ほぼ30代からの心理学

恋愛になると「相手は何を考えているんだろう」と気になりすぎてしまう その心理的背景

相手は何を考えているんだろう・・・と気になりすぎてしまう

カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日のコラムは「恋愛になると相手は何を考えているんだろう」と気になりすぎてしまう、がテーマ。

そんなとき、自分の内面で何が起きているのか?について少しまとめてみます。

よろしければどうぞ。

 

自分に自信ががないからだ・・・と解釈されがちな話

「彼は何を考えているんでしょう」
「夫は今、何を思っているのでしょう?」

恋愛やご夫婦のカウンセリングの中でよく伺うお話の一つ。

相手の様子を知りたい、一体相手が何を考えているのかが知りたい。

不安を感じていれば、そんな気持ちが溢れてくることもあると思うんですね。

だからカウンセリングの現場では、異性の心理状態について分析・解説させていただくこともあって、「一つの可能性として相手はこう感じているかも?ですよ」とお話することもあります。

それもこれも「不安を手放す一つのツール」として、ですね。

ただ、いくら相手の心理を知り、検討をつけたとしても

一歩踏み出す勇気が出ない、不安が消えないケースや

何度相手のことをある程度理解しても、まだなお相手のことばかり気にしてしまったり

どう関わるのが正解か、そればかり考えてしまうケースもあるようです。

この場合は、心理を使って人の気持ちに検討をつけたとしても、ずっと不安が消えずに相手と上手に関われなかったり、相手と関わることに二の足を踏んでしまうことにつながってしまうんですね。

時には慢性的に不安を感じてしまうことにもなりかねないわけです。

そんなとき登場しやすいのが「自分に自信がない」という表現。

自分に価値を感じられない
愛される自信がない
女性として(男性として)自信がない
相手に喜んでもらう自信がない
自分にできるとは思えない・・・

いろいろな形の「自信のなさ」を感じることが多いようです。

もちろん自信がないと感じること自体、僕たちは嫌なことなんで「自信を培うために努力する」ものですよね。

ただ、自信がない自分を嫌がる分だけ、その内面では「本当は自信がない私」を感じるんですよね。

嫌いなものにも自分の意識は向くものですから、そこを強化しちゃうんです。

だから「相手は何を考えているんだろう・・・」と外側にばかり意識が向くようになるといいますか・・・。

だから僕は「自信のあるなし」って、そこまで注目しないんです。

そもそも本当に自信がある人って「自信があるぞ」とは表現しないものですしね。

それよりも「私、実は自信がないかも・・・」と感じる理由、感情・観念の影響を考えることが多いんですよ。

こちらのほうがパートナーの心理をやたら気にする事情になりますからね。

きっと自分は傷つく、という観念

僕自身、長い間カウンセリングをしていますと

「自信がない」と感じること自体、一つの防衛だと見つめてるようになっています。

まぁ「自信がない」という理由を使って行動しないようにしている、とも解釈できますけど、そりゃちょっとネガティブすぎるな、と思っています。

むしろ

「今、自分に自信がない」としておかないと、困ることがあるんだろうなぁ・・・

僕はそんなニュアンスで解釈することが多いんですね。

ここにも何かしらの事情があるという、心理的な考え方を採用しているんです。

だから「自信がない」って、・ある意味致し方のないケースもあり得ると思うんですね。

その典型例が

「自分はきっと傷つく(であろう)」という思い込みが強い場合です。

自分はきっと傷つく・・・

失敗する・挫折する・愛されない・愛しても喜んでもらえない・・・

もし何かしらの理由で自分がそう感じているなら

そもそも自信を持って前に進もうとすること自体「無謀だ」と感じても不思議ではないし、自分らしく生きる事自体とても怖いことになってしまいます。

恋愛で例えるならば

自分から相手を理解し許したり、相手を愛することが怖くなる。
きっと拒絶されたり、私の思いは打ち砕かれてしまうんじゃないか、と行動ができなくなってしまう。

それもこれも「きっと傷つく(だろう)」という不安や、それを生み出す怖れ・罪悪感などを自分自身が感じているから。

つまり、自分に自信がない、ではなくて

むしろ「今、自信がないほうがいい(傷つく・辛い思いをすると思ってる)」と感じているわけで

そもそも自分の価値や魅力を高めない方にメリットがある。

・・・誤解なんだけどそう思いこんでいる状態なんですね。

多くの人が「傷つく」と知っていながら、望んで傷つきたいとは思わないでしょうからね。

その結果、ついつい「相手は何を考えているんだろう」と気になりすぎてしまうわけです。

自分はこれ以上傷つかないだろうか、と考えてしまう。

ただ、その時点で

「自分はきっと自分は傷つく(だろう)」ではなく

「既にそのココロは傷ついている」ことが多いようなんです。

そもそも「自分はきっと傷つく(だろう)」という思いを抱えているのか?を考えれば

「既に何かしら傷ついた経験があるから」と考えるほうが妥当ですから。

そんな状態になれば、そりゃ相手の気持ちや人の目を気にするようになると思いません?

