先日、彼と大ゲンカしたんです。

彼は優しくていい人なんですけど、私も今までたくさん彼に言いたいことを我慢してて。

ケンカのきっかけは些細なこと。でも、私も彼に対して言っちゃいけないことをたくさん言ってしまったんです。

その勢いで、私から彼に「もういい!別れる!」って言っちゃったんですよね。

そうしたら彼の顔色が急に変わって。何だか寂しそうな、辛そうな表情になって。

「そっか・・・」と一言。

そのあとで彼からメールが来て「もう別れたほうがいいかもしれないね。」って書いてあったんですよ。

たしかに私から別れるって言ったけど、本当はそうじゃなくて。

それ以来、私から連絡してもどんどん彼は距離をとっていく感じで。私はそれが嫌で、何度も何度もメールしちゃったんですよね。もちろん彼から殆ど彼から連絡がこないし。

友達に相談すると「もう止めときなよ」っていいます。私も確かにそうだよねって思うけど、このまま終わりたくないっていうか。

もう一度きちんと彼と話がしたいんですけど、どうしたらいいんでしょうか?

つい感情的になって、勢いで出た言葉で彼との関係にヒビが入ってしまう。

とても切ないことですよね。

本当は彼と別れたくないのに勢いで「別れる!」と言っちゃったり。

本当は会いたいのに「もう会いたくない!」と突っぱねたり。

本当はそばにいてほしいのに「こっちにくんな!」とケリを入れたり(^^;

まぁまぁそんなときって「私の気持ちを大事にしてよ」って思っているのかもしれませんよね。

だから強い言葉で相手をつっぱねちゃうものなのかもしれません。

が、その強い言葉が彼の心の刺さってしまうこともあるんですよねぇ。

おぉ!スバっとど真ん中に刺さったねぇ〜!

なんてとぼけたことを言ってられないぐらい

あまりに的確に、明確に、サクッと相手の痛いところに刺さってしまって

彼が黙っちゃってさぁ大変、というケース、僕もたくさん伺わせていただいた気がしますよ。

そんなときは

「自分の気持ちの整理」と「彼の様子を理解すること」

そして「冷静に、素直にコミュニケーションすること」を僕はおすすめしたいかなぁ、と思います。

もう別れると言われた彼の気持ち・心理を眺めてみると

別れ用と言われて悩む男性

その勢いで、私から彼に「もういい!別れる!」って言っちゃったんですよね。

そうしたら彼の顔色が急に変わって。何だか寂しそうな、辛そうな表情になって。

「そっか・・・」と一言。

そのあとで彼からメールが来て「もう別れたほうがいいかもしれないね。」って書いてあったんですよ。

この一連の流れをみるに

あなたにとっての「別れる!」という言葉は、彼を試すような言葉になっていていたのかもしれません。

きっと多くの女性の皆さんなら、この「別れる!」という言葉が

「本当に別れたい」とか「ウザすぎてもう無理」という意味ではないことは

なんとなくお分かりいただけますよね?

が、あなたのその言葉で彼の顔色が変わって、スーッと引いちゃったわけですよね。

ということは、

彼は今まで「別れる」ということを禁止(タブー)にしていた

という可能性が見えてきそう。

いわば

「どんなことがあっても、彼はあなたと別れることだけは考えないように頑張っていた」

そんな彼の気持ちが透けて見えるといいますかね。

特に「彼は優しい人」と書いてありますから、その可能性が高いかもなぁ、と僕は見立てますけども。(あくまで可能性ですけどね。)

僕がそのように解釈する理由は以下のとおりです。

禁止を破られると人はショックを受けるもの

この彼の気持ち、僕はどう見立てているかといいますと。

「もし彼があなたとの関係でできる限り『別れという選択だけは取らない』と思っていたのであれば、あなたからその禁止を破られたことが許せないしショックだと感じたのかもしれない」

