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お互いのプライドが作り上げるパートナーとの心の壁
カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。
いつもありがとうございます。
さて、今日は昨日の記事のスピンオフ的なコラムになります。
今日の話は昨日のコラムの考え方が前提になっていますので、まずは読んでいただいた上でご覧ください。(でないと意味不明になるかも)
今日の話、まぁ結論は出ているんですが、結構微妙で曖昧な話なので、できればじっくり噛み締めながら読んでみてくださいな。
いわゆるプライドの問題について書いています。
よろしければどうぞ。
お互いのプライドを溶かすために問題が必要になることもある
私は本当に愛されているの問題を例に解説する
親が「あなたのことを思ってこうしなさいといっているのよ」と伝えてきた時、
親の不安で子供を心配する行為は、真に子供の気持ちに寄り添っていないことがあるわけですわね。もちろん子供を愛していないわけではないんですけどね。
ただ、子供が本当に理解してほしいのは今の自分の気持ちですから、そこにズレが生じて分かり会えないわけです。
自分のプライドに意識が向いているから、自分の思いや正しさが中心になってしまって、相手の気持ちにより添えない。
これはわかりやすい事例。自分を見ているから相手のことに気づけない、ということです。
少し分かりにくい事例は、
「自分がプライドを必要としているから、必死で頑張ってパートナーを愛しているのに伝わらない状態になっている」ことに気が付かない、という話ですね。
意識では相手のことを必死で思っている。
けれど、それが自分のプライドを守る行為になっていた。
そこに自覚がないので、必死で頑張っていてもなんだか関係がうまくいかなくなって困り果てるということです。
つまり、この困り果てる問題を通じて「もっと自分に素直になって楽になりなさいよ」と無意識がメッセージを発している場合も少なくないということですね。
いやー分かりにくいけれど、重要な話です。
彼女のために想いを受け取とろうとする自立男子
いわゆるプライドで自分をガッチガチに守っている男性ほど
「女性の思いを受け取るのは彼女のため」
と考えるようになるのです。
これがまぁ恋愛や夫婦関係の中でとっても切ない問題を作る理由になります。
彼女の思いを自分のこととして受け取っているのではなく、受け取ると相手(彼女)が喜ぶから、と考えているフシがあるってことですね。
「そこまで思ってくれるなら期待に応えようか」
「彼女の思いを受け取れば(彼女の思うように振る舞えば)相手は喜ぶんだな」
しかし本当のテーマは・・・今はこの恋愛を通じて、自分の心をいかに自由にするか。
そこに気づくことなのでしょうね。
少なくとも僕は何度もこのテストをスルーして痛い目にあっておりますから、みなさんにはぜひ気づいておいてほしいなぁ・・・そう思う次第でございます。
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