彼との関係が進まないとき|別れが怖くて、何も言えなくなっていませんか?
こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和でございます。
今日は久々に「忍耐女子シリーズ」のテキストをお届けしますよ。
テーマは
彼との距離がなかなか縮まらない。
結婚の話をしても、どうにも彼が煮え切らない。
もう少し二人の関係を進めたいのに、なんだかずっと同じところをグルグルしている。
そんなケースについて書いてみようと思います。
題して、「こういうとき、ヒヨるとあまりいいことないんですよ」。
・・・かなり雑なタイトルをつけましたけども(笑)
別に、「ハッキリしない男には、押して押して押しまくれ!」という話ではございません。
彼をコントロールするとか、無理に動かそうとするのではなく、
彼が結婚や未来に対して迷ってるときに、こちらまで一緒になって怖くなって引っ込んでしまうと、二人の気持ちのダウントレンドが止まらなくなるよ。
そんな余計な話でございます。
Index
- 1. 彼との関係が進まないと、だんだん何もできなくなる
- 2. ヒヨると「別れない」かもしれない。でも、関係も進まない
- 3. 一歩踏み込むと、彼が反発することもある
- 4. 彼を尊重することと、彼の怖さに飲み込まれることは違う
- 5. 一歩踏み込むって、彼を説得することじゃないんです
- 6. 不安が強くてうまく動けない、という話も確かにある
- 7. 相手の不安に手を差し伸べても、自分の希望まで引っ込めなくていい
- 8. 「彼を尊重する」が、自分を黙らせる理由になっていないでしょうか
- 9. あなたもこの関係を選ぶ側ですよ
- 10. 彼が怖くなったとき、自分まで怖くなって消えない
- 11. こちらの記事もどうぞ
- 12. 最後に|ヒヨらないって、強く出ることじゃない
彼との関係が進まないと、だんだん何もできなくなる
たとえば。
あなたには数年付き合っている彼がいる。
それなりに仲はいい。
ケンカばかりしているわけでもない。
一緒にいると楽しい。
ただ、結婚の話になると彼が急に煮え切らなくなる。
「今は仕事が忙しいから」「まだそこまで考えられない」「もう少しこのままでよくない?」
なんて言う。
最初のうちは、こちらも「私は結婚したいと思ってるよ」と言えていた。
でも、何度か彼の歯切れの悪い反応を見ていると、だんだん言えなくなるんですよね。
「またこの話をしたら、重いと思われるかな」
「しつこいと思われたら嫌だな」
「今聞いたら機嫌悪くなるかな」
・・・などと、脳内に突然「余計なことは言うな、私」アラートがなり続ける。
しかも24時間。
寝ているときぐらいアラートがおさまってほしいのに、夢の中でも鳴りっぱなし。
誰も頼んでねぇよ、と。
で、最近は・・・
「下手なことをしたら、この関係そのものが終わるんじゃないか」
という不安が大きくなってしまって、さぁ大変。
ここまでくると、結婚の話ができないというより、
何かをした結果、別れることになるのが怖くてヒヨッて動けない
という状態に近くなってくるわけでございますね。
ヒヨると「別れない」かもしれない。でも、関係も進まない
こういうときって、どうしても慎重になりますよねぇ。
彼の気持ちはちゃんと尊重しよう。
相手をコントロールしちゃいけない。
彼には彼のタイミングがある。
全部その通りです。
心理的に、別に間違った話ではないと思います。
ただ・・・その言葉を使いながら、実は
「彼がどう出るか怖いから、私は何もしません」
となっているなら、少し話が変わってくるんですよ。
・・・ぶっちゃけた話を今日は書きましょうか。
言い方はアレですが、ヒヨって何も言わなければ、今日すぐ別れないかもしれないです。
彼の機嫌も悪くならない。
普通に過ごして普通に家に帰れるかもしれない。
嫌な答えを聞かなくても済む。
・・・平和。
ピンフじゃないですよ、ヘイワです。
ただ、二人の関係も、たぶん今のまま。
彼が本当に迷っているのか。
