたい」「説得したい」になってしまう。

ときには、相手の罪悪感を刺激して動かそうとする。

これは夢の話だけでなく、夫婦や恋愛でもよく登場する構造です。

そして、このやり方はお互いに苦しい。できれば、あなたから降りたほうがいいですよ。

罪悪感で相手を動かそうとするほど、感覚的にもスッキリしませんし、結果的に自分のためにも相手のためにもなりにくいからです。


大事なのは「理解されること」より「幸せになった姿」かもしれない

ここで、視点を少し変えてみたいのです。

大切なのは、今の自分を相手に「ちゃんと理解させること」ではないのかもしれません。

むしろ、

「夢を叶えて幸せになっているあなた」を見せること

ではないでしょうか。

そして、

「私と関わってくれた人たちのおかげで幸せになれました」

と素直に言える自分になること。

そこに向かうために、今この瞬間の

  • 理解されないイライラ
  • 理解されない不安
  • 相手への罪悪感や遠慮

は、いったん脇に置いていいと僕は思います。

優しい人ほど、相手の気持ちを考えすぎて傷ついてしまうこともありますよね。

でも、自分のために前に進む意欲を、あなた自身が許していい。

自分に「未来は明るい」と感じることを、許してみましょう。


反対意見を受け止めた上で、進むために

周囲の反対意見を一旦受け止め、理解する。

そのうえで、相手を許せますか?という問いがあなたに来ていることもあります。

相手の心配は、時にニーズのように感じる言動であっても、
見方を変えれば、相手なりの思いやりやエールであることもあります。

もちろん、すべてがすぐにうまくいくとは限りません。焦らなくて大丈夫です。

あなたのプロセスを進める中で、あとから得られる「理解」や「許し」もあるでしょう。

今のあなたに必要なのは、不安や葛藤で苦しみ続けることでも、自分を責めることでもなく、

「それぐらい大きな自分になることを、自分に許すかどうか」

なのかもしれません。

その一歩を踏み出したとき、あなたを応援する人が現れることもあります。
ただ、それは今はまだ見えないし、出会えないのです。

それでも前に進みたいなら、きっとあなたのプロセスは、もっと前向きな流れになっていくと思いますよ。

以上、参考になれば幸いです。

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