恋愛・夫婦の心理学

忍耐女子が心を癒やすと最強になる理由 その12 ~私の感情に気づくだけで変化する関係性もある、という話~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、僕は一人で京都に向かっておりました。流石に小さな子供を連れて行くと即風邪をひくので、今年は一人で。

久々に京都で下車しましたが、うん、日本のお正月を体感できた気がします。ちなみに下車時は晴れていたんですけどね、帰りはみぞれでしたね。この寒さもお正月っぽい。

では、今年も今日からブログをボチボチ更新してまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

感情は感じて解放するとその影響力が薄くなる、というシンプルな法則

カウンセリングの中で「クライエント様に『感情』を感じていただく」アプローチって僕はとても大切にしますし、クライエントさまの日常でも「いい感情を感じていただけるようなアドバイス」をさせていただくことって多いんですよ。

僕達は日常で感情を感じて生きていると認識していることは稀なんです。むしろ頭のなかであーだこーだ考えている事が多いんですよね。

カウンセリングではいろいろなご相談をいただきますが、いわゆる思考の範囲を超えて、感情レベルからの問題解決の視点を持つことができると、パートナーとの関係がよりよい関係になることがあるのです。

今日はそんなケーススタディ。

ある女性(30代)のお話。

職場恋愛の中での男女関係のもつれ・・・というと、なんだかサスペンスっぽいですが。

彼女には今、同じ職場でお付き合いしている彼がいた。

しかし、最近彼との時間もあまり取れずで、今の関係に疑問を持つようになっていた。

そんな時、会社の同僚の別の男性が彼女に近づいてきたそう。その男性はいろいろ親身に彼女のことを心配してくれ、仕事の面でもサポートをしてくれるようになり、プライベートでも少し会うようになった。

彼女は「今のカレとの関係もどうだろう?」と思っているからこそ、この男性の方がいいかも?と思ったわけですが、しかしその男性は既婚者でした、という話。

「さすがに既婚者はないな・・・」

彼女はそう思い、その男性とは距離を置くようになります。

すると、なぜかそれから別の既婚者男性に言い寄られること数回。

一体どうなってるのよ、と彼女も思い悩むようになり。
しかし、気持ちが動いている私もいて。

とはいえ、そんなこと彼に相談できるわけもなく、むしろ「あなたがもっと関わってくれたら・・・」だと思うようになり。

友達に相談しても「それってモテるってことがいいたいのよね」とうっかりマウンティングと勘違いされそうになる始末。彼女にはそんなつもりはないのにも関わらず。

ということで、彼の気持ちがわからないし、今の私のことも考えたいということで、カウンセリングにお越しいただいた、というケース。

***

もちろんこの話、見ようと思えばいくらだってネガティブに見ることができますね。ただ、実際お話をしてくださる彼女は、ホント純粋にお悩みになっているんだな、と僕は感じたわけです。

彼女はそもそも普通に自立した女性。お仕事も普通に頑張っておられましたしね。若干、物事抱えがちな傾向がありましたが。

だから、彼に対しても不満を抱えつつも上手にお付き合いをされている様子でした。

ただ、彼女ご自身もおっしゃっていましたが、若干言いたいことをズバズバっとお話になる女性でもありました。

そんな自分は嫌だった過去も今は通り過ぎ、ま、自分の気持ちはできる限り言うようにしているそうです。

なので彼女は「私が我慢していることはない」と感じていたんですよね。私が我慢していることなんてない、と言い切っておられたその光景、僕にはとても印象的だったんです。

ただ、僕は若干厭らしい、いや、妙な視点を持っておりまして。

そもそも「私が我慢していることなんてないですよ」とおっしゃる人が、なぜ彼と気持ちが通じ合っていないんだ?と考える(笑)

・・・やだやだ、このカウンセラー( ̄ー ̄)ニヤリ

ただ、そういった部分を疑ってかかっているわけじゃないんです、僕も。

「きっと今までもこのように感情を扱いながら、頑張ってこられたんだろうな」とそのお気持ちを推し量っているんです。

***

自分では自覚なく、しかし抑圧された感情。

こういったものは私達の中に山ほどありますね。

彼女の場合は「私の気持ちを理解されたい」という思いがずっと眠っていた、ということが僕の慎重・かつ明晰な分析によって見えてきます。彼女はいわゆるしっかり者気質なのですね。

