こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和です。

今日は読者様からいただいたご質問にお答えする回です。

「甘えてくれたら嬉しい」

そう彼に言われて、どこまで甘えていいの?

本気で頼っていいってこと?

そんな戸惑いを感じたことはありませんか。

実は「甘えてほしい」と言う男性の言葉には、受け取り方を間違えやすい男性心理の前提が隠れています。

今日はそんな「甘えてほしい」という言葉について取り上げます。

いただいたご質問はこちら

浅野さんこんばんは。

最近、お付き合いしていた方とお別れしました。
いろいろなすれ違いを埋められなかったという事だと私は思ってます。

付き合いを振り返ってわからなかった事のひとつに、付き合い始めてすぐ彼から“甘えてくれたら嬉しい”と言われた事です。
彼は長男なので、弟と妹がいて世話好きなのかなと思っていました。

しかし、私も長子で割と世話好きなのです。甘え下手ながらも、妹になった気分になって遠慮なく甘えたりもしたのですが(高いものを買って欲しいとか、仕事を休んでデートして欲しいとかではないです)彼の甘えとはどうやらずれている事が多かったような気がしてます。

結局のところ、甘えても却下されたりする事も多く、どういう事を甘えて欲しがったのか未だに分かりません。
今更ですが、何か分かる糸口が掴めればと思ってます。

30代後半の付き合いなので、今後を見据えて信頼関係も築きたかったのですが、甘える事と、信頼される事とのバランスも、難しいなと思いました。

よろしくお願いします^_^

ネタ募集ネーム:フラワーさん

フラワーさん、ネタのご協力ありがとうございます。

なるほど、彼の「甘えてくれたら嬉しい」という言葉の意味についてのご質問ですね。

では、僕なりにご質問にお答えしたいと思います。

甘えてほしいと言う男性心理には2つの意味がある

さて、「甘えてくれたら嬉しい」という男性の言葉には

  1. 「本当に甘えてくれると嬉しい(頼ってほしい)」
  2. 「困ったことがあるなら助けるよ(困ったことがないなら頼るなよ)」

この2つの意味のどちらかが込められていることが多いです。

この意味を履き違えるとかなり切ない思いをするかも・・・。

では一つ一つその言葉の意味の違いを男性心理面も含めて見ていきましょう。

「甘えてほしい」と言う男性心理①|本当に頼ってほしいタイプ

「甘えてくれたら嬉しい」という言葉を

「本当に甘えてくれたら嬉しい」「いつでも僕に頼ってよ」

という意味合いで伝えている男性は、かなり心が真っ当で誠実でしょうね。

その男性は、好きな人を大切にしたい気持ちがはっきりしています。

たとえ頼られて困ることがあっても”なんとかしよう”という意思がそこにあるわけですね。

このタイプの男性は「男性的な愛情」を表現することができる人です。

心理的には「男性的な包容力(オレに任せろ!)」がしっかり育っている男性と言えます。

いわば、出会ったなら万象繰り上げて速攻で落とすべき「超優良物件」な男性ということですねぇ・・・。

「甘えてほしい」と言う男性心理②|困っているときは助けたいタイプ

この場合の「甘えてくれたら嬉しい」という言葉は

「もし君に困ったことがあるなら助けるから」という意味です。

裏を返せば「困ったことがないなら、いちいち頼られてもこっちが困る」と思っているかも(^^;

ま、人それぞれなので断定はできませんけどね、

つまり「甘えていいよ」と言っているようで、言っていない、そんな感じなのです。

このタイプの彼は「僕に何でもべったり依存していいよ」と伝えているわけじゃありません。

確かに「何かあったら何でも言って」「甘えてくれていい」といいます。

また、実際に好きな女性のために何かをしたい気持ちもあります。

が、それは「女性が困っているなら」という条件がついているのです。

だから、女性側が困ってもないのに男性を遠慮なくアテにすると、なぜか微妙にウザがられます。

かといって、女性のことを悪く言うわけではないんです。

「そっか、君ってそういう人なんだ」といいながら、ちょっと距離を置くだけです。

実は、男性の恋愛観としての「困ったことがあるなら助けるよ」は、変わらぬ伝統の味、ともいいますか(^^;

昔からよくあるお話でもあります。

甘えてほしいと言いながら受け止められない男性心理|無価値感男子の心理パターン

さて、「甘えてくれたら嬉しい」という言葉を

「困っているなら助ける」という意味で口にする男性は

いわゆる「責任感は強いけど、包容力に自信がない男性」によく見られます。

このタイプの男性は「無価値感男子」とも呼べる心理傾向を見せることが多いのです。

このタイプって実は・・・

「困った人の役に立てない自分には価値がない」

と感じるタイプといいますかね。

え?だったら、「甘えたら応えてくれるんじゃないの?」と思いません?

・・・そこなんですよ。

この手の男性は、

困っていたら助ける(=役に立てそう)

でも、困っていないのに甘えられても、役に立てない。

そう考えるクセがあるのでございますね。

ま、断定はできないですけど、そういった男性を僕は結構知っております。

「おめーには感情ってものがないのかー!」

そんな罵声、もとい、お声が、空耳でしょうか・・・どこからか聞こえてくるようですが、それはそれとして。

愛ある女性の皆さんと決定的に違う部分は

「好きな人のために無価値感や自信のなさを超えて愛そう、とは思わない」

という部分。

とはいえ、このタイプの男性も、悪い人が多いわけじゃありません。

ただ、「人は大切な人に受け止めてもらうことで安心できる」と、あまり知らないのかもしれません。

まさか自分が受け止めて、相手が嬉しいって思うなんて・・・。

そんな発想といいますか。

ここが無価値感男子の反応・・・

自分が誰かを喜ばせることができる、という実感が持ちにくくなっている部分ですね。

だから、困ったときは呼んでね、なのです。

・・・え?じゃ、あたしは水のトラブルなのかい?なんて思わなくていいです、はい。

甘えてくれたら嬉しいと彼に言われたときの対応法

もしあなたが彼に「甘えてくれたら嬉しい」と言われたら、まずは喜んでおきましょう。

とりあえず挨拶程度にね。

その上で、「こやつはどのタイプだ?」と見極めましょう。

多くの方が出会うのは「困ったことがあったら助けるよタイプ」かもしれません。

この男性の場合、最初は調子よく機嫌をとってくれますが、付き合いが長くなるほどに男性のマイペースな行動が増えるはずです。

その傾向が見えたら、ときどき、こちらが困っているような素振りを見せながら甘えてみましょう。

そうやって男性の自尊心をくすぐってみましょう。

ちょっと訝しげな表情をするでしょうが、困っている人を無碍に扱うことはしないでしょう。

逆に、ガチで「君のために僕ができることはある?」という男性ならば、あなたからたくさん愛してあげてください。

絶対に手放してはなりません!

台風がきても、槍が降っても、絶対に!

こんないい男性とはなかなか出会えませんから、彼の両親に心の中で拝み倒しながら、ありがたく幸せになりましょうね。

現場からは以上です。

何か参考になりましたら幸いです。

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浅野寿和 | 心理カウンセラー・トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたのに、どこか噛み合わない」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 正しさや結論だけを急がず、今どこに立っているのかを一緒に整理する個人セッション(カウンセリング)が人気。 キャリア16年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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