ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

叱責・断り・拒絶が実は苦手!人知れずこっそり傷ついてしまう私を変える心理学

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、名古屋に戻ってきました。昨日の夜は水道橋で大雨と遭遇し、傘がなくこまっていると、すっと仲間が傘に入れてくれました。

これ。ともすれば当たり前にしてしまうことかもしれません。

が、こういった仲間がいるってすごく幸せだな、と感じられるのも自分の心を整えたからだよなーと思う僕はなかなか幸せものです(笑)そして、いつも僕のセミナーをサポートしてくれる仲間には、本当に感謝しています。

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。


叱責・断り・拒絶が苦手な私をどう変えるか?

「傷つくことを怖れちゃダメ。好きなら前に進まなきゃ!」
「断りには慣れ。だから怒られ慣れればいいよ。」
「拒絶を怖れていては何もできないか。そんな弱い自分を変えましょう。」

そんな言葉を聞くことってありませんか?

最近は「豆腐メンタル」なんて言葉があるそうで「自分に自信がなく、つねにオドオドしている人」のことをそう呼ぶそうです。

ただ、カウンセリングをさせていただいていると、豆腐メンタルとは言えないまでも、実はこっそり「叱責・断り・拒絶」が苦手で、その度に心を痛めたり、辛い思いを抱えている方のご相談を伺います。

恋愛・夫婦関係でも、お仕事、対人関係の中で「今までは頑張って耐えられたのだけど、もう耐えられそうにない・・・」というお話も伺います。

中には、仕事ならば「仕事だし」と割りきれるので拒絶されても耐えられるけど、対人関係・家族・恋愛だと辛すぎる・怖すぎる、というお話も少なからず伺います。

こういったお話をしてくださる方は皆さん本当に頑張っておられます。そういった方の多くはダメでもなければ弱くもないのです。

しかし、カウンセリングという守秘義務のある安全な場所でしか話せない、となれば、なかなか普段は誰にも相談できない話なのかもしれませんね。

では、「叱責・断り・拒絶」にタフな人と、そうではない人の違いはどこにあるのでしょうか。

その違いをあえて一言でまとめれば、「自分が好き・いいと思えるか?」につきます。

自己肯定感をいう言葉であったり、自尊感情という言葉で表現されることもありますが、要はすぐに自分はダメだ・・・と感じるのではなく、自分が自分でいいと感じられているか、なのです。

ただ、それはあなたが叱責・拒絶・断り・で全く傷つかくなるということではない、でしょう。

おそらく多くの人が「叱責・断り・拒絶」を受けると辛い気持ちになるでしょう。そして、そういった辛い出来事にもある程度慣れれば平気にもなるだろうと僕も思います。

が、「いつまでたっても叱責や断りが怖い」「その都度傷ついてしまう」「ビクビクしてしまう」「今までは頑張れたけれど、もう頑張れなそうにない」とあなたのココロが感じる時に「深いお悩み」になるわけです。

それは僕もそうです。以前営業の仕事をしていたころ、「拒絶される恐れ」の中でビクつきながら仕事をしていました。実際に叱責やクレームを受けることもありましたし、それでつい傷ついてしまった自分もいます。今でも思い出せば辛い気持ちにだってなります。

