恋愛に積極的じゃない男性の話

今日は「恋愛に積極的じゃない男性の心理」についてのコラムです。

例えばこんなケース。

その彼とはいつも遊びに行きますし、二人で過ごす時間も多いんです。

週末は「遊びに行こう」と誘われることもありますし、私からどうしてるの?と誘うこともあります。

ただ、私達付き合っているわけじゃないんですよね。

私としては彼と付き合いたいと思うんですけど、彼にその気が無いようで。

こちらから好きを匂わせる話をしても、全く反応がないといいますか。

彼はどこか平和主義で、人と揉めたくない人。彼も「人と揉めるのが嫌だ」と話していたぐらい。

やっぱり彼は恋愛する気がないのでしょうか?

このような恋愛しない男性の気持ちってどんなものなのでしょうか。

恋愛に積極的じゃない男性の心理とその特徴

恋愛しない男性とその心理

さて、「恋愛に積極的じゃない男性の心理」の特徴は「マイナスな感情を感じることをとことん避けている」です。

よく「恋愛しない男性の心理」として語られる理由として次のようなものが挙げられることが多いですよね。

例えば

  • 恋愛や結婚したいと思える女性に出会えいない
  • 恋愛をしない生き方の方が楽だと思っている
  • 自分のためにお金や時間を使いたいと思っている
  • 恋愛に対して興味がない
  • 振られたり、別れたりして傷つきたくない

などなど。

確かにこのような理由で恋愛しない男性もいらっしゃるでしょう。

では、このような「恋愛しない理由」がなぜ生じているのかを考えていくと、次のようなことが言えるのではないか、と私は思うのです。

恋愛しない、恋愛に興味のない男性ほど

「自分自身がマイナスの感情を感じることが嫌で、それを避けている」

これは「誰かにマイナスの感情を感じさせられることが嫌(例えば、喧嘩して揉めるのが嫌)」ということよりは

そもそも「自分自身がマイナスの感情を抱くこと自体が嫌」と感じているとご理解いただくといいと思います。

だからこそ

  • 恋愛や結婚したいと思える女性を探さない
  • 恋愛をしない生き方の方が楽だと思う
  • 自分のために時間を使いたいと思う
  • 恋愛に興味を持たない
  • 振られたり、別れたりして傷つきたくない

よって、恋愛に積極的にならず、興味を持たなくなるのです。

友情関係はOK、でも恋愛関係はNG

また、恋愛に積極的じゃない男性ほど

「友人関係はOKだけど、恋愛関係はNG」と考えている人が少なくないのです。

これも「自分自身がマイナスの感情を感じることが嫌で、避けている」からこそ生じていることです。

どういうことかというと

友情は基本「プラスの感情」での結びつきが強いんです。だから、友人や親友と呼べる人には、なにかトラブルが合ってもマイナスの感情を引きずらないことが多いのです。

しかし、恋愛は「プラスとマイナス双方の感情を感じる関係」なんですね。

いわば「愛と憎しみ」「好きだからこそムカつく」「好きだからこそ意地悪したくなる」のように、恋愛関係でプラスの感情だけを感じることって難しいのですよ。

つまり、マイナスの感情を抱くことを避けている男性ほど、恋愛しないのです。

それは、女性が好きとか嫌いとか、恋愛がうまくできそうにないとか、振られることが怖い、などの話とは全く別の

「自分自身がマイナスの感情を感じていることが嫌だ」

という部分が大きな注目ポイントなのです。

要は、恋愛しなきゃマイナスの感情を抱くこともないだろう、と考えているということですね。

恋愛に積極的じゃない男性は「好きな人を作らない」のではなく「嫌いな人を作らない」

恋愛しない男性

そう考えると、恋愛に積極的じゃない男性の心理とは

「好きな人を作らない」のではなく

「嫌いな人を作らない」という構図となっていることが多いと言えます。

要は、恋愛をして、自分自身が女性のことを嫌いになることや、女性にマイナスの感情を抱くことを徹底的に避けているのです。

これは一つの感情の回避だと言えます。

例えば、みなさんも「こちらから何も言わなきゃ揉めずに済む」「面倒なことは避けたい」と思うことってないでしょうか?

それと同じようなことが恋愛しない男性の内面で起きているわけです。

とかくこの手の男性は「恋愛しなきゃ面倒な気持ちにならない」「嫌いな人を作らなきゃ自分の気持が乱れることもない」と考えているのです。

ここがものすごく重要なポイントなのです。

恋愛しない男性に嫌われることはあまりない

そう考えると

そもそもマイナスの感情を避けている「恋愛しない」という男性と普通に関われているなら、相手に嫌われるということはあまりないことだ、と言えると思うのです。

このタイプの男性は「嫌いな人を作ろうとしていない」のですから、あなたが嫌われることもまた少ないと言えます。

ただ、このタイプの男性のことを理解せず、自分自身の恋愛感情を優先して

「好きになってほしい」「私はあなたのことが好き」「あたしが愛してあげるわ」「私はあなたにコミットするわ」

と先走って行動してしまうと、おそらく相手から拒否されることが少なくないでしょう。

恋愛しない男性に、「私と付き合って」と伝えることは、その男性にとって「今まで避けてきた感情と向き合え」と言っているようなものだからです。

この時点で、男性側は「あぁ、彼女は僕のことを見ていないんだな」と思う可能性が大。

だから、「その彼が恋愛が得意か不得意か、私のことが好きかどうかではなく、自分がマイナスの感情を感じたくないから何も動いてこないのだ」と理解できているかどうかで、次の恋愛の展開はガラッと変わってくるでしょう。

ただ、それでも相手に嫌われることは少ないと思いますよ、うん(実際に彼にしつこく迫ったり、感情をぶつけまくった場合は別ですが)

恋愛に積極的じゃない男性との関わり方を考える

最後に、「恋愛に積極的じゃない男性とどう関わればいい?」という話にかんたんに触れておきますね。

正直、このタイプの男性に「恋愛における正攻法」は通用しないことが多いです。

それこそ、彼がマイナスの感情を避けようとしているうちは、彼が恋愛関係を前にすすめる様子も見えないと思いますよ。

 

ただ、あなたがその彼のことをまるっと理解し受け止めることができるならば、関係が少しいい方向に向かう場合もありますよ。

例えば・・・

「あなたって、マイナスの感情を感じたくない人なんだよね〜。そばにいるとそれがよく分かるわ〜」

このような

「私は彼の反応や考えを知ってるよ」と伝えることができるなら、彼もあなたの話や価値観を理解しようとするかもしれません。

これはいわゆる「返報性の法則」ですね。

自分から先に理解を与えることで、相手からの理解も得やすいという話です。

このようにあなたと彼の価値観の衝突を起こさない

つまり「パワーストラグル・主導権争い」を起こさないように関係を進めていくと、

彼は初めて「恋愛してもあまり揉めない、あまりマイナスの感情を感じない関係」に触れることができるやもしれません。

主導権争いを手放した夫婦
価値観が違うパートナーと幸せに過ごす方法 ── 主導権争い(パワーストラグル)を手放すための心理学こんにちは。 心理カウンセラーの浅野寿和です。 今日は恋愛・夫婦関係のなかで、避けたいけれど、避けても通れないような気がする 「価...

なので、このタイプの男性に「なんで愛してくれないの!」と迫ることはNGかも(^^;。

玉砕覚悟なら話は別ですが・・・。

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浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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