もちろんその傷ついた経験を理由に使って、自分の人生を前に進めないことも辛いので、時には勇気を持って前に進むことも必要かもしれません。

そして勇気を持って前に進むことで自信が得られることもあるでしょう。

僕もそこは肯定的に見ているんですよ。

しかし、あまりに「自分は傷つく(だろう)」という思いが大きいと、めちゃめちゃ苦しいわけです。

「何事もうまくやりたいし、できれば勇気を出してチャレンジしたい、幸せになりたい」

そう願ったとき、「葛藤」が人一倍強くなりすぎて辛くなりすぎてしまうこともよくあります。

その結果、自分の気持ちをごまかして、まるで自分に嘘を付き続けて頑張らなきゃいけなくなることもあれば

他人(きっと傷つくという思いが比較的ない人)なら余裕でできることも、自分にとっては必死さしかなく、ギリギリ感を感じていることも少なくないんですね。

特に恋愛カウンセリングの中であれば

  • ようやく好きになれた人ができた。けれど好きでいることが苦しいし近づけない。昔は楽しいと思えていたのに。
  • 過去の失恋から立ち直れたと思ってた。でも異性に近づかれ
    ると自分を知られたくないと思って隠してしまう。そしたら彼が別れようって言ってきた。
  • そもそも難しい異性を選んでしまう。もっと楽に幸せになりたいと思っているのに。

例えばそんな状態になってしまうこともあるようですね。

この状態になると人は「こんなこともできない私って・・・」と自分を責めてしまいます。

しかし、その深層心理で「もう傷つきたくない」と思っているなら

うまくできないことが自分のやりたいこと」になっているんですよ、きっと。

つまり、いい恋愛をすること自体がリスクで、うまくいかないことでココロのバランスが取れる状態なんです。

だから、とても前向きな思いを持とうと意識しても、そういった現実を引き寄せないんですよね。

その結果、どこか自分に興味が持てないので、「相手は何を考えているのだろう・・・」と考えるしかなくなるんです。

いくらそこを考えても不安は消えないとどこかで分かっていたとしても、ですよ。

どうして自分はきっと傷つく・・・と感じているんだろう?

こんなとき、そもそも「きっと傷つく(だろう)」と感じる理由や事情を見つめて解放することが求められているんです。

そもそも「私はきっと傷つく」と思いながら生まれてきた人はいないでしょう。

実際、生きていれば僕たちは傷つくわけだけど、その傷はやっぱりちゃんと癒やしたり、学びに変えておいたほうが前向きですよね。

ただ多くの場合、「傷ついた自分」って「恥ずかしい存在」とされてしまうことも多いんです。

こんなに辛いと感じる。
こんなこともできない。
こんなに勇気がない。

そんな自分の弱さを嫌うんですよね・・・。

だから、そもそも傷ついて痛い思いをしているのは自分なのに、その手当を忘れるんです。

手当を忘れるどころか、隠しちゃうんですね。

そんな自分を人に知られたくもないでしょうから。

こうなると人は、人から距離を取るので、

人の優しさ、いたわり、理解、慈愛、親密感・・・そういったものからも距離を取りはじめます。

僕の学ぶ心理学では

「親密感はすべてを癒す」なんてことをいいますけど

本来、自分のハートに必要な「癒やし」「エンパワー」から遠ざかるので、その自分の傷はまだ癒やされることがなく残ってしまう事が多いんです。

その結果、「私はきっと傷つく(だろう)」と思うことが必要になるんですよね。

そう思っていないと怖くてしょうがないわけです。

そんな自分を人は弱く感じますから、どうしてもまた強さを欲しがる。でも不安は消えずという矛盾が起きちゃうときでもあります。

ただですよ。

そもそも「きっと傷つく(だろう)」という思いがある程度手放せれば、もっと人に近づけるものです。

親密感も感じやすくなるし、自分にとっての癒やしの要素から遠ざからなくてすむようになります。

ここに到達できると、ホント人の目や他人のリズムに巻き込まれすぎず、自分のリズムで生きられるようになるんですよ。

そのための入り口こそ

「どうして私はきっと傷つくと感じているんだろう」

と自分を見つめていくことです。

必ずそこには事情があって、それなりのことが起きているはず。

その事情を理解して、自分を癒やしたり、今の自分と上手に付き合っていくことが大切。

そしてその事情に気づいたら、そこに癒やしを投入する。

特に過去の傷ついた経験があるなら、そんな自分を受け止めたり嫌わずに理解する。

もし過去にあなたを傷つけた人がいたなら、自分の怒りや不満を解消しながら、相手を理解し許し、傷ついた経験自体を手放すところまでいけるといいですね。

自分への投資として、自分のココロをいたわってみてください。

これを続けるとたしかに「相手がどう考えているか」より「自分はどうしたいか」で物事を決められるようになるんですよ。

だから「相手が何を考えているのか」をある程度検討を受けたら、自分らしく関わっていくことができるようになります。

これが癒やしの大きなメリットです。

人って不思議なんですけど「自分で決めたこと」なら、多少怖くても前に踏み出せるんです。

でもね、「傷つく(なにかに傷つけられる)」とばかり感じているなら、怖すぎて、もうこれ以上傷つきたくないと自分を隠してしまうものです。

ここの感じ方の違いで、恋愛や対人関係のストレスは大きく変わるんですよね。

それこそ他人のリズムに巻き込まれているのか

それとも自分のリズムで生きているのかの違い。

この違いを作るものが「自分が感じている感情」だとしたら、これはいつからでも癒やし、変えることができるといえるんですよ。

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