心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
人が凄く見えて、自分はちっぽけだといつも感じる?
よろしければお付き合い下さい。
例えば
そういった方の心の中を見つめていくと、あなたが周囲の人の価値観の「鵜呑み・丸呑み」のようなことが、色んな場面で起きているのかもしれない、と思うことがあるんですよね。
心理学では「イントロジェクション」なんて言葉を使うことがありますが、これ、あなたの内面ではなく、外側にある何かしらの価値基準を、そのまま「丸飲み」すること、を意味します。
簡単な例えで言えば、子供が親の価値観をそのまま飲み込んじゃう、ということ。
例えば、僕の場合、小さい頃に周囲のオトナから、「お金は怖いものだ」「人は怖いものだ」「世の中は辛いものだ」と言われ、本当にそうなんだろうと思って生きてきた過去があります。
僕が周囲のオトナからもらった価値観を検討すること無く、そのまま受け入れちゃってたんですよね。特に子供はそういったことを当たり前のようにしますけれど。
それの何が厄介かって、飲み込んだあなた以外の価値観を、あなたの中で消化できないと「苦しい」わけです。消化できていればいいんですけど、うまく消化できないと、様々な葛藤がうまれて、問題が起きることがあります。
そんな時に僕が気にするのは「それは一体誰の価値観?あなたの価値観なの?」という部分。
ただ、この「丸飲み」、実は「あなたからの積極的な理由で行っていること」が多いので、疑いことも少なかったり、悪意を感じていない事が少なくないものです。
自分では当たり前になっちゃっていると、なかなかこれが「あなたの外側の価値観で、自分が消化できてないんだな」と気づかないんですけど。
誰かが何かしらの価値観を提示したならば、それをゴクンとそのまま飲み込むのではなく、ちゃんと自分なりに消化することって大切なんですよ。
また、こういったケースでは、どこかあなたの無価値感が強く影響しているケースが多いもの。
※もっと深い心理分析をすれば、あなたの幼少期の心理状態から見つめることもできます。
もっとあなた自身を、そしてあなたの感覚、意見、感性、大事にしていいんです。
いいものはいい、嫌なものは嫌。
そう、人を傷つけない、不快にしない表現方法を使って、表現していっていいんですよ。
特に、相手の話したことをそのまんま鵜呑みにしてしまう傾向がある方ほど、自分の思いを表現することに少しづつチャレンジされるといいかもしれませんね。
例えば、周囲に合わせすぎて生きているな、と思うなら、自分のしたいこと、自分のペースで物事を進める時間を作ってみる、などなど、ですね。
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