恋愛・夫婦の心理学

パートナーに近づけない・分かり合えない状況を投影を使って解説してみる

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今日は19時から「ほぼ30代からの心理学ワークショップ」ですね。(ご案内はブログ最下部にございます。)

今回のワークショップは「感謝」がテーマ。

実は・・・今日のブログタイトルにピンとこられた方にとって、とても効果的なワークショップなんですねぇ・・・。

ということで今日のコラム。よろしければどうぞ。


あなたがパートナーに対して「何を言われても責められているように感じる」のも、一つの投影なのです。

例えばこんなケース

「最近、パートナー(夫・妻)に怖くて関われないんです。

もしくは

夫婦の間にいろいろな出来事があって、ケンカしてから、話しかけることすら抵抗があるんです。

なんだかパートナーに拒絶されたり、責められるような気がして・・・。」

そんな時、多くの方が「もういい加減にして欲しい」とパートナーに対して思われるのかもしれないな、と僕は想像することがありますね。

または、あまりにパートナーに関わりづらいからこそ、「私が(僕が)悪かった」といった罪悪感モードで相手に接し、できるかぎり穏便に関わろうとされる方もいるかもしれないですね。これも一つの防衛、自分が傷つかないようにする手段なのだろうと思うのですけどね。

ただ、僕はこうも思うんですね。

どうしてパートナーに対して「もういい加減にしてほしい。責めないで欲しい」と思うのだろうか?と。

もちろん顔を合わせば、言葉を交わせば喧嘩になってしまうって、しんどいですよね。もうこんなしんどいことはしたくないよ、と思われること、僕なりに理解させていただいています。

だからこそ、カウンセリングで話を伺っていると、『私は僕は、相手を責めたいわけじゃないのに』という思いも実際にたくさんお聞きするんです。

ただ、つい怒っちゃう自分、相手を責めてしまう自分ってなかなか好きになれないものですけどね。

「でも、相手の態度を見るとついイラっとしてしまって」

そんな本音も伺うことがありますね。

例えば、相手の怒りに、こちらも怒りで応戦する。これも自分を守るための反応なのかもしれません。

が、パートナーシップなどの人との関係性をより良くすることを考えた時、自分のことだけを守ってもあまり望ましい結果が出てこない、ということにもなりかねないかな、とも僕は思うわけです。

とはいえ、だから怒るな、あなたが傷つけ、とも僕は思わないのですね。

では、こんな時はどう考えたらいいのでしょうか?

リクツの部分だけを書けば、「あなたも相手も傷つかない方法を取ればいい」となるでしょう。

多く対人関係のトラブルは100:0の事故のようなものはないでしょうから、素直に否は認めて訂正する、あなたの思いがあるならちゃんと伝えることなんでしょう。相手の話も聞く事、でしょうね。

逆に、私が相手にこれ以上責められないようにと、過剰に気を使い、時には持ち上げたり、あなたが我慢ばかりするのはちょっと限界が来そうですね。

ただこれ、実践するとなると、結構難しいこともあるのではないかな?と思うんですよ。だからあえて「リクツの上では」と書いたわけなんですけどね。

なぜなら、こういった状況では様々な「投影の影響」があるだろう、と僕は推測するからですね。

投影とは「あなたの感情を、あなたがあなたの外側に映し出して感じている」という法則です。

例えば、あなたが大好きな人がいるとしたら

「実際にその人自身が素晴らしい云々」ではなく

「あなたにとって価値があり好きだと感じられる人がその人だから、あなたはその人が大好きなんだ」

と考える感じですね。

例えば

・パートナーとうまく関係を結べない私への自己評価。

あんまりいい自分とは思えないかもしれないですね。だから「パートナーもちゃんとしてくれたら」と思うようになるかもしれないです。

が、あなたが自分に対していい評価を与えていないとしたら、相手が私にいい評価を与えているとは「感じにくい」と思うんです。ここでは理解ではなく、感覚として相手は敵、なので、きっと私をよく思っていないと、あなたが感じる感覚が強まってしまう。

だから、私が何をしたって相手は喜ばないんでしょうね、と感じてしまう度合いだけ、いい関係を結ぶような方法を実践しても意味ないかも?と感じてしまいがちなのです。

・パートナーを責めてしまった私への自己評価。

ケンカはお互いに形を変えて責め合っている状態に近いので、まぁ本来は愛したいパートナーを、事情があるにせよ責めている私に対して、あなたが罪悪感を感じてしまうことは自然なことなのかもしれません。

すると、あなたが自分自身への裁きが強まる度合いだけ、「パートナーも私を裁くのではないか?」という投影が働いて、なんだか常に責められている感覚が生まれることがあるんです。

時にパートナーにとっては(人にとっては)、あなたを責めるつもりで伝えていない言葉があったとしても、

この投影の影響で、あなたの中では「何を言われても責められているように感じる」ということはよく起こることです。

そう、これはめちゃめちゃ起こります。カウンセリングの中でも頻出する現象です。

ちなみに・・・僕と妻の関係の中でも頻繁に起こります。

妻は僕を責めたりナジリたいつもりで話していないことを、僕も頭では理解しているのですが、心がそう解釈しない。だからつい怒りが湧いてくることもあるんですよ。

ここで、この投影を理解していないと、ただ頭にきて相手を責めてしまうだけです。または、怒りを抑える方法が忍耐・我慢しかなくなるので、結構きついんですよ。


・何を言っても相手は受け止めてくれない、という怒りや私自身への無価値感

どうせ何を言っても無駄。そう思えば、私の言葉や存在は相手の存在によってちっぽけなものにされている、と感じるし、話を聞かないパートナーにイライラもするでしょう。

しかし、その怒りや無価値感を感じているのも、私。これが相手に映し出されて強く感じてしまうのです。まるで確信のようにね。

ただ、そう感じているのも私なのであれば、あなたの確信に近い誤解を、パートナーは強化する材料になっている、ということになってしまいませんか?

この投影の法則を理解すると、こう考えることもできるようになります。

「私の感情(怒りや無価値感)などを少しでも手放せば、この投影からは抜け出せる、あなたの心が落ち着く方向に向かう」

そのために用いるといい方法が、あなたを許し、相手を許すような手法なのです。

それが感謝でもあり、許し、理解、でもあるんですね。

だから、許せない相手を許すことに大きな意味があると考えるより、まずあなたのメンテナンスをするために、あなたがあなたを価値ある存在だと感じられるようになるために、感謝を用いるといいのですね。

その大前提には、この投影を理解する必要性が出てきます。


投影を理解できないと、許しも感謝もやるべきもの、と感じたり、そうできない私が悪いとなってしまいがち。

その罠にハマらないためにも、まずは心の法則を理解してみてください。そうすることであなたの幸せの主導権は自分に返ってきます。

むしろこれが理解できないと、パートナー次第の関係性になり、よりよい関係性を作る主導権があなたにはなくなってしまうことになるのですね。


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