浅野さんへの質問

付き合ってる彼がもう30代にも関わらず、あまり色気がなくて残念に思います。
10代の頃はフラれまくってたし、イケメンじゃないからまったくモテなかったとよく言ってきます。
彼の色気を引き出すにはどうしたらいいでしょうか?

(匿名さん ※原文のまま掲載させていただきました)

匿名さん、今日はあなたからいただいたご質問にお答えしますね!

なるほど、彼が色気がない、ですね。今までにいただいたことないご質問!張り切ってお答えします(笑)

色気ってなんだ???

まず辞書で色気という言葉を調べてみました(笑)

『色気』

色の加減。色の調子。色合い。「青の色気が薄い」
異性に対する関心や欲求。色情。「色気がつく」
人をひきつける性的魅力。「色気たっぷりの目つき」
愛嬌 (あいきょう) 。愛想。おもしろみ。風情。「色気のないあいさつ」
女性の存在。女っ気。「色気抜きの宴席」
社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に色気を示す」
(参考:デジタル大辞泉)

今回のご質問で関連してくるのは「2」~「5」でしょうかね。

まず、匿名さんの彼さんの「異性に対する関心や欲求」「女性の存在」という意味では、今、あなたとお付き合いしているということだし、ずっとふられ続けてきたなんてお話があるなら、ずっとお持ちなんでしょうね。

次に「人をひきつける性的魅力」

これは私達の心理学でいうセクシャリティのお話につながりますね。

セクシャリティとはその人が持っている魅力みたいなものですし、性の魅力でもあり、生命力でもありますね。

おそらく色気がないということは、この部分をブロックする心理があるということのようです。

もちろんセクシャリティに関するお話はいくつもあるんですけど、今回はいわゆるコンプレックスのラインからお話したいと思います。

ご質問を伺うと、匿名さんの彼は過去の恋愛経験などで、相当に自信を失っているようですね。

・・・あなたがそばにいるのに。

ずっと彼は「俺はモテない、女性に選ばれない」といった不安をずっと抱えているのかもしれませんね。自分に対する不全感もそこにはあるかもしれない。そこにしがみついているから「モテない」理由、つまり「イケメンじゃないし」という部分にしがみついているようですね。

・・・あなたがそばにいるのに。

イケメン=モテるの構図。

もちろん、モテることに越したことはないのかもしれませんが、

イケメンじゃない=愛されない、はちょっと違うと僕は思うんですね。

「ちゃんと誰かを愛し、人の愛をちゃんと受け取る」関係性を作れれば、モテるモテないの話は乗り越えられるものだと僕は思うんですよ。

また、どんな人であれ、その人なりの清潔感やサッパリ感、その人らしさ、を醸し出していれば、それなりに魅力を感じると思いません?

だから、自分を大切にしたり、今の自分にできる自分への投資を惜しまないことは大切なんです。

が、どうやらこの彼さんは過去の経験などから、オレはモテない=イケメンではないからだ、と信じているようですけど、こういった気持ちになるとなかなか「自分に投資する気にならない」んですよね。

意外と自分を雑に扱うんです。これもまた色気を削ぐ要素になります。

私たちは自分の内面のネガティブな部分にばかり意識が向かっている時、やっぱり生き生きとしませんしエネルギーやバイタリティも感じさせないものですね。

自分の内にこもる感覚。

それがもしかすると「色気」のなさ、につながっているのかもしれません。

誰も見ていない、誰のことも大切にできていない人って、いわゆるオトナの色気があるかなぁ?どうでしょう?僕はそう感じています。

これを僕から見ると「彼は自分らしさを嫌ってる」ということに近いと思うんです。

自分を嫌う、自己嫌悪ですが、これは私達のセクシャリティを強くブロックするものになりますね。自分に許可が出せないので、いつも自分を否定的に見ているわけです。だから自分らしさはもちろん、自分らしさを成長させる・・・自己表現の部分が弱くなる。

そして、自分らしさが滞り、なんだか停滞したような雰囲気が出てくるんですよね。これが色気の無さ、僕の感覚では「自分らしく生き生きしたイメージ」を削ぐんですよね。

・・・あなたがそばにいるのに。

だとすると、おそらく彼がその気にならないかぎり、この彼の「モテない」という観念はそう簡単には手放さないかも。安心したい欲求が強いのでいろいろ「自分は・・・」というかもしれません。

人から「そんなことないし、いいところあるよ」と言われても拒絶することもあるかも。

その彼の観念の下には「辛い過去・感情」が隠れている可能性があるからですね。

だから彼は自分らしさや自分を肯定すること自体を逡巡するわけです。その結果出て来るのが「弱音」や「愚痴」ですよね。

そのあたりを若干温かい目で見守りながらも、そのラインで彼を承認するのはもっと後でいいんだろう、と僕は思うんです。

もしあなたが彼の色気を引っ張り出したいと思うなら、まずは彼の頑張っているところ、大切にしていることをほめまくる、という手がありますね。

大事にしているものを認められると嬉しくなるし、気分も上がりますよね。

彼が彼として大切にしていることはたくさんあるはず。そこを褒めると、彼らしさを認めることにつながると思います。

また、男の人は仕事を頑張ること、カラダを鍛えることなどでセクシャリティがアップしますね。だから彼が頑張っていることがあるなら応援してあげるのもいいですよ。

その他には、彼が着るものを一緒に考えて変えてみる提案をしてみたり。

いつものデートで入るお店をおしゃれなものに変えてみたり。

身につけるもの、環境的なものを変えてみると、そこに影響されることもありますねー。

あとは・・・あなたの存在かな、と。

あなたがいることが彼のギフト。

それを使命感にしてほしくはないのですが、あなたといることで彼は嬉しいんでしょう。

そこを受け取るとマインドとしては「ネガティブで繋がらなくなる」から、彼の魅力も上向きになるかなぁ。

彼をあなたの悩みにするよりは、あなたがごきげんでいてあげてください。そのために自分が喜ぶことをたくさんしてみてくださいね。

以上です。

もう少し彼の人となりが見えてくるとお伝えできることもあるかもしれませんけどね。

参考になれば幸いです。

ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー・トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 個々のご相談を心理学の視点で整理して、明快に言葉にしていくカウンセリングが人気。 キャリア17年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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