結婚する気自体がないのか。
あなたとの結婚が怖いのか。
何か不安を抱えているのか。
そのあたりも分からないままになる。
つまり、別れを避けるために動かないことで、関係を育てるために必要なことまで避けてしまう場合がある。
これが、僕が「ヒヨるとあまりいいことないんですよ」と思っている理由の一つです。
一歩踏み込むと、彼が反発することもある
ここからが今日の本題の一つでもあるんですが。
勇気を出して、あなたが彼にこう言ったとします。
「私はあなたと、この先のことも考えたいと思ってるよ」
すると彼が、しばらく考え込んでこう言うこともあるわけです。
「そうやって考えてくれて嬉しいよ。ただ、だったら、今のオレじゃないほうがいいんじゃないの、とも思ってしまう」
・・・出た。
出やがったな、このやろう、でございますよ。
この界隈では、まぁまぁ登場するセリフでございます。
こういうことを言われたら、そりゃ怖いですよ。
「え?これ別れ話?」
となりますから。
すると、こちらの不安も一気に爆上がり。
「ごめん、そんなつもりじゃなかった」
「今すぐじゃなくていいから」
「私も別に結婚にこだわってるわけじゃないし」
なんて言って、さっきまでテーブルの上に置いていた自分の希望を、秒速で回収。
・・・いや、それ今さっきまで結構大事な希望だったやん、という話なのですが。
これが、「引いてしまう」ということなんですよね。
彼を尊重することと、彼の怖さに飲み込まれることは違う
もちろん、彼が「結婚したくない」と明確に伝えているなら、その言葉は受け止める必要があるでしょう。
彼のNOを、「本当は怖いだけよね?」と都合よく解釈して押し切っていいことはありませんよ。
そこは分けて考えたいところ。
ただ、
「だったら、オレじゃないほうがいいんじゃないの」
という言葉が、彼の中にある不安や自信のなさから出ていることもあります。
特に、彼が「二人の未来」のことを、一人で抱えて考えてしまっていることもけっこうありますよ。
「自分に彼女を幸せにできるのか」
「自分に結婚生活なんてできるのか」
と、一人で考える。
そりゃ、「うーん、無理かも」となることもありますよね。
二人で生きる未来を、一人で考えているわけなんでねぇ。
このときに、彼のほうへ一歩踏み込める人と、そこで引いてしまう人の差って正直出るんですよ。
いいか悪いか、という話ではなく、「ここでなにかするか、いつも何もしないか」の違いってことなんですが。
一歩踏み込むって、彼を説得することじゃないんです
とはいえ、「一歩踏み込む」と書くと、かなり勘違いされやすい部分があるので、丁寧に説明しておきますけどね。
「踏み込む」というと、彼の気持ちをコントロールするようなイメージを持たれている方も少なくないんじゃないかな、と思います。
または・・・
「私はあなたがいいって言ってるじゃん!」
「どうして逃げるの?」
「ちゃんと考えてよ!」
と、彼を逃さないように、追い込むように思う人もいるかもしれません。
それは、ちょっと違いまっせ、という話。
もし、今のあなたのイメージの中に、コントロールや相手を追い込む発言しか思い浮かばないなら、それはあなたの気持ちも追い込まれている証拠かもしれない。
できるだけ早い段階で、自分の気持ちの余裕を作りながら、凝り固まっている発想を解して、良い関わり方を実践するときかもしれませんよ。
今回僕が言いたい「一歩踏み込む」は、そこじゃないわけですね。
むしろ、
今の彼が立っている場所を、ちゃんと理解すること
です。
たとえば彼が、
「だったらオレじゃないほうがいいんじゃないの」
と言ったとき、彼はどんな心理状態なのか、ってことです。
「・・・どうしてそんなこと言うの?」
そう言いたくなる気持ちはめっちゃ分かりますよ。
ただ、それでは、理解していることにはならないですよね?
ここでもし、こう考えてみるとどうでしょう?
「私、あなたとずっと一緒にいたけど、あなたもそれぐらい不安だったんだね」
・・・それを彼はようやくあなたのに見せた、ということだったとしたら?
