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子どもに持病が遺伝してしまったら…。と考えると、色々と行動しにくくてしんどいです。どう考えたら楽になれますか?

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日は朝からワークショップの準備、の合間にブログ更新。いや、間に合うのか?と思いつつ、ちゃんと間に合わせる自分、エライ( ̄ー ̄)ニヤリ

それでは今日のコラムです。

今日も頂いたご質問からのコラム。ただ気合が入りすぎてかなり長文化しております。よろしければお付き合いください。

子どもに持病が遺伝してしまったら…。と考えると、色々と行動しにくくてしんどいです。どう考えたら楽になれますか?

(匿名さん ※原文のまま掲載させていただきました)

この度はネタ募集コーナーにご協力、ありがとうございます。

なるほど、これは切実な問題ですよね。僕も同じ悩みを抱えていましたから、何か参考になればとおもいつつお答えしたいと思います。

それでは本題へ。

悩みとは思考にあるもの
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我々の世界の言葉に「エゴは笑わない」というものがあります。

そもそもエゴって「自我」のことを意味しているのですが、自我とは「自分自身に対する、各個人の意識・観念」のことを意味します。

「私が私というものを捉えている意識、視点、思い込み」というようなイメージと書きますと分かりやすいでしょうか。

そしてそもそも「悩み」は、この「私が私というものを捉えている意識、視点、思い込み」の中から生まれて来ることがほとんど

逆に

「私は素晴らしくて、愛があって、魅力も価値もある」「問題があってもそれでいい、それが私」

これはきっと多くの人の本質なんでしょうが、この本質からは悩みや問題は生まれにくいものです。

今回のご質問、「子どもに持病が遺伝してしまったら」という意識は、あなたのエゴから生まれているもの、とも言えそうです。

つまり、「匿名さんが、ご自身というものを捉えている意識、視点、思い込み」から生まれているということです。だから一人で考えるだけでは、なかなか答えが出ないかもしれないですね。

少しだけ僕の話をします

ただ、今回いただいたご質問では「どういった病気のお話なのか」までは書いてくださっていないので、そこで何か参考になればと思い、少し僕の話をしますね。





僕もこの発想に長い間はまり込んで、子供を持つことを躊躇し続けた過去がありますよ。僕にはかつて重度のアトピー症状があり、ぶっちゃけ死を覚悟したこともありましたっけね。

今も血液検査をすれば正常値との違いは明らかで、すぐにアレルギー反応を起こしてしまいます。


もちろん僕の持病がどれだけの確率で子に遺伝するのか?ということも知っていました。

だから確実に遺伝するわけではない、と僕は知っていた。

しかし遺伝するかもしれない、という可能性も知っていた。

だからこそ僕は「子供を持たないことが子供へ愛だ」と信じて疑わなかった時期がありますよ。

自分自身がよく知っていたからです。重度のアレルギー症状と向き合う苦しさ、辛さ、不自由さを。

こんな思いを知っているのに、もし自らの子供にこの症状を伝えてしまったら、どれだけ悔やんでもくやみきれない。そんな思いが消えることはありませんでしたね。

もちろん、その本質は「もし生まれてきた子供が重度のアレルギー症状を持っていたら、僕は常に罪の意識を感じて愛せないかもしれない」という自分の怖れでしたけどね・・・。

その中で僕が選んだのは「子供に遺伝する確率があるなら、それは排除したい」だったんです。

それがその当時の僕の想い、いや、愛だと思いこんでいたものです
だからこのレベルでは「僕は子供を持たないという、正しいことを選んだ」となります。

そしてこれは「とても正しい答え」のようにも感じられるのです。

ただ、実はこれが大きな問題だったことに、我が大師匠のサポートで僕は気づくことになります。

「君は全く子供のことを信頼していないよ。
君が信頼しているのは自分が毒であるという自己概念だけだね。」

そう言われた時にガツンとアタマを叩かれた気がしたんですよね。

あぁ、僕は

「自分が毒であって、この毒を人に与えないように、自分だけで抱えて死ねばいい」

・・・それが愛だと誤解していたんだな、と。

それは僕の中のひどい自己攻撃であり、犠牲であり、罪悪感の結果でしかないわけです。
しかし僕は本気で、それぐらいしかできることはない・・・と信じてもいたのです。

忘れていたんですよ、ほんとうに色々なことを。

僕が病で悩んでいた時も、どれだけの人に支えられて生きてきたかを。

そして、僕ほどのこの病を熟知していて、どうサポートすればいいのか知っていることを。

もし誰かがその苦しみを感じているなら、誰よりもその思いを受けて立つ覚悟を持っているじゃないか、ということをね。

 

