愛深き忍耐女子シリーズ

スキンシップが少ない男性心理 〜3タイプ別スキンシップを増やす方法も解説〜

大人になることへの恐れ(性的な観念の問題)

「大人になることへの恐れが強い人」ほど、スキンシップやセックスに消極的になると言われています。

そもそも大人である私達にとって「大人らしく振る舞うこと」が最も自然なこと。

その「大人らしさ」には、性的なことも含まれます。

つまり、性的、または自分自身が「子供的な考え・観念」を抱えたままでいると、この「大人として愛し合う」という意味でのセックス・スキンシップが苦手になります。

すると、男性だけでなく女性も「子供のように愛を求める・甘える」ことができますが大人同士として愛し合う・向き合うことができないわけです。

言い換えるなら「初心(うぶ)」とも言えるんですよ。

そもそもセックスは「メイク・ラブ」を言い換えられます。

つまり「自分が最も隠しておきたい部分をお互いに見せあい、愛し合う行為」です。

それによって、お互いの心の中で、大きな絆、喜び、安らぎを感じるのです。

このように捉えると、なんだかセックス自体のイメージも少し変わってこないでしょうか?

一般的に、セックスは「欲求のはけ口」「肉体的なコンタクト」として捉えられがちですが、

実はこのようなセックス観を持つ人ほど

「恋愛初期はイチャイチャするけど、関係が深まるとスキンシップしなくなる」

なんてことを引き起こす可能性が高いのです。

自分を隠したい気持ちが強すぎる(自己嫌悪と自立の問題)

自分を隠したい気持ちが強すぎる人も、スキンシップが苦手になりますね。

いわば「私が愛されるとは思えない」と感じ、「もし傷ついたらどうしよう」と怖くて関われない、という話です。

この場合、自己嫌悪がかなり強く影響していると考えられます。

また、それゆえの自立の問題(傷つかないように人に関わらせない)という問題を作ります。

これはパートナーのことが好きか嫌いかという問題ではなく

「私に触れるな!オレに触れるな!怖いからやめてくれ」

と必死になって人を遠ざけているという話です。

まさに「傷ついた野良犬のようなマインド」という形容ができそうですが、怖がってるんだからなかなか懐かないという切ない話です。

頑張りすぎていて「戦うか・逃げるか」の選択肢しかない

「気持ちに余裕がなくてそれどころではないから、スキンシップできない?」

そう聞くと「ただの言い訳でしょ?」と思われる方っています?

もしそう思うなら、今後二人に「別れの危機」が迫ってくる可能性が高いです。

ガチで痛い目に合うかもしれないですので、マジで要注意なのです。

この話、もう少し詳しく説明します。

人はストレスフルな環境に身を晒したり、エネルギーを使い続けていると、交感神経優位となり、心も体も常に緊張状態となります。

この緊張状態は「周囲の刺激に対抗している状態」なのですよ。

だから、本人も自分の意志で緊張を解くことができず、何事も常に「戦うか・逃げるか」という選択しか取れない状態が続きます。

これを「闘争か逃走反応」と言います。

つまり、スキンシップもセックスも「頑張るか、撤退するか」としか扱えないので

「必死になってスキンシップをとる」か「もう勘弁してという反応を見せる」しかないのです。

この状態にあるパートナーの事情を理解しないまま

「スキンシップが足りない!」と迫ったり
「愛してくれると嬉しい、ありがとう。いつもこうしてくれると嬉しいな」

とだけ伝えてみなさいな。

次第に相手は

「あーもうしんどい、別れたほうが楽になる」と思うようになるのです。

もし、あなたが本気で相手のことを思うなら、相手の緊張を解くように支えてあげるべきケースです。

 

では、次のページから「スキンシップを取り戻す方法」を解説します。

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