こんにちは。

心理カウンセラーの浅野寿和です。

今回もいただいたご質問にお答えしています。

テーマは「彼の言う”大丈夫”の意味がよくわからない」

口癖のように出てくる「大丈夫」。

・・・一体何が大丈夫?

平気だよ、なの?
問題ないよ、なの?
強がってる?
今は関わってほしくない?

「大丈夫」って言われているのに大丈夫じゃないって感じちゃうし、それって本心なの?と疑っちゃうこともありそうですし。

かといって、相手は大丈夫って言ってる以上、そう信じるしかない。

あーもやもやする。

ということで、今日は2つのご質問にお答えしたいと思います。

いただいたご質問はこちら

浅野カウンセラーに質問

付き合って1年になろうとしている彼との交際は順調なのですが、ひとつ悩みがあります。

彼のいう「大丈夫」の意味がわからないことです。

例えば、彼が仕事が忙しく部屋の片付けができていない状態で、私が掃除や洗濯など手伝おうとして「大丈夫だよ」と言われたとき、遠慮して言っているのか、触れないでほしくて言っているのかが判断できないのです。

普通は表情とか言い方で判断されるのでしょうか。
色々注意して見ても、それで彼の本心はきっとこうだなと思える自信がありません。

彼が普段から嫌なことを嫌というタイプではないからわかりにくいというのもあります。

でも、1番は私自身がNGの少ない性格が原因なんじゃないかなと思います。
他人の自慢話にイライラしないし、遅刻をされて数時間待たされても何も思いません。怒ることが人生でほとんどありませんでした。

なのでつい自分も同じことをしてしまい、そこで怒りを買ってダメなことだとはじめて気付き、自分も人にしないように気をつけるようにする、というのを繰り返してきました。

今はもう良い年なので人を怒らせてしまうことはありませんが、そういう土台があるせいで、また気付かずにやってはいけないことをしているんじゃないかと思っています。

恋愛では特に、仕事や友人関係以上のやりとりをするので、はじめてのシチュエーションに当たることが多いのです。

仕事中は同じように大丈夫と言われても手はいらないか助けてほしいのかわかるのですが、距離が近い人のことほどわかりにくいっていうことはあるのでしょうか。

ネタ募集ネーム:ぽむぽむぷりんさん

「大丈夫」と口にする人・7つのタイプ

はい。今回のご相談のメインテーマとはズレますけど、
まずは、人が使う「大丈夫」という言葉の意味からふれていきますね。

いろいろあるでしょうが、僕の経験上、大丈夫と口にする人にはいくつかのタイプがあると思っていますよ。

本当に「大丈夫」だと思っている。

これはそのまま「大丈夫」と伝えているケースですね。

”100人乗っても大丈夫”と同じ意味。

口癖として「大丈夫」という言葉を使っている。

これは飲み屋での「トリビー」みたいな感覚ですね。

普段からの口癖として大丈夫という言葉を口にするケース。

この場合は本人も自分で何を感じているのかよく分かっていないかもしれません。

深く掘ればいろいろ考えられますが、あまり気にしなくていいかも。

おはよう、こんにちは、の代わり、みたいなものですね。

本当は大丈夫じゃないから「大丈夫」

ふ本当の気持ちを話せない(普段から感情を抑えて隠している)人や、
自分の気持ちを悟られたくないと思う人は、こういった話し方をするでしょうね。

本当は気づいてほしい気持ちがあるんだけど、それが自分から表現できないタイプの人に多いです。

相手に遠慮してほしいので「大丈夫」

これは「NO」という意思表示が苦手な人に多いですね。

相手を傷つけちゃうんじゃないかな(自分がはっきりNOと言われると傷つくので)大丈夫という言葉を選び伝える。

意味としては「No」と伝えているイメージです。

それに気づいてね、と。

恥ずかしくて「大丈夫」って言う癖がついている。

恥ずかしがり屋タイプは、何をしても大丈夫って反応するかもしれません。

これは、恥ずかしいので感情を刺激しないで、という意味です。

もちろん本人の感情としては大変なことになっちゃってるかもしれませんけどね。

相手に負担をかけたくない「大丈夫」

相手のことを思い、負担をかけたくなくて「大丈夫ですよ」と伝えているケース。

その人の本心が「本当は助けて欲しい、サポートが必要だ」と思っていても、相手のことを考えたり、自分自身が相手の負担になりたくないと感じている場合に出てくる言葉ですね。

