こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和でございます。

今日は「私の彼がいつもこんな言葉を残していくシリーズ」という、シリーズ化した覚えのないシリーズ記事を書きます。

日々カップルに関するカウンセリングをしておりますと、

「彼が夫がこんな言葉を使うんです。使われるたびにイラッとするんですけど・・・」

「彼はそういうってことは今のパートナーシップがうまく言っていないってことですよね・・・落ち込んじゃいます」

みたいなお話をうかがうことがありますね。

うーん、切ない・。

じゃ、彼やご主人様はどんな事を言っているのです?と質問すると出てくる言葉が今日のキーワード。

「あなたの人生だからね」

「君の人生の邪魔はしたくないんだ」

……なんかいいこと言ってる風に聞こえますなぁ。

ただ、言われた側からすると、

「いや、邪魔とかじゃなくてさ、もうちょっとこう、来てほしいわけよ?分かる?」

となっても不思議ではないですよね。

「じゃ、そっとしといて、私のこと」と思う方もいるんでしょうけどねぇ。

彼は尊重しているように思うけど、「そこじゃねーよ感」がすごすぎる。

大事にされてる風なのに、常に置いていかれた感じがする。

この、ふんわりとした絶妙な置き去り感。

今日はその正体を、いつものように重箱の隅をつつくような話として見ていきましょう。

そもそも「近づくって、何」問題

まぁパートナーである彼には

「もっと近づいてほしい」

「心を開いてほしい」

と願いますよね、ある程度は。

・・・ある程度はと書いた部分で、僕が何を気にしているのか察していただきたいわけですけど。

パートナーと心のつながりを持とうとすることは、ごく自然な願いですよ。

ただ、ですね。

ここでちょっと意地悪な質問をしますよ。

そもそも「心のつながり」「近づく」って、具体的に何をすることなんでしょうね?

・・・。

え、と固まった方。安心してください、それはある意味正常な反応かもしれない。

僕たちは、絆だ、友情だ、つながりだ、という言葉の意味は知っているし学んでいるけれど、心理的な意味を教えてもらったことはないと思いますし。

ここで心理学的に小難しく解説しても、「親密な人と心のつながりや絆を作ること」となるんです。

・・・これね、言葉にした瞬間、急にフワフワするんですよ。

意味はわかる、けれど実態がつかめない感じというか・・・。

え、私は分かるよ、それが欲しいんだもん、と思われる方は、きっと「大切な人と心のつながりを持つ」ということをきちんとイメトレしていたり、理解を深めている方、と言えるかもしれない。

・・・そんなこといちいちイメトレしてないし、当然のことじゃないの?

そういったお声もうかがいますけど、おそらく思春期あたりにたくさん妄想しませんでした?

理想の彼とあーんなことや、こーんなこと・・・もとい、心が通じる関係に憧れたことなかったです?

・・・本題からズレているのでもとに戻しますが。

世の中には、この感覚が本気で「分からん」という人がいるんですよ。

しかも、けっこうな数。

いや、統計を取ったわけじゃないですが、僕の臨床感覚ではそう感じることも少なくないです。

事実ベースで生きてきた人の、ちょっと苦手なところ

あ、いま書いている話は、いい悪いで割り切れる話じゃありません。

そこは先に言っておきますよ。ご理解いただいたうえで読んでくださいね。

実はですね、

いつも事実をベースに物事を考える人。

正しいか間違ってるかで判断してきた人。

こういう方々は、超優秀であり、数字も扱えるし、論理理解もすごいし、仕事もできる立派な方なんです。

ただ、「心のつながり」みたいな、計測不能のフワフワ感だけは、ちょっと苦手だったりする人もいます。

もちろん、事実ベースで普段生きているけれど、パートナーとの関係はつながるほうに切り替えられる、超優秀な人もいますよ。

しかし、心のつながりって言われても、AIに聞いた回答なら分かるけど、実感はよく分からん、みたいに感じている人もいるようで・・・。

実際、それが「分かってない」のが彼女や奥さんにバレるのも、わりと嫌だと思っている男性も少なくないんですよね。

だから、こういう「あるあるな光景」が生まれがちなんです。

「ねえ、私の気持ち分かってる?」

「・・・分かってるよ」

さて、何が分かっているんでしょうね、という部分が常に残るケースですね。

で、この「分かってるよ」って多くは反射です。

膝のお皿叩いたときのアレです。

本当に分かってるかは、ご本人にしか分からないんですけどね。

でも「分からん」とは言えないという理解はあるんです。

もちろんプライドの話でもあるんですが、分からないといえば相手が怒る、もとい、傷つくということは何となく分かるんです。

だから「分かってるよ」と即答する。

・・・身に覚えのある方、そっと胸に手を当てておきましょう。

今はそれだけでいいです、今はね( ̄ー ̄)ニヤリ

「つながりがないと寂しい」が、そもそも分からない人もいる

ご相談をうかがっていると、こういう声をよーく聞きます。

「心のつながりを持とうとしない男性がいる?意味不明なんですけど。じゃ、なんのために私と一緒にいるんですか?」

・・・分かります、その気持ち。

120%とはいいませんが、その半分ぐらいは分かります。

そりゃそうっすよね〜。

心のつながりを求めていないのに、どうして親密な人を作るの?え、それって体目的?