人は辛い思いをすると自分を責めるものなのです


ただ心理をじっくり学
ぶと、こういった事に気づきます。

人は「自分にはこんな持病がある」「人にいじめられてしまった」「人には言えない苦しみがある」



そういったものを抱えると、なぜか自分を責めるのです。



「自分はどうしてこういったものを所有しているのだろう」

この理由として「自分が悪いのだ」「自分は毒だ、問題なんだ」という答えを用意して、「わたしを愛してくれた人、支えたくれた人に申し訳ない」と自分を責めるんです。

だから、例えば、いじめを受けた人が、あまりに自分を情けなく感じ、申し訳なくて誰にも相談できず悩んでいる、ということが起きるし。

だから、病気をいう問題で自分が苦しんでいるのに、人に対して申し訳無さを感じるのです。




これと同じような心の動きで、どうしても子供を持つ・持たないということで強い葛藤を持つのだと思うんです。

自分を許す、信頼するということ

大切なことは、私の中の葛藤の原因、そのエゴ・自己概念に気づくこと

そして、自分を許すことです。

あなたの(自覚できている・できていないかは別にして)罪悪感が人生を止めてしまうんです。

これが最も大きな問題なのだと僕は思います。


もちろん「子供を持つか持たないか」はそれぞれ個人の選択で、どちらが間違っているという話ではない、と僕は思います。どんな人生があったっていいでしょうね。

しかし、そもそもこういった葛藤は「子供を愛したい」であるとか、「私が女性としてできる愛情表現として、パートナーのために産みたい」そういった思いがなければ存在しないと僕は思います。

少なくとも、そういった愛を持った自分を、罪悪感から解放し許すこと。

それが、あなたの未来、幸せにつながっていくでしょうし、あなたに後悔は残さない生き方に近づくとは思いませんか。

そうなれば、もしあなたが未来、子供を授かった時、子供と向き合う気持ちも強まりますし、あなたの問題を持って人を愛することだって可能です。

ただ、僕たちは・・・いつもそんな強さを持てるわけじゃない、そう僕は思うんです。

それぐらいここで登場する罪悪感は、私達が思考で想像する以上に超強力です。どれだけ言葉を尽くしても表現できないほどの強敵、僕はそう思います。

とても巧妙に「正しさ」を持って「お前は幸せを望むべきではない」と自分の中でささやき続けるのですからね。

そして、あまりに罪悪感が強いと、この問題を人に相談することすら躊躇するので、どんどん一人ぼっちになってしまうわけですよ、どれだけ苦しくてもね。

だから僕は「まず人にこの悩みを話す」ことからはじめました。それすら勇気が必要でしたけどね、その当時は。

ちなみに

「私は子供を心から愛する準備ができています」
「私は子供を大切にできる人間です」

と宣言し続けた時期もありましたよ。

ただ、罪悪感や痛みが強い時は、この言葉が「嘘だ・・・」と感じるんです。だからまずは自分を許すための材料集めから始めたわけなんですけどね。

その後、妻と僕は不妊治療のプロセスで様々な葛藤をまた感じることにもなります。が、その時救ってくれたのはこの「自分を許す」「すべてを許す」という発想でしたね。


僕はこういった経験を持っているので、妊活・不妊治療・子供を持つ持たないという葛藤のお話、最近良く伺うようになっているのかもしれないですね。

***

匿名さんも、どうしても一人では出ない答えがあるなら、まずは自分を許すということはどういうことなのか?を学んでみてください。すると、いかに自分が自分を追い込んでいるかが見えてきます。

それはあなたの愛に反することなのです。そして自分自身の心を削ってしまうことなのです。

あなたが自分を許す道を歩めば、きっと後悔のない選択ができるでしょうし、心も楽になります。

そのために、できれば一人で頑張らず、その思いを分かち合ってください。それがスタートになると思います。

どうか匿名さんがその葛藤から抜け出せますように、と心から願っています。

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