ただ、ご家族のことや今までの恋愛などのお話を伺うと「母親にはまだいいたいことが言えるが、父親とはもう数年話していない・・・」という話。

なるほど・・・。

でも単純に、彼女の中に「父親に理解されたいという思いがある」とだけ考えるわけではないんですね、ここでは。

僕たちは「自分の気持ちに無頓着であるだけ、人の気持ちも無頓着になる」ことがあって。

例えば、父親との相互理解があまりない・父親との距離があると、それが転じて「男性の気持ちがなんだか理解できない部分がうまれる」という僕の中での考え方があるんです。

それが今の彼に向かうので、彼女も彼の素直な気持ちがわからなくなるんですよね。

しかし、お互いに何気ない会話でも自分の中の気持ちを素直に話していると、お互いがよく理解できるので、妙な距離感が生まれにくくなるものだ、と僕は思うわけです。

彼女は確かに、表面上の言いたいことは伝えている。

しかし、彼女は彼に理解されたいという気持ちをずっと押し殺してきたのかもしれないな・・・と。

むしろ理解されたいというちょっと心の柔らかい部分を、上手に見せないようにするために「自分の言いたいこと(今思うこと)」を口にされてきたのかなぁ・・・と。

そんな心の動きが推測ができたといいますか。

また、もし彼女のココロが、私を理解してくれる男性をずっと求めている、という状態なら。

そこに登場するのが「私を理解してくれる男性」。今回の場合は既婚者、となっているのかもなぁ、というイメージですね。だから言い寄られる、という考え方もできなくはないんです。

***

なので、彼女の中に眠っている「未だ未処理の感情」を解放していただくようなプロセスをカウンセリングの中でご提案した、というケースなんです。

実際、ご自分でもびっくりされるほどに「こんなに寂しかったんだ、私」と彼女もおっしゃっていましたっけ。

普段自立的に生きていると、どうしても「寂しくて、理解されたい気持ちがある」ということに無頓着になるんです。まぁそこにある感情が抑圧されるんですよね。

その抑圧された感情はなくなるわけじゃないので、いわゆる勘がいい男性には気づかれますもんね。

だから、彼女にはそういった感情に気づき、解放し、彼にあなたの気持ちを全て伝えてみてください、といったお話をしましたね。

それは寂しい、という話だけでなく、彼のことを想っていることも含めて。手紙にしてみては?とご提案しました。

彼女は彼を受け止める力には溢れていましたんで、彼女をもっと分かりやすく、欲しいものは欲しい、愛したいことは愛したいと伝えるだけでいいんだろう、と考えたわけです。

すると、彼の態度も変化して、彼女に今まで以上に関わってくるようになったそうですよ。

何だか不思議ですけどね。

きっと彼も彼女のその気持ちになんとなく気づいているんでしょうけど、自分が寂しがらせていると彼が認識しているなら、ちょっと彼からは動きにくいのかもしれないですよね。

ちなみに・・・。

私たちはつい自分の気持ちを隠していると、相手に気持ちを伝える時に「私はこう思っています」とだけ伝えるわけじゃないんですよね。

「私はこう思っている、だからあなたはどうなの?」とか。

「私はこうなのに、どうしてわかんないのよ?」とか。

「私はこう思っている」をすっ飛ばして、怒ってますよ、不満ですよ、寂しいんですよ、とだけ伝えちゃうことも少なくない。

そんな時ほど、私の気持ちだけを素直に伝えるほうが、男性の心に響きやすいといいますかね。それはもう僕もよく知っている話でして(笑)

それぐらい私たちは恋愛や夫婦関係の中で、つい隠している・我慢している気持ちがあると、自分でも思わぬカタチで相手に気持ちを伝えてしまうことがあるのかもしれませんね。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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