ほぼ30代からの心理学

気になることがあると、頭で考え過ぎるクセを直す方法を考える

気になることがあると考え過ぎてしまうのはなぜ?

浅野さんへ質問

新しい仕事を始め早く覚えたいミスはしたくない、回りに迷惑かけたくない等々、今は24時間仕事のことばかり考えて夜もしっかり眠れません。

やり残したことはないか、こんなときはどうするかなどシュミレーションしたり、今は仕事ですが、例えば彼と喧嘩をしたら、頭の中はそのことでいっぱい。解決するまで何か答えがでるまで考え続けてしまう感じです。

慣れない仕事で、忙しいこともあり、加えて寝ても覚めても考えていたので、先日ついに疲れでダウンしました。
眠りが浅く、朝起きても寝た気がしない日々が続いたので当たり前かもしれません。

体力もあまりないので頑張りすぎないよう気をつけていたのですが、完璧主義なことろがあり、頭で考え過ぎるところをどうにかしたいです。

考えるのをやめて、休もうと思っても、また無意識に考えてます(笑)
オン、オフの切り替えが下手だと思います。
悩みがあっても夜は眠れるようにしたいので、どうか宜しくお願い致しますm(_ _)m

ネタ募集ネーム:くるみさん

 

くるみさん、ネタ募集にご協力ありがとうございますm(_ _)m

慣れない仕事で、忙しいこともあり、加えて寝ても覚めても考えていたので、先日ついに疲れでダウンしました。

 

大丈夫ですか?ぜひゆっくり休む時間を作ってくださいね。

ホント、慣れない仕事のストレスってすごいですよね・・・。

僕個人としては、くるみさんのお気持ちすごく共感できるなぁって思っています。

ではではお答えしますね~。

 

まずは自分を肯定的に見つめてみよう

本文新しい仕事を始め早く覚えたいミスはしたくない、回りに迷惑かけたくない等々、今は24時間仕事のことばかり考えて夜もしっかり眠れません。

ミスしたくない、周りに迷惑かけたくないと思って考えすぎると、気持ちも落ち着かずに眠れないこともありますよね。

それこそあなたが一生懸命だからこそのことだと思うんです。

だからこそ、まずは今の自分をあえて肯定的に見つめてみてください。

例えば「自分って責任感強いんだよね」「しっかり仕事と向き合おうとしているんだね」といった風に。

それがどうにも難しいときは、ポジティブな意見をくれる人と触れ合ってみてもいいでしょう。

これは今すぐにでもできることなのではじめてみてくださいね。

そもそも「考えこんでいる(悩んでいる)」とき、僕たちはポジティヴではいられず、どうしてもネガティヴになるものなんですね。

ネガティブさを使って物事を見つめ、問題点や不安点を解決するために必死になっているものです。

このネガティブなモードが続くと、他の物事も同じように眺める、つまり同じように「彼のこと」などを考えてしまうんですよ。

だから彼のことも、今までには感じなかったようなネガティヴな気持ち・不安なども湧き出してくるものです。

これを止めるには、ある程度のポジティヴさが必要、というわけです。

上手にネガティヴさを使うには、普段からある程度ポジティヴでいる(普段はいい気分を感じている時間を長くする)ということが条件になるんですよね。

 