これが、彼が冷めたような態度をとったり、スーッと気持ちが引いていった理由ではないかと見ています。

もちろん、彼もどこまであなたに「別れなんて考えていないと伝えていたか」という問題提起もできるのですけどね。

ただ、彼の気持ちだけを見れば

彼にとっては「別れという言葉だけは口にしたくない」と思う何かしらの理由なり動機があったのかもしれない。

その状態の彼にあなたが「もう別れる!」と伝えたことで、

彼はあなたの言葉の意味を解釈する前に

「自分の気持ちが伝わっていなかった」と感じてショックを受けた可能性がありそう。

その結果、彼が怒ったわけですよね。

今回の怒りは「なんでそんな事言うんだよ!」という分かりやすい怒りなのではなく

「引きこもり」に近い形態の怒りのようですけどね。

彼の怒りが解けるまで、時間がかかることも

そう考えると、このまま何もしないでいたり、あなたの気持ちばかり伝えても

彼の怒りが解けるわけではなさそうです。

よって「こちらの気持ちのゴリ押し」はいい方法ではない、と僕は思います。

もちろん、お二人の間に絆や信頼関係があるのであれば、彼も自分で気持ちを整えてくることもあるかもしれませんよ。

ただ、彼が受けたショックを考えると、彼の気持ちが整理されるまで、それなりの時間がかかるかもしれません。

今できることは、自分の気持ちの整理と素直なコミュニケーション

話し合う男女

とはいえ、あなたも言いたくもなかったであろう「別れる!」という言葉を言わねばならないほど、苦しかったり、切なかったりしたのでしょう。

我慢しきれないほどの我慢を続けていた、あなた自身を責める必要はないと僕は思いますよ。

その我慢にもあなたなりの彼への気持ち、二人の関係を大切にしようとするお気持ちがあったのだろうと僕は想像しています。

だから、まずは今の自分の気持ちの整理からはじめましょう。

人に話を聞いてもらったり。
信頼できる人に「今、どのような状況なのか」を一緒に考えてもらい、見つめ直したり。

自分の気持が整うようにしてみてください。

ただ、もしあなたが彼の禁止を破ったのであれば、その事実は受け止めて、理解して。

彼の気持ちを破ったことに対する「ごめん」や

彼が今までそう思っていてくれたことの感謝などを伝えてみてもいいかもしれませんね。

もし、二人がもう一度話し合えるとしたら、それからじゃないでしょうか。

彼に対する気持ちが残っている分だけ、どうしても今すぐ追いかけたくなる場合もあるかもしれません。

また、彼の気持ちをこちらに向けたくて必死に彼に謝りたくなる人もいるかもしれません。

そんな気持ちもわかるのですが、彼の心を開くには

「あなたは彼の気持ちを理解してごめんと伝えているのか」

が重要です。

ここがズレると、彼からすれば「あぁやっぱりわかってなかったんだな」と思うでしょうし。

 

とはいえ、あなた自身が悪いことをした、と卑屈になる必要もないのです。

男女関係はすれ違うものですし、お互いに本音が言えていなかったのであれば、相手の気持を知ること自体難しくなります。

こんなときほど「ミスは訂正すれば良い」の精神でいたいものですね。

少し時間を使いながらゆっくり彼と向き合っていく。

その時間を使ってあなたの辛い気持ちを整えていく。

時に焦りたくなるでしょうが、焦りが強いということは、あなたのハートも傷ついているということ。自分の気持ちのケアもしっかりすることも大切ですね。

主導権争いを手放した夫婦
価値観が違うパートナーと幸せに過ごす方法 ── 主導権争い(パワーストラグル)を手放すための心理学こんにちは。 心理カウンセラーの浅野寿和です。 今日は恋愛・夫婦関係のなかで、避けたいけれど、避けても通れないような気がする 「価...
ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 個々のご相談を心理学の視点で整理して、明快に言葉にしていくカウンセリングが人気。 キャリア17年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
あなたのやさしさを折れない形に整える|恋愛カウンセリング

このサイトでは、相手の心理を読み解くだけでなく、

その関係の中で揺れるあなた自身の心や立ち位置にも目を向けています。

彼のことを考えながら、

ほんとうは自分のことも少し見直したくなっている。

そんなときに読める記事を、ほかにも置いています

今の関係を大切にするための、恋愛カウンセリング

もし、恋愛・婚活・日々の生活の中で悩みを抱えたら。

もう一人で抱え込まないで、そのときのあなたの状態に合わせて、対話を重ねていく”恋愛カウンセリング”をご利用ください。

・相手の言動に振り回されてしまう
・考えすぎて、どう関わればいいか分からない
・自分の感覚を、もう一度取り戻したい

あなたの頑張りを無駄にしないで、 これからの選び方を、一緒に整理していく時間です。

誰にも知られることなく、今のお悩みを丁寧に扱うあなただけの時間。

東京(品川駅前)/名古屋(金山駅前)で対面式カウンセリング・全国向けにオンラインカウンセリング(ZOOM)を行っております。

日常の中に持ち帰れる、新しい視点を学べる”心理学講座”

心理学講座は、「こういう見方もあるのか」という発見を、ゆっくり増やしていく場所です。

毎月テーマは違いますが、恋愛や結婚生活にまつわる心理を扱う講座を開催することもあります。

オンライン受講できる講座もご用意しています。

一人で考えすぎる日常から、少し離れるために|無料メールマガジン

まだ誰かに頼るほどじゃないけれど、
このまま誰かとの関係のことを、一人で考え続けるのは、少ししんどい。

そんなときの、「考えすぎないための視点」を、週3回(火・木・土)お届けしています。