恋愛・夫婦の心理学

罪悪感から別れを伝えた彼のその後が気になります

浅野先生への質問

いつも楽しく(?)時には切なくブログを拝見し、勉強させて頂いております。
10月4日の記事「一人で責任を背負いたがる彼の罪と愛」を読んだ上での質問です。

一人で責任を背負いたがる彼の罪と愛 浅野さんへの質問 私は30歳で、5歳下の彼氏がいます。 私は一度結婚する直前で相手の家族問題で破断になってしまい、それから結婚願...

こういった男の人の反応はよくあり、例外はあれど男性の愛情や責任感によるものだといった浅野さんのご回答を見て、不可解な男性の行動が腹落ちしたと同時に切なくもなりました。
私も少し前にこの記事の方と同じようなことを言われ、また同じように「私は2人のことなんだから2人で乗り越えたい」と伝えましたがゴメンの一点張りでお別れとなりました。

長くなりましたがここからが質問です!

ある種の愛情や責任感、罪悪感から別れを伝えた男性のその後が気になりました。

相手に対して思いがあるからこそ、と別れを告げて本当に関係が終わった場合、その後冷静になった時に後悔は無いのでしょうか?

冷静になってもなお、俺にはああするしかなかったと本気で思ったりするのでしょうか。あるいは悩みから解放されたらスッキリして次の恋愛に切り替えるのか…

人それぞれかとは思いますが、こういった「俺が悪かった」思考の男性は一般的にその後どうなるのかと気になりました。
責任感や愛情によるものだったとしたら、まだ気持ちは残ってたり?と僅かながらに期待をしてしまいそうです。
このような期待を抱いてしまった時の対処法と、失恋後の男性心理についてお伺いできれば嬉しいです!

30代に差し掛かった今はもう、いつか何事も2人で乗り越えられるような人と出会えたらとわくわくした気持ちも抱いておりましたが、なんだか秋の空気とともに切なさも訪れたので、質問させて頂きました。

ネタ募集ネーム:ポムポムゼリーさん

ポムポムゼリーさん、おまたせしました。ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

バタバタしていて回答が遅くなっちゃってすみません。

さて、ご質問拝見しました。なるほどなぁ・・・と思いながら読ませていただきましたよ。

なんとも切ないことがあなたの身にも起きたのですね。どうかご自分を大切にしていただければ、と願っています、本当に。

さて、今回いいただいたご質問の趣旨は

「相手に対して思いがあるからこそ、と別れを告げて本当に関係が終わった場合、その後冷静になった時に後悔は無いのでしょうか?

責任感や愛情によるものだったとしたら、まだ気持ちは残ってたり?と僅かながらに期待をしてしまいそうです。

このような期待を抱いてしまった時の対処法と、失恋後の男性心理についてお伺いできれば嬉しいです!」

ということですよね。

ではお答えしますね。

 

罪悪感から別れた男性は後悔しないのか

端的に申し上げますと人それぞれ、という感じですね。

別れたあとで後悔する人もいますし、別れたことが正解だったと自分の決断を肯定し続けている人もいるでしょう。

ここで言えることは「別れた動機が罪悪感ならば、その事実に気づかない限り、自分の決断を振り返ることはないだろう」ということですね。

「あ、もしかして自分はすごい勘違いをしていたんじゃなかろうか。彼女は「今の自分のまま」でいい、ってずっと言ってくれていたんじゃないだろうか」と気づいたとしたら、大後悔につながるかもしれません。

じゃ、男性はなぜ罪悪感に気づかないの?という話になろうかと思いますけど、この手の罪悪感は「罪悪感でっせ」と分かりやすく認識できるものではないのです。

例えば、「自分の問題が解決できず、彼女に迷惑を掛けるぐらいなら別れたほうがいい」と考える男性って、こう考えることが「愛」であると思いこんでいます。

もちろんこの根っこに罪悪感(今の自分は役立たずで申し訳ない)がありますけども。

この手の罪悪感は「愛の皮を被っている」ものなんですわねぇ。

だから「自分の発想のベースが罪悪感なんだよな」とは気づかない人のほうが多いものだろうな、と僕は思っております。

もし男性自身が普段からが愛を感じ、それにふさわしい自分を選んでいるなら、例えば女性が「二人で乗り越えていこうよ」と伝えてくれたときに、その愛情の意味を強く感じるものだと思うのです。

「自分ってホント情けない」と感じる男性も多いでしょうが、どこかで「ありがたさ(まじでそう言ってくれてるの?)」も感じられるものなんです。

だから、「本当に女性の愛を受け取っていいのだろうか」と葛藤しつつも、どこか自分が救われていく感覚を覚えるものなんです。だから「この人を一生愛し続けていこう」という覚悟も新たにできるものです。