なかなか受け取らない、受け取りベタな方から多く聞く言葉でしょうかね。

言ってる側は悪意なし。でも、こちらは拒絶されている感じがするかも・・・。

「ありがとう」の代わりに「大丈夫」と伝えている。

自分が相手から何かをしてもらって感謝しているときに「大丈夫」と伝える人もいますね。

遠慮のニュアンスと感謝のニュアンスが重なっているようなイメージです。

その他にも、実は相手にムカついているんだけど、相手の手を借りるのが癪だから「大丈夫」といって怒りを使って分離する人もいますね。

距離が近い人の気持ほど見逃すことがある

仕事中は同じように大丈夫と言われても手はいらないか助けてほしいのかわかるのですが、距離が近い人のことほどわかりにくいっていうことはあるのでしょうか。

うーん、それはあるっていえばあるかなぁ、と思います。

むしろ、そうだから揉めるんじゃないですか?夫婦やカップルって。

そもそも、近い距離にある人にだけ、曖昧に伝える人もいますよね。

いろんなことをパートナーには思うものですけど、

好き、嫌い、ムカつく、出ていけ・・・

そんな風に素直に言うのが「ハズい」「キモい」みたいに思う人もいます。

ただ、相手も同じかというと、そうとは限らない。

特に恋愛感情を持つと「相手とひとつになりたい」と感じる人もいますからね。

ときどき距離を取られてんのかな、と思うこともあるんじゃないでしょうか。

誰もが瞬時に相手の真意を見抜けるのか?

さて、ここが今日の本題になるんでしょうね。

普通は表情とか言い方で判断されるのでしょうか。
色々注意して見ても、それで彼の本心はきっとこうだなと思える自信がありません。

・・・まず、自信がないって不安ですよね。

そういったお気持ち、素直に書いてくださってありがとうございます。

で、ご質問にお答えすると・・・

多くの人は、言語的要素だけでなく、非言語的な要素を頼りにして、相手の様子をうかがってますよね。

ただ、100%分かっている人はいないと思いますよ。

「あなたのことはね、なーんでもわかるの」とか言われたら怖くないですか?(笑)

僕は口が裂けても言えねぇな、と思っています。

裂けたことはないですが。

多くの人は

  • ある意味自分の中に蓄積・データベース化された「こういう反応のときはこうする」という経験や知識
  • 視覚、体触覚、聴覚などを使った情報収集
  • なんとなく相手の様子を”察する”という感覚

そういったものを使って人は人を見ていることが多いでしょうね

ただ、どこまで正確やねんと聞かれたら、「個人差があります」が答えかな、と。

なので、分かったつもりになっていないあなたは、きっと誠実な部分もお持ちなんだろ思います。

ただ、ご質問の文面を見ると、ちょっとお困りの部分もあるのだと思います。

そんなときは、分からないことで自分をお責めにならないよう・・・いや、違いますね。

おそらく「相手の真意を捉える自信がない」という不安にフタをするために、自分を責めてしまう可能性があるようなお話のように思います。

もしそうだとしたら、責めるのは・・・今は、ある意味仕方ないかも、です。

ただ、度が過ぎないようにしていただきたいのと、別の対策を持っていただきたいですね。

別の対策とは、

  • 彼と話せるなら、そのお悩みを率直に話してみる
  • 周囲に聞ける人がいるなら、聞いてみる
  • 本当にわからないことでお困りなら、一度カウンセラーに相談してみる

わからない”困りごと”をそのままにしておくよりはずっといいと思います。

カウンセリングであれば、どこでお悩みなのかも理解することができるやもしれませんし。

最後に

ただ、パートナーと言えど、”違い”、ある意味当然に存在するもの。

常に二人が一致するものではないはずですよね。

だから、その違いを超えて自分なりに相手を見ていればいいですよ。

怖いのは、あまりにも彼のことが分からなすぎて、自分が彼の下の”立ち位置”にズレてしまうこと。

こうなると、気まずいし、申し訳ないし、一緒にいないほうがいいのかな、と思ってしまう。

そんなときはカウンセリングなどをうまく使って、ズレを修正してみてください。

その上で、お互いに相手の好意に感謝していられる関係になれればいいですよね。

それでも困ったことがあれば、いつでもセッションにお越しください。

できる限りお力になりますよ。

以上です。何か参考にしていただければ幸いです。

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ABOUT ME
浅野寿和 | 心理カウンセラー/トレーナー
恋愛・夫婦・仕事・生き方の中で、「ちゃんとやってきたはずなのに」そんな感覚を抱えやすい人のご相談を多くお受けしています。 個々のご相談を心理学の視点で整理して、明快に言葉にしていくカウンセリングが人気。 キャリア17年・臨床実績10,000件/東京・名古屋・オンライン対応。リピーターさまが多いカウンセラー。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。
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