恋愛・夫婦の心理学

お互いのプライドが作り上げるパートナーとの心の壁

お互いのプライドが作り上げるパートナーとの心の壁

カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。

いつもありがとうございます。

さて、今日は昨日の記事のスピンオフ的なコラムになります。

今日の話は昨日のコラムの考え方が前提になっていますので、まずは読んでいただいた上でご覧ください。(でないと意味不明になるかも)

今日の話、まぁ結論は出ているんですが、結構微妙で曖昧な話なので、できればじっくり噛み締めながら読んでみてくださいな。

いわゆるプライドの問題について書いています。

よろしければどうぞ。

 

お互いのプライドを溶かすために問題が必要になることもある

いわゆる野良犬男子・音信不通男子・リスクヘッジ男子など、なかなか素直に私の愛を受け取らない男性との関係でお悩みのみなさんがいるわけです。
 
こういったご相談を、昨日書いた話をもとにして考えれば、今のパートナーシップには「問題」を通じて、お互いのプライドを溶かすプロセスが必要になっているとも考えることもできるケースが存在します。
 
お互いにプライドを必要とするような心の状態があるから、お互いに素直でいられない関係性になっている、ということが考えられるわけです。
 

私は本当に愛されているの問題を例に解説する

たとえば「私は本当に愛されているの」問題。

 

「私は本当に愛されているの?」と疑う根っこには、「相手は私のことを愛しているの?」と思えるほどに、「自分」を疑う気持ちがあります。

 

こういった自分の感情とはやっぱり向き合いたくないわけです。

 

だから、「もっとちゃんと愛してよ」と相手に迫る人もいます。

 

「いや、私はそんな依存的な態度はよくないわと思う」と、どこか過去の自分を反省するように男性を愛そうとする人もいます。

 

「きっとこうすれば幸せになれる。パートナーもこうするべきよ」と思い、ついつい相手の気持よりも自己主張を強める人もいます。

 

もちろん誰かを愛そうと思えることは素晴らしいことです。
そこを僕は否定的に見ているわけではありませんよ。
が、そういった相手のことを思う行為が自分の「プライド」の代わりのような働きをしてしまうと、それはもはや愛ではなくなってしまうんです。

 

ここでパートナーシップの問題が起きるわ、自分の自信も感じられないわ、といった問題が起きるわけですな。

 

こんな経験はありませんか?

 

親が「あなたのことを思ってこうしなさいといっているのよ」と伝えてきた時、

「そりゃ親の押しつけだろ?親の一方的な気持ちだろ」みたいな感覚を覚えたこと。

 

親の不安で子供を心配する行為は、真に子供の気持ちに寄り添っていないことがあるわけですわね。もちろん子供を愛していないわけではないんですけどね。

ただ、子供が本当に理解してほしいのは今の自分の気持ちですから、そこにズレが生じて分かり会えないわけです。

 

これと同じようなことが男女関係や、自分の内面の中でも起こるんです。

 

自分のプライドに意識が向いているから、自分の思いや正しさが中心になってしまって、相手の気持ちにより添えない。

これはわかりやすい事例。自分を見ているから相手のことに気づけない、ということです。

少し分かりにくい事例は、

「自分がプライドを必要としているから、必死で頑張ってパートナーを愛しているのに伝わらない状態になっている」ことに気が付かない、という話ですね。

意識では相手のことを必死で思っている。

けれど、それが自分のプライドを守る行為になっていた。

そこに自覚がないので、必死で頑張っていてもなんだか関係がうまくいかなくなって困り果てるということです。

つまり、この困り果てる問題を通じて「もっと自分に素直になって楽になりなさいよ」と無意識がメッセージを発している場合も少なくないということですね。

いやー分かりにくいけれど、重要な話です。

 

彼女のために想いを受け取とろうとする自立男子

さて、ここからが男性のココロの動きになりますが・・・。
 

いわゆるプライドで自分をガッチガチに守っている男性ほど

「女性の思いを受け取るのは彼女のため」

 

と考えるようになるのです。

これがまぁ恋愛や夫婦関係の中でとっても切ない問題を作る理由になります。

 

彼女の思いを自分のこととして受け取っているのではなく、受け取ると相手(彼女)が喜ぶから、と考えているフシがあるってことですね。

「そこまで思ってくれるなら期待に応えようか」
「彼女の思いを受け取れば(彼女の思うように振る舞えば)相手は喜ぶんだな」

 

このような受け取り方であれば、男性のプライドが保たれたまま女性の気持ちに反応できるんです。

 

相手の求めに応じて反応をしていればいいわけですから。

 

ただ、男性側の気持ちは置き去りになりますから「うーん、たしかにキミは僕を愛してくれていると思うけど、気持ちが動かないな。結局一緒にいても意味なくね?」と考えるようになる人もいるわけですなぁ。
 
また、女性から「私のことどう思っているの?」「これからのことを考えたいな」と、男性が自らの気持ちを求められるような出来事に出会うと、それはもう男性としてはプライドを手放さなきゃいけない状態になりますから、自分を守りたい男性ほど急に女性と距離をとろうとするわけですね。

 

で、「なんで距離を取るの?」と女性が疑問に思う。

 

今まであんなにわかりあえていたじゃない、となる。

 

もちろんこのプライドは男性のもので、女性の問題ではないんですけどねー。

 

 

このような状態になると、その男性が好きな女性はとっても傷つきますよね・。

 

しかし、これを一つの問題として見るならば

 

プライドの高い男性を愛そうという行為によって、女性自身のプライドを溶かす意味があった。
より深いつながりを求めるためにこの問題があった。

 

そういった場合も意外と多いですよ、ということですね。

 

実は、今のままでは自分が相手とつながれなかった、ということ。

 

それは愛情不足、スペック云々ということではなく、自らのハートがプライドで囲われていた、ということ。

 

このプライドを溶かすために無意識が選んだ存在が「彼」だった。

 

それはまるで「自分の一部」を映し出すような相手を選び、一生懸命心を尽くしていた。

 

だからこそ、通じ合えないことが何より辛く、自分の心の支えを普段以上に失った感覚がするのかもしれないですね。

しかし本当のテーマは・・・今はこの恋愛を通じて、自分の心をいかに自由にするか。

そこに気づくことなのでしょうね。

 

自分のプライドが手放せるほど、自分を癒やし、大切にすることが求められている。

 

自分をプライドという壁で守り続けている限り、思いが通じ合うことは起きないのかも・・・。

 

それはまるで気づくまで何度も試される「神様のテスト」のようなものなのかもしれないな、と僕は思うことがあります。

 

少なくとも僕は何度もこのテストをスルーして痛い目にあっておりますから、みなさんにはぜひ気づいておいてほしいなぁ・・・そう思う次第でございます。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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