しかし、いつも人の愛を受け取らない「自己完結型の罪悪感自立男子」は競争が大好きで、自分の価値観を曲げると負けだと思っているフシがあるので、「いや、そうじゃない。自分は迷惑なんだ。」と強力に思い込み、なかなか意見を変えないでしょう。

むしろ「自分は相手のことを考え、今のベストを選んだ」と思うものではないかな、と僕は思うのです。

もちろんこれは男性が罪悪感なり、無力感なり、感じたくない感情を感じ続けることが苦しいからなされる判断です。防衛みたいなもんですよ。

そもそも責任感があるのはいいことですが、だからといって自分が悪いと考えること=責任を果たすことではないですよね。

自分が上手にパートナーを愛せないことは心苦しいことですが、自分を責めて罰しても問題は解決しないですよね。

でも、そう考えてしまうところに、その男性の限界や物事の考え方の傾向が見えるわけですよね。

だから、後悔するかしないかはその人次第、その人の今後次第ってことなんです。

後悔に気づいて変わる人もいますし、そのまんまの人もいる、というのが僕の経験から導かれる実感ですよ。

 

つい期待してしまう気持ちとその対処法

では、次の話。

責任感や愛情によるものだったとしたら、まだ気持ちは残ってたり?と僅かながらに期待をしてしまいそうです。

そうですよね。つい期待しちゃいますよね。

むしろ完全に愛はないと言れたほうが諦めやすいのかもしれません。

僕もカウンセリングをしていると思います。つい期待をしてしまうような状態が続くことも辛いことではないか、と。

「もう次はない」と分かっていたほうが、その時はめっちゃい痛いし辛いけど、前を向きやすくなるものなのかも、と思うことがないわけじゃないんですよね。

・・・。

さて、別れた彼への期待があなたの中で起こったなら。

「今までが間違っていたわけじゃない。ただ今の価値観のままでは続けられなかった。」

こう考えられるなら、痛みはあるとは思いますけど、次に進みやすくなるかなぁ、と。

二人に愛がなかったのではなく、二人は全てがうまくいかなかったのでもない。

愛し合えなかったのではないし、お互いのことを思えていなかったわけでもない。

ただ、人は「自分の考え・価値観」を持つものだから、その価値観が衝突すると、どうしても関係は続けられなくなってしまうことがあるものです。

それは恋愛や夫婦関係だけの話ではなくて、仕事(ビジネスパートナー)でも、同僚でも、友人でも同じようなことが起きるわけですよね。

それはとても切ないことですけどね。

ゆっくりと着実に、今を受け止めていくことでしょうか。

すぐには難しくてもゆっくりと。寄り道をしてもいいのでゆっくりと。

だから、つい期待しちゃうことも否定せず、それも今の気持ちだな、と感じていくことが大切ですよね。期待しちゃいけないとか考えても期待するものですからねぇ・・・。

 

そもそも、この「期待」って自分への期待じゃないですものね。

相手への期待、相手がそう思ってくれていることへの期待ですからね。

だから、今の期待が、ちゃんと自分の方向に還っていくことが大切なんです。

彼の中にどれだけの気持ちがあったのか。

彼は今はどう思っているのか。

そういった気持ちが

自分が彼をどれだけ愛していたのか。

もし、後悔があるならそれを受け止めて、次にどう活かすか。

など、自分が感じる気持ちとして還っていくことが大切なんです。

ちょっと切ない話ではあるんですけど、「共に過ごした二人が別れた」のであれば、「今ここ」にいるのは自分であって、自分がどう感じるかが全てなんですよね。

だから、まずは自分の気持ちの整理や解放ですよね。それが先。

その上で、自分の気持ちを丁寧に見つめていくことですよ。

ある程度時間はかかるかもしれませんけど。

このようなお話を伺うと、カウンセリングでも「無理は禁物ですよ」とお伝えすることが多いんです。

なぜなら、期待しちゃう自分も、意識の中でで彼を追いかけてしまう自分も、まぁ悪くないので。

それぐらい好きだったんでしょ、愛したいって思えたんでしょ、二人で幸せになりたいって思った自分を否定なんてしなくていいですよ。

ただ、その気持ちをゆっくりと感じて、認めて、解放していく先で、期待は手放せるかなと思います。

その時には、きっと今よりももっと「自分に納得」できていることが多いんですよ。

大切な人と幸せになろうと努力した自分を、素直に認めることができるようになるからですね。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...