その当時の僕は僕が根性無しなんだとしか思わなかったですよ。

そして一度傷ついてしまうと、なかなか恐ればかり感じてモチベーションが持てず、人嫌いになり、仕事に苦手意識ばかり持っていたころもあります。

が、今の僕はなぜか人と関わる仕事をしています(笑)不思議だなぁ、と思いません?僕は自分のことをいつもそう思いますけどね。

それは、叱責や断り、拒絶に屈する自分が根性無しだと責めても問題は解決しない、実は別に解決方法があったことを知ったのは大きかったですね。

僕はこの「叱責・断り・拒絶」が苦手、傷ついてしまうというお悩みの本質は「人が怖い」「傷つくことが怖い」ということ自体にはない、と思っているんです。

あまりに「叱責・断り・拒絶」が苦手だと思うあまり、そしてそこで傷ついてしまった時に、「次のアクションが起せなくなる」ことが辛いのだと思うんです。

どこか「叱責・断り・拒絶」のために、足が竦んだり、人に関われなくなったり、次の恋に進めなくなってしまったり・・・。

そういったことが自分をより小さく感じさせ、自分をさらに責める理由になっていくと思うんですね。

こうなるとその悩みは更に複雑化しますよね。

叱責・断り・拒絶が怖いことと、また別の意味で「自分はダメだ」と責めるようになっていきますから。

・・・この話を読んで「あぁ自分が好きと思えない私がダメなんだ・・・だから叱責や断り、拒絶に弱いんだ」と思ったあなた。

それこそが罠です。

既にあなたはもう自己否定していると気づいていますか?

そもそも自分のココロが、自らを肯定できない状態、否定してしまう状態になっていると、どんな話を聞いても否定的に捉えてしまうことが多いのです。

だから私はダメなんだ。
だから彼に愛されないんだ。
だから私の心は弱いんだ。

そう感じてしまうことはとても辛いことですね・・・。

しかし、その理由を導き出すこと自体には、あまり自分を変える効果はありません。その理由を自分を否定することに使っても、あまり変化は望めないのです。

それより、実際にあなたが「どう自分を好きになるか、肯定するか」というプロセスに入り、そう決意し、行動することのほうが100倍意味があり大切なことだと思いませんか。

自分を認める。
自分を肯定する。
自分を受け容れる。
自分の素晴らしさ、影響力を知る。

そういったプロセスを実践すると、実は「叱責・断り・拒絶」があなたにとっての問題にならなくなっていきます。

辛い時に自分を認めることは「何故かとても難しい」

自分を肯定する、認めることの大切さ。

さんざん僕もこのブログで書いてますけれど、・・・今日はぶっちゃけて書いちゃいます。

これって悩んでいるときほど難しいことですよね(笑)

そう思いませんか?

僕はそう思いますよ。

「自分を責めたり、疑うほうが100倍簡単」のように感じてしまうかもしれない。

どこかすーっと自己肯定できる状態なら悩まないんですよね。

そういえばこれは余談ですが・・・。

最近、我が娘がよく聞いて踊っている楽曲に(笑)「アンパンマン体操」なるものがあるんですけどね。

この詞って凄いんですよ。

のっけから「自信をなくし挫けそうなときは、いいことだけを思い出せばいい」と書いてある。

はじめてこの詞を聞いた時、僕はドキッとしましたね・・・。

子供に向けられたこの詞が示している「本当の意味」ってなんだろうって考え込んだんですよ(笑)いや~実に深い事が書いてあるなぁ、と。

どうやら人は「本当に痛い時」ほど「痛みや罪悪感」を使って中和することって多いようなきがするんですよ。痛いから、つい自分を責めてより痛くないようにと自分を扱うことってあるんですよ。痛みには痛みが痛み止め、といった風に。

さて、先に

「いつまでたっても叱責や断りが怖い」「その都度傷ついてしまう」「ビクビクしてしまう」「今までは頑張れたけれど、もう頑張れなそうにない」とあなたのココロが感じる時に「深いお悩み」になるわけです。

それは僕もそうです。以前営業の仕事をしていたころ、「拒絶される恐れ」の中でビクつきながら仕事をしていました。実際に叱責やクレームを受けることもありましたし、それでつい傷ついてしまった自分もいます。今でも思い出せば辛い気持ちにだってなります。

と書きましたけどね。

実は・・・いたんですよ。前の職場で、僕の周囲に超自己肯定ができちゃってる人が。

その方は女性でしたけどね。僕の前でしれっとこう言い放っていましたよ。

「お客様に私の話を聞いていただけないって残念だけど、もったいないって思っちゃうんですよね。だから断られても『そうかー』としか思わないですよ。」

今はこの言葉の意味、僕もよーく理解できます。

そうなんですよね。自分に(業務上の知識や商品知識なども含めて)自信があれば、そっかーじゃあ求めてくれる人に話そう、となりますね。

拒絶や断りを受けることより、誰にどう喜んでもらおうかを考えるわけです。

こうなると、たとえ叱責があったとしても「相手がどうして怒っているのか?」に興味が持てます。もちろん相手のお話は真摯に受け止めつつ、そこにどう対応するかを考えられるんですよね。