怖れに思考・ロジックは効く

いろいろ考えすぎて疲れるということ。

これを「考えること」で「何かしらの怖れに対処している」と言い換えて見つめてみると更に分かりやすくなりますよ。

実は、怖れにはロジック・思考が効くんです。

あれこれ考えることで不安や怖れに対処できることもあるのです。

ただ、考えることで怖れに対応できるならいいのですが

例えば、くるみさんの状況「慣れない仕事」のように「考えるだけでは怖れや不安に対応できない」事情があると、考えても考えても不安がやってきてしまうんですね。

もうあれこれ考えすぎて「不安のもぐらたたき状態」になっているかもしれませんよね。

だとすれば、考えること以外で不安や怖れに対処してみるといいんです。

例えば、「今できることをする」という意識。

今できること以外にはできませんから、今できることをしていればそれでいいんだ、と線引をしてみるのです。

分からないことを意識して不安を煽られるより、今できることを一つ確実に進める、ということを意識するだけで気分がずいぶん変わることも多いですよ。

怖れや不安とどんな観念をつなげているのかに気づく

体力もあまりないので頑張りすぎないよう気をつけていたのですが、完璧主義なところがあり、頭で考え過ぎるところをどうにかしたいです。

完璧主義ならば、きっと「全ての不安をなくしたい」と考えてしまうかもしれませんね。

ただ、残念ながら生きていれば不安はなくなることはないと僕は思います。

むしろ「不安とどう付き合うか」のほうが大切で、問題を解決することに躍起になることで更に不安が増すことも多いものです。

ただ、一度不安が気になると止まらなくなる方もいるんですよね。

その場合、一度立ち止まってこう考えてみるといいでしょう。

「どうしてこんなに不安ばかり気にしているのだろう?」
「不安や怖ればかり見つめているのは、自分が何を避けたいからなのだろう?」

本当にあなたが解決したい不安は、もしかして別にあるのではないか、という視点ですね。

そもそも慣れない仕事という状況に置かれれば、多くの人が不安を感じるものだと思います。

ただ、僕の知り合いにこんな人がいます。

「今度新しい仕事に就くんだけどね。何も分からないで仕事に行くあの緊張感がたまらないんだよね。」

そりゃー幸せな人だな、と僕も思うんですけども、実は「不安」をいい意味での緊張感と捉え、楽しんだり受け入れている人も実際にいるのです。

しかし多くの人は「不安」を嫌うことが多いようです。

嫌うから余計に解決したくなるわけですよね。

そう考えると「アレコレ不安を考えること」の前に

「私は不安をどんなものだと扱い、どんな理解をしているのだろうか?」

この部分の整理が重要になるんですよね。

僕はこれを「感情に付随する観念」の問題だ、と考えています。

そもそも怖れも不安も悪いものではないのです。

怖れや不安がなければ僕たちはいつも傷ついてしまいますからね。

しかし多くの人は怖れや不安を「歓迎されないもの」としている場合が多いもの。

それはなぜなのでしょうか。

ここを理解していくために、自分の中で「不安や怖れ」をどんな観念とつなげているのかを見つめてみるのです

もちろんこの答えは人それぞれです。人それぞれ「不安や怖れ」に対する観念を持っていますから、「これが答えですよ」と僕が言い切れるようなものではなく、カウンセリングレベルならお話を伺ってそのパターンを分析していく作業が必要なんですね。

なので、今日は参考までに、僕の中にあった「不安や怖れ」とつながっていた観念をご紹介しましょう。

僕は「不安や怖れ」を感じると、「置いていかれる」と感じていました。

不安や怖れと「見捨てられる」ような観念や感情がくっついていたのです。

それは子供の頃、僕が母親が急に姿を消す体験をしていて、そこで不安と怖れを強烈に感じた経験があったのです。

もちろんそういった不安や怖れは抑圧し、心の深いレベルに沈めてしまうもので、大人の自分が思い出すことはなかったのです。

が、カウンセリングやセミナーでじっくり内面を見つめていくと「母親がいなくなる・僕を置いていく」という小さな頃の「誤解」がココロの深い部分に眠っていたのです。

つまり僕の内面は「怖れや不安」を感じると「置いていかれる」と反応をしていたんですね。

ゆえに、誰よりも必死こいて頑張って燃え尽きた時期があります。

思い出せば、いつもパートナーにもフラれるんじゃないか?という疑いをたくさん持っていた時期もあります。

だから怖れや不安自体を嫌っていましたし、頑張ることも考えることも止められずにいました。

立ち止まったら「これだけは避けたい」と思う状態に陥ると思い込んでいましたから。

だから、かつての僕も「何があっても頑張らないとマズい」としか感じていなかったわけです。

ちなみに、この誤解を解いてから不安や怖れとじっくり向き合うことができるようにはなりました。

怖れや不安自体に向き合えると、確かにいい気分になることも少ないのですが、耐え難い苦痛や、絶対に避けたいという思いは手放せるんです。

だから「まぁしゃーないな」と思えることもあれば、「本当にこの不安や怖れが必要?」と客観的に考えられるものなんです。

しかし、怖れや不安を嫌ったり、必死こいて逃げざるえをえない状態ですと、なかなかこのように考えられないので、不安や怖れに対処するためについつい必死に考え込んでは疲れ果ててしまうわけですね。

この話はちょっと難しいかもしれませんし、もし深く心を扱うにはココロの専門家と共に行ったほうが安全です。

が、例えば「私はどうして不安や怖れをこんなに嫌っているのだろう?」と考えていくことが「何事も考えすぎるクセ」を手放すきっかけになることもありますよ。

そもそも不安や怖れは悪いものじゃない、けれど、それをとにかく嫌うとしたら「私は何を感じているのだろう」と考えてみる。

これは仕事でも恋愛でも使える自分の心の見つめ方の一つです。

参考になりましたら幸いです。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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