そう考えても不思議じゃないというか。

ただ、ここで一つ、お伝えしたいことがありまして。

今のこの世の中、心のつながりをあまり感じないまま(全く感じないではないですよ)、生きていくことは可能なんです。

「心のつながりがないって、寂しいよね」

と聞いても、「うーん・・・そうだね(言葉の意味はわかるけど実感が伴わない)」となる人もいる、というか。

この感覚自体が分からないことが劣っているわけではないのですが、そう感じるなら、普段から距離を取ってても、不思議じゃないんですよ。

「え、そんな人いるの?寂しくないわけ?」

というご質問もよく受けます。

……正直に申し上げると、それは本人に聞いてくださいませ、が答えです(笑)

ただ、一つだけ言えることがあって。

心のつながりがピンとこないままの人にとっては、「寂しい」はデフォルト設定なんですよ。

だから問題だとも思ってない。

(少しだけ白状すると、かつての僕もそっち側の住人だったので、肌感として分かるんですけどね)

「寂しい寂しい」が、彼にはホラーに聞こえる説

だから、女性側から「寂しい」「もっとそばにいて」と迫られると。

スッ・・・と引く男性が出てくるんですね。

これ、「その気持ち(ニーズ)が重い」って側面も、まあ正直ゼロではないんですけど。

実際はそれだけじゃない事が多いんですよねぇ。

彼の中ではこうなっていることがあるんですよ。

「彼女は……何を……訴えているんだ……?」

「どうすれば……正解……?」

いわば、分からないものを差し出される不安。

対処法が見つからない混乱。

これでフリーズしてる男性、けっこう多いんです。

それが何か、いまいちピンとこないから、対処しづらい。

よって・・・

  • 寂しい、ってことはそばにいればいいのかな
    →「いつもそばにいるじゃん、この間も出かけたじゃん」
  • 寂しいって言われても、仕事が忙しいからなぁ
    →「そこは理解してほしい、俺も頑張っているんだし」

とまぁ、こんな感じになるようですよ。

この反応の隙間に「つながりとはなんぞや」という理解があれば、おそらく「いつも一緒にいるじゃん」「俺も頑張っている」だけではない、なにか別の言葉が挟まるはずなんですよ。

・・・言いたいこと、分かりますかね?

彼が選ぶのが「距離を取る」という愛し方

なので、彼が選ぶのが「距離を取る」という愛し方、となる。

距離を取って、相手を尊重する。

つまり、「自分の影響を、相手に与えないようにする」。

これを、立派な愛情の形として採用するんですよ。

近づいて心を通わせる、はよく分からん。

でも、相手を大事にしたい気持ちは、ちゃんとある。

だから、「邪魔しない」「尊重する」という形で、思いがでてくる。

その結晶が、あの名台詞。

「あなたの人生だからね」

「君の人生の邪魔をしたくないよ」

いいか悪いか別にして、話としてはけっこうきれいなテレマーク姿勢になったのではないでしょうか(^^;

距離を取るような言葉には、彼なりの思いが隠れているかもしれない、という可能性の話です。

でも、それはつながりを求める側からしたら、ただスカされているようにしか思えないわけですよね。

寂しいものは寂しいので、そこは丁寧にケアしましょう

もちろん、この仕組みが分かったところで、あなたの「寂しい」が消えるわけじゃないのでしょう。

彼の事情は分かった。でも、私は寂しい。

これ、両方とも本物の気持ちです。

両方とも大事なものですよ。

ただ、

「彼は意図的に心のつながりを持とうとしていないのではない」

という部分だけ理解していただけると、何か見え方が少し変わりません?

その上で、その彼とどう関わっていけばいいのか。

あなたのその寂しさを、どうしてあげればいいのか。

ここを考えていくことが大事だよね、と僕は思っておりましてね。

そうじゃないと、カウンセリングを受けても寂しさがぶり返したり、寂しさを我慢して相手を受け入れようとする人が多いので。

結局、こっちがいつも辛い目に合うばかりだ、というお声も伺いますけど、そりゃそうですよね、としか僕も思えないのでね。

ということで、今日はここまでにします。

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彼の言動の意味が分からないとき、本当に困ってしまいますよね。

恋愛や夫婦の問題の多くは、想いがすれ違っていることで生じています。

本来はお互いに傷つけ合ったり、対立したくはなかった。でもそうなってしまう理由も存在する、というか。

しかし、本当の気持ちは消えていないんじゃないか、そう思っています。

まずは僕の考え方、スタンスを読んでみてください。

「彼のことが分からない」「どう関わったらいいか」というお話、実はカウンセリングでかなりよく出てくるテーマです。

でも、分からなくて当然なんですよ、異性の(男性の)心理って。

ただ、うまく行っていない関係には必ず何か理由がある。

その理由を一緒に見て、どうすればいいかを考えていくのが、僕のカウンセリングです。

東京(品川駅前)/名古屋(金山駅前)で対面式カウンセリング・全国向けにオンラインカウンセリング(ZOOM)を行っています。

カウンセリングがどんな場所か、実際に来られた方の声も読んでみてください。

 

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