そこに手を差し伸べられるかどうか。
それともヒヨッて、何もしないままでいるのか・・・。
この差が、二人の関係のダウントレンドを作るか作らないか、を決めている部分が結構あるよね、と思います。
不安が強くてうまく動けない、という話も確かにある
・・・とはいえね。
彼だってこちらの気持ちや不安に手を差し伸べてくれてないじゃんか!というお声は、もう分かりすぎるほど分かるんです。
あとは・・・
「私もヒヨりたいわけじゃないけど、自分でも不思議なほど不安が出てきてうまく動けない」
という場合もありますよね。
こういったケースでは、いい意味で「パラレル」で扱うほうが良くない?とご提案したいところなんでございますね。
あなたの不安のケアをしながら、あなたの気持ちの価値を高めるカウンセリングと同時に、「いい形で踏み込む」という部分を模索するカウンセリング。
これは常に両立するんでございますな。
相手の不安に手を差し伸べても、自分の希望まで引っ込めなくていい
彼の不安が分かった。
「そんなに怖かったんだね」と理解した。
だから、「じゃあ結婚の話はもうしないね」となる必要はないんです。
ここでまた元の位置に戻ったら、振り出しですからね。
いちいちリセットボタンを押す必要はないんですよ。
彼の不安には手を差し伸べる。
でも、「私はあなたとの先を考えたいと思っている」という自分の希望も、そのままそこに置いておいていい。
あなたの希望が消えれば、彼にとっても「あなたがどうしたいのか」が見えなくなりますよね。
だから、どちらの気持ちも、「二人の話」として扱っていけばいいんです。
「彼を尊重する」が、自分を黙らせる理由になっていないでしょうか
カウンセリングの中で、
「私、彼の気持ちを尊重したいんです」
「コントロールするのはダメですよね」
という言葉を聞くことがけっこうあります。
それは、とても大切なことですし、その通りですよ。
ただ、ちょっと意地悪な見方をするなら・・・
「尊重したい」の後ろに、「彼にNOと言われるのが怖い」が隠れていないかな、と見ることもあるんですよ。
彼を尊重しているのか。
彼の反応が怖くて何も言えなくなっているのか。
ここ、似ているようで全然違います。
前者なら、自分の意見も言えるんです。
「私はこう思う。でもあなたはどう思う?」と言える。
後者になると、
「彼がどう思うか」が先に来るので、自分が消えていきます。
すると、気づけば、
彼がこの関係を続けるかどうかを決める人。
私は、彼の答えを待つ人。
そんな立ち位置になってしまうことがあるんですよね。
あなたもこの関係を選ぶ側ですよ
彼があなたを選ぶかどうか。
もちろん大切でしょう。
でも、あなたも彼を選ぶ側であることには違いない。
今のまま待つのか。
もう少し話してみるのか。
彼の不安に寄り添いながら、二人で考えるのか。
それでも彼が「結婚は考えられない」と言うなら、その現実を受け取るのか。
あなたにも選べることがある。
だから、彼の答えが怖いからといって、自分の希望を先に捨てなくてもいいんですよ。
これは別に、強気になれ、という話じゃないです。
怖いなら怖いでいい。
足が震えてヒヨッたっていい。
ただ、怖いからって、自分まで消さなくていいという話。
彼が怖くなったとき、自分まで怖くなって消えない
関係を一歩進めようとすると、ときどき相手の怖さに出会います。
それまで見えなかった不安。
自信のなさ。
迷い。
「そんなこと思ってたんだ」というものが出てくることがある。
そこに出会った瞬間、こちらまで怖くなって逃げることもできる。
あるいは、「はっきりしてよ!」と相手を動かそうとすることもできる。
でも、もう一つ選択肢があります。
「そっか。あなたも怖かったんだね」と、理解する。
「私はこうしたい。でも、あなたが何を怖がっているのかも知ってるよ」
そこからもう一度、二人の話をする。
それができる女性って、僕はかなり強いと思いますよ。
ある意味、腹が据わっている感じですね。
・・・別に無理してドヤ顔や仁王立ちする必要はありませんけど(笑)
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最後に|ヒヨらないって、強く出ることじゃない
彼との距離が縮まらない。
彼が結婚にYESと言わない。
そんなときって、不安になりますよ。
「私が何かやらかしたら別れるんじゃないか」と思うことだってあるでしょう。
ただ、その怖さのせいで何も言えなくなれば、たしかに今日の関係は守れるかもしれない。
でも、明日、関係が前向きに転がるとは限らないんですよね。
こういうときは、ヒヨりそうになってもいいので、
「自分の希望を持ったまま、相手の話を聞く」。
「相手の怖れを理解して、手を差し伸べる」。
つまり、ヒヨらないというのは、強く出ることじゃない。
もし、語気を強めて前に出るだけなら、それこそヒヨッてんのとそんなに変わりませんよ。
ここまで一緒にいたんです。
もう一歩ぐらい、相手が何を怖がっているのか見に行ってもいいんじゃないでしょうか。
ということで、今日はここまで。
「はぁ、またこの人も?また私が受け止める係ですか・・・」
「どこにいるの?私を受け止めてくれる人って・・・!」 という話なんですけどね。
忍耐女子って、我慢したいわけではないんですよね。
むしろ「これ以上ややこしくしたくない」「ちゃんと関係を続けたい」と思っているから、自分の気持ちを後回しにしやすい。
で、気づくとちょっと、いや、結構しんどくなってる。
こういうとき、「我慢しすぎかな、私」で終わらせたいですか?
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