これによって知恵や困難な時の対応方法が身につくこともあるわけです。

しかし、叱責・断り・拒絶が苦手だ~と感じていると「そんな思いはしたくない」としか思わないかもしれない。ぐっとその時の辛さを堪えて溜め込んで我慢することしかできないかもしれない。

スタンスとしては「ひたすらに受け身」なんです。

だから相手が見えないんですよ、相手の真意が見えない。

かつての僕はこのパターンを持っていて、とにかく自分が嫌いでしたよ。

だからこれ以上傷つきたくない、いつまでも傷つく自分がアホだと思い(笑)「嫌な思いをしない準備」か「ひたすらに我慢」ばかりしていた気がします。

それで疲れ果ててしまったことも多かったですね。

今でこそ言えますが・・・ストレスを溜め込みすぎて時にはブチっと人にキレちゃうこともありました。

だから怒らないように「叱責、断り、拒絶」で受けたダメージを紛らわせる手段として「自分を責めたり疑う」ことをしていたんですよ。

今思えば、凹んだときほど最悪なことばかり考えていました(笑)

それは仕事だけでなく、恋愛でも対人関係でも同じ。

その結果、自己否定が強まるわけで、自己肯定とは逆の方向に進むんですけども・・・そんなことを続けていたので、決して自分自身も状況も肯定的には捉えることができなかったんですね。

こんな状態で、人の叱責や断り、拒絶が来たらそりゃ痛いし、もう何もかも嫌になる。

僕はそう思うんですよ。

だから僕のカウンセリングのスタンスは「それは辛いですよね」という部分と、「否定からは癒やしは起きないですよ」という部分をとても大切にしています。

もちろん自分がタフに生きるために厳しい意見を受け容れることも時には必要です。

が、自分を癒す・立て直す事を考えた時には「自分の気持ちを否定し続けない」ことって本当に重要です。

「今、私はこう感じているんだ」
「私は私なりに頑張ってきたんだ」
「私の中にはこんな思いがあったんだ」

そういった感覚を今の自分がどれだけ信じられるかは慣れの問題なんですけどね。しかしこれを続けることってとても大切なこと。

自分の気持ち・思いを認めていくと、すーっと気持ちは楽になって、自分をいい存在として扱うことも可能になってきます。だから、胸を張れるし、人の意見や拒絶・断りにもココロがぐらつかずに対応できるようになるんですね。

逆に自分を責めると「自分では不十分?」「もしかして私はだめな存在?」と強く感じてしまいやすくなるので、相手の意見に合わせ過ぎたり、相手の意見に押し切られるんですよね。

そういう意味でも僕はあなたの今までの頑張りを肯定するスタンスを取り続けています。

そういえば先日、東京で担当した心理学講座で、ありがたいことに受講生の方から手書きのお手紙をいただいたんです。(超うれしいですよ、ホントありがとうございます!)

そこにはこう書いてくださってありましたよ。

「自分って頑張ってないの?そんなコトないでしょ?すごく頑張ってるでしょ?」
この浅野さんのたたみかける(?)肯定的な言葉で涙腺崩壊です(泣)

今までの自分って全部「頑張った自分」でしょ?僕はそう思う。

頑張らなきゃ傷つかないでしょ?

だから今の結果より、あなたの中のそこにある思いを僕は大切にします。

そんなバカみたいにまっすぐ直球を投げる人間がいてもいいでしょ?と思ってる(笑)

だから畳み掛ける?(そんなつもりはなかったんですが(笑))肯定こそ僕の癒やしの手法。

どんな私でも私が味方になろう。どんな気持ちにも寄り添っていこう。

そう思うことが、実は叱責や断り、拒絶に強くなる私への近道なんです。

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