ほぼ30代からの心理学

疲れている人ほど休まない心理

休まないから疲れているではなく、疲れている人ほど休まない?

「最近仕事が忙しくて疲れているんです。でも休めないんですよね。」

これ、かなりの確率で仕事に家事に頑張られている方からお聞きすることです。

一方で

「最近忙しかったのでちょっと休もうって思います。また頑張るために」

そうおっしゃってくださる方は、お忙しい様子も、疲れているご様子も伺いしれますけれど、もう完全にエネルギーが切れているような印象を受けないことのほうが多いです。

これ、一体何が違うんでしょう?

 

頑張ってないとダメ→背伸びしていないとダメという思い込み

疲れているけど休めない、と思っていらっしゃる方は、どこかで「頑張っていないとダメ」という思いが強い傾向にあります。

いわば「自分は〇〇すべき」というべき思考でもあり、義務感、役割、責任感などからそう思われている方もいます。

そのべき思考や、義務感、役割、責任感の根っこには「誰かのために」という思いがあることが多いものですよ。

ただ、自分がエネルギー切れを起こしているときに「自分は誰かのために頑張ってるんだよな」と思うことって難しいですよね。

例えば、自分が砂漠のキャラバンに出て水切れを起こして大変なときに、「自分は誰かのために頑張っているんだ」なんて思えないと思いません?

とりあえず生きるために、自分のために「水!」と思いません?

なにがいいたいかといいますと、自分自身の愛や本当の目的を実感するには、それなりに余裕がないと難しいこともありますよね、という話なんです。

ただ、いわゆる「疲れているけれど休めない」と思いやすいタイプの方ほど、エネルギー技売れを起こしていることも少なくなくて、加えて「頑張っていないとダメ」と思いこんでいる方も少なくないようです。

いや、もちろんそう思われる気持ちを僕は否定したいわけじゃないですよ。そもそも僕も頑張ってないとダメと思いやすいタイプなので(^^;

ただ、この頑張ってないとダメって、意外と「背伸びしていないとダメ」という意識につながり、「無理をしていないとダメ」「ダメな自分を隠さないと」という意識になっていくこともあるんですよね。

だから、しんどくなっちゃう。

 

そこで想像してみてくださいよ。

仕事で、ちょっと背伸びして頑張ってる自分が評価されて、ガンガン仕事を振られたら。

そこで「あなたはすごいよね、よくできるよね」と言われて、さてはてどう思うでしょうか?

ありがとうございます、と心から云いたいところですけど・・・・ねぇ(笑)

 

背伸びする理由は自分を隠したいという気持ちにある?

じゃ、どうしてそれだけ背伸びしてしまうか、というと、自分を隠したいという気持ちがあればあるほど背伸びしたくなるものですよ。

そして、この場合の「背伸び」は「プライドの高さだ」と周囲から誤解される可能性が高いんです。

そもそもネガティブな意味でのプライドとは、心の防波堤。自分が感じたくない感情を感じたいために必要なものですから。

だから、隠したい、知られたくない自分をたくさん隠していると(つまり、感じたくない感情が多いほど)人からお高く止まっているように見られやすくなり、かつ、自分は精一杯で苦しくなるわけです。

これが対人関係(職場など)でのトラブルにつながっている場合も少なくないですよ。

 

また、そのあなたを評価する人は、まさかあなたが自分の一部を隠したいと思って頑張っているとは思わないことが多いわけです。

なんとも真面目で誠実で努力家だなぁ、と評価するわけです。

それがもし職場で起きるなら、「君には責任のある仕事をしてもらいたい」となるでしょうね。

職場での評価ってそういうものですから。そりゃさらに休めなくなると思いません?休みたくても、ね。

 

自分を認めながら感情を整えること

このような場合、隠したい自分ってなんだろう?と考えて受け容れていくプロセスが有効になるんです。

が、そうはいえども隠したい自分を受け容れるって結構勇気がいるんです。

なので僕はまず「自分への肯定的な評価」を先に入れるといいですよ、とお伝えしています。

いわゆる「疲れているけれど休めない人」ほど、自分への評価を忘れていることが多いんです。

どこか「頑張ればなんとかなる」という仮設のもとに行動しているので、頑張ることをやめるとなんともならない、と感じていることが多いんです。

つまりそこに恐れがあるということ。立ち止まったらだめになるという恐れがあるということですね。

まぁ誰しも多少なりともこの恐れを感じるものでしょうが、自分がめっちゃ疲れているのに追い込まれるとしんどいじゃないですか。

だから、自分がダメだという感覚より、もっと肯定的な評価をたくさんしてあげることによって、「立ち止まるのはまだちょっと怖いけど、勇気を持って自分や自分の未来のために休もう、自分を見つめよう」と思えるようになっていくものです。

また、自分に肯定的な評価をたくさんしてあげることで、隠しておきたい自分(感情)も受け入れやすくなっていきますから、背伸び感も徐々に手放せますよ。

それすなわち、ありのままの自分自身を受け容れることにつながる、というわけです。

すると、自分の良さももっと実感できますし、実感できた度合いだけ、自分の良さを見てくれている人にも気付けるようになりますよ。

ね、なんとなーく恋愛にも効果があるってご理解いただけますでしょうか。

だから僕のご提案って、あなたの問題解決も大切ですけど、素晴らしさ押しのほうが強かったりするんですよねー。