深読みさんと忍耐女子

相手の影響を引き受ける覚悟は、ぶっ壊れる覚悟でもある  〜その覚悟、ありましたよというあなたへ〜

前を向く女性

こんにちは、心理カウンセラーの浅野寿和です。

今日は何故か僕のもとにご相談いただく方に多い
「愛情や誠実さの形」についてコラムにしたいと思います。

恋愛やパートナーシップにおいて、
「私は私、あなたはあなた」と境界を持つことは大切なことですね。

今までこのブログでもお伝えしてきましたが、共依存や癒着を避けるためにも必要な考え方ですよね。

ただ、そのうえで「相手の影響を引き受ける」ことを選ぶ人もいます。

それは、自分の境界を壊すのではなく、境界を持ったうえで

「それでもこの人と関わりたい」と思うような、ちょっと覚悟のいった愛し方。

ねぇ、なんだか気合入った感じしません?

でも、そんな愛し方と覚悟を持っている人も実際にいるんですよね。


「相手の影響を引き受ける」という誠実さのかたち

「好きになった相手の価値観が自分に染みてくる」

「相手の弱さや痛みごと受け止めてしまう」

そんなふうに、意識せずとも変化してしまうことってあります。

それを犠牲とか共依存とか言うこともできますが、僕はそうとは限らないと思っています。

自分を保ったまま、でも相手を想うがゆえに、自分のあり方や感じ方に影響が出てしまう。

そういう変化は、愛や誠実さのかたちの一つじゃないでしょうか。


境界があっても、影響を受ける。それでも離れない人たち

「相手の言動に振り回されたくない」と言う人は多いけれど、

それでも「この人のそばにいたい」と願って踏みとどまる人もいます。

そういう人って、自分の中でいろんなことを抱えています。

相手を許したい自分と、やっぱり傷つく自分。

相手を変えたい気持ちと、そのまま受け入れたい気持ち。

その葛藤の中で、自分がちょっとずつ壊れていくような感覚を持ちながらも、

それでも「そばにいたい」と思っている。


ぶっ壊れそうになっても、そばにいたいと思ったから

これはもう、綺麗ごとじゃないと思うんです。

しんどいし、痛いし、不安になるし。

でも、それでも「その人の影響を受けることすら受け入れたかった」

そんな愛し方があっても、僕はいいと思うんですよね。

ね、この記事を読んでいるあなたもそうかも知れない。

自覚、ないですよね?

そう、このタイプの人ってなかなか自覚がないんです。

なぜなら、自分がぶっ壊れないように、
「私が悪いのかな」と思うクセがついているので、
自分のあり方を肯定しづらい心理構造になっているんです。

でもね、思いません?

こんなネットの秘境にあるような僕のブログにたどり着いているあなた。

なぜか興味を持って記事を読み込んでいるあなた。

なんか「匂うな」って思いません?(笑)


「自分が悪いから」じゃなく、「それでも好きだった」から

そんな皆さんに僕からお伝えしているのは

「それってあなたなりの覚悟だから、もう自分を責めるのはもうやめましょう」

ということ。

だって、あなたは“それでもその人を受け入れようとした”わけです。

そりゃね、かっこいい愛し方じゃなかったかもしれない。

不器用だったのかもしれませんよ。

でも、自分がぶっ壊れる(相手の影響を受けて変わってしまう)ような感覚を抱えながら、それでも誰かを大切にしようとした。

その姿勢は、誰にでもできることじゃありません。

そして、それが間違いだとは誰も言えないと思いますよ。


関連記事はこちら

本当に壊れてしまわないように、自分を守ってほしい

ただ、いくら僕が「それがあなたの誠実さです」とお伝えするとしても

本当にあなたの心がぶっ壊れてしまうことは望んでいないのです。

むしろ、ぶっ壊れないようなカウンセリングを心がけているんです。

だから、「もう自分が壊れそう」「このままじゃ自分を保てないかも」と思うなら

まず

  • 自分を休めてあげる
  • 自分が好きな物事に触れる
  • 自分のために時間を使う
  • もうやばいと思ったら僕のカウンセリングを受ける(笑)

など、自分のケアを優先してくださいね。

自分を壊しながらそばにいた人は、自分を大事にできるようになったときにこそ、

“本当の意味で”人に対して誠実であり続けられると思いますしね。

ま、ぶっ壊れそうになったら無理はしないこと。それに尽きると思いますよ。

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
「読む」から、「私の立ち位置